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アイアム エルダーヒューマン

本日2作目

 やれやれだ。

 とうとう俺とっくに

 人間を辞めちまってるってよ。

 とはいっても

 石仮■を被ったわけではないよ?


『貴方様のおかげで、この世界の行く末が、大変大きく変わりましたからね』


 どう変わったの?


『貴方を召喚したあの王国があのまま存在し続けていれば、度重なる他の