鍋の季節の〆に(飯自爆テロ)
軍曹の武器は
薙刀に決定した。
軍曹は大きさが
自由に変更が出来るものの
蜘蛛の脚が有るため
棒 槍 薙刀等の
高所遠距離からの
長物になるわけだが
槍に比べて
撫切り要素が増えるので
薙刀に決定した。
蜘蛛糸を生かし
弓と矢?で攻撃するのも良いが
彼女はどちらかというと
高速機動で戦列をかき回し
敵を蹂躙する方がいいそうだ
そんな事を話しているうちに
夕食となった。
◇◇◇
夕食は魚と野菜で
味噌味のちゃんこ鍋を振る舞う
そう闇精霊さんの加護パワーで
待望の味噌が完成したのである
「ご主人様~このミソって本当に美味しいですね~」
「魚とミソってめっちゃ合うよな。辛めの酒のツマミにはバッチリだ。」
「逆に魚だけ、味噌だけだとまた違う味になるんだけどな。あぁ鍋が旨いのは知ってるけど、皆ホロ酔い程度で止めとけよ~ダークさん?どう?美味しいだろ?」
「うん!こんなに美味しくなるんだね~不思議~♪」
「ムキー!でも美味しいね~このミソ~」
「闇精霊さんのお仕事のお陰です~ウんマーい」
「闇精霊さんのダークさんにカンパーイ」
「「「カンパーイ!!!」」」
ワォーン
門の方から遠吠えが
「あれ?ウルとルフが帰ってきた?タイミングもちょうど良いタイミングだな。晩飯時に帰ってくるとはまさにバッチリだ。ちょっと 門を開けてくるな」
「あ、ご主人様、私が出ます~」
「あ、殿~?大丈夫です。この糸を引っ張りますと、門が開きますのでスパとパイに後で閉めて貰えば大丈夫です。ウルとルフと後数頭居るようです。」
ウルとルフが帰ってきた。
二頭の頭を撫でる
撫でながら
「お帰り~」
二頭は争いながら
頭を俺の手に擦り付ける
「ガウ」
紹介しろと言わんばかりに
着いてきた雄の狼の
二頭が声をあげる
「「モー」」
牛も二頭引き連れて
帰ってきた
フェンが通訳する
「こちらの二頭の狼は彼女達の番?旦那になるらしいです。で、こちらの二頭の牛は暴れ牛の番らしいです。ご主人様が暴れ牛の乳を肉屋で欲しがってたのを見てて、途中で見つけたのでついでに連れてきたそうです。」
「暴れ牛の生息域がこの辺りにあるのか?で?彼達は俺達の群に入ることは承諾済み?人間が居ることや、フェン達他の魔族等々が居ること承諾済み?彼女達がフェンの部下で有ることも?」
「力で捩じ伏せたそうです。」
「えー?ま、まぁ、とりあえず、ウルとルフはこれを食べててな。新入り君達はこっちな?」
ウルとルフの食事を出す。
新入り狼達の食器を創る
「お座り、待て、お手、お代り、伏せ、良し」
リズミカルにテンポを合わせて
お座りやら伏せをしていく
ウルとルフはもうすっかり
我が家の子なのである。
新入り君達もそれを
見習ったのか大人しく従っている。
暴れ牛の二頭は
鶏の隣に牛舎を作る
牛舎の周りを
2メートル程の高さに土で囲む
「あぁ、これ?ご主人様に改造して頂いたのよ」
フェンはウルとルフに
話しかけている
「あぁ、そう言えば二人とも調度良い所に帰ってきたね。とりあえず皆の分の鎧を考えててね。フェンと軍曹はフルモデルチェンジしたばかりなんだ。明日はウルとルフの番だね~」
ウルとルフは首を傾げている
「「くぅ??ガウ!」」
「付けても動きにくくなければ良いそうです。」
「ご飯の後で考えようか?エリーとアルもそれぞれ、どんな防具が良いのか考えててね。スパとパイはもう聞いてるから」
「「はい、了解しました」」
「スゲーよな、うちのご主人。フェンさんも軍曹さんも、オークキングですらもう余裕でぶっちぎりらしいよ?それを軽々と、改造しちゃうんだから。」
「魔石って魔物のコアだからね。魔物の力をそのまま防具や武器に使用しちゃうんだから。魔石を3つ使った鎧それが国宝レベルなのだけど、普通の鍛治屋が、鎧に魔石を組み込んで作るのに何ヵ月も掛かるらしいよ?俺の師匠の師匠が国宝レベルの仕事したらしくて、昔自慢気に話してくれたんだが」
「うちのご主人様、確か魔石を10個以上も使ってたよな?あの鎧とフェンさんと軍曹さんも?わずか一日で全部やっちゃったよ?」
「ステータスがもうとんでもない数字に、なっちゃっているらしいよ?本人も怖くて、あまり見たくないらしい。」
「へー」
◇◇◇
フェンと軍曹
「軍曹?軍曹もずいぶん可愛らしくなったわね」
「フェン姉様とラクネさんを参考に作って頂きましたので。フェン姉様もとても輝いていますわ」
こめかみに血管を浮かべつつ
薄氷を踏むような会話が
有ったとか無かったとか
◇◇◇
ヨシヒロと新入り
「まぁ、よろしく頼むよ?新入り君達にカンパーイ」
「「「カンパーイ」」」
「ウルとルフが力で捩じ伏せたらしいけどよろしくなー」
「かかあ天下ばんざーい」
「嫁さん関白ばんざーい」
「「「あ、な、た?」」」
「「「さーせんしたー」」」
「だめだー酔っ払いの天丼が止まらないー」
「天丼ってなんすか?」
「えっとねー、同じようなお笑いネタを重ねて来る事だよー」
「そうですねー」
「あれはね、酔っ払っているようにみえて、実は旦那さんが嫁さんに甘えている説もあるから、素人の独り者ははしゃいで茶々を挟むと痛い目もしくは寂しい目に遭うから、素人の独り者は手を出さない。お兄さんとの約束だ。分かったね?」
「「「はーい」」」
「旦那ー冷静に解説しないでくださいやしー、あっしらが恥ずかしいじゃないっすかー」
「独り者には目の毒ですからねー」
「そうだそうだー」
「むー」
「そんな事より、皆のもの鍋の具材を全部上げて、ご飯と卵を投入し鍋の最後の砦、オジヤを攻略するのじゃ。皆の衆早速準備にかかるのじゃ。」
「「「おおおーっ!!!」」」
「ご飯は各自食べる分を目安に 茶碗一杯が目安。出汁を吸ってご飯も膨らむので、ご飯も入れすぎないそこも重要だ。自分のお腹のすき具合と相談だ」
「はい、このようにいい感じにグツグツと、泡が出始めたら火を止めて」
「卵を解いたのを鍋の上から、お玉と箸を使い輪を何度も描くように」
「卵を投入したら、蓋をして蒸らして完成です」
「さぁさぁ各自食べる分を器によそい、このネギを散らして温かいうちに召し上がれ~」
◇◇◇
じゅるじゅるじゅる
ふーっ ふーっ ふーっ
ガサガサガサ
「熱っ旨っ熱っ」
「魚の出汁と卵のふんわりがミソの旨味と」
「ご飯が止まらない。もう一杯が止まらない」
「ミソの鍋ウマッ」
「これ、私らが食べてたお粥じゃ全くないよ?こんな風に作るのかーご飯フワフワ出汁ウマー」
「このご飯のウマさ、ご主人様が作るのこだわったのが判るわー」
「鍋の〆はオジヤ、これ至高」
オジヤは当然お米一粒
すらも残りません
これ0時投稿ですよね
皆ゴメンねゴメンねゴメンねー




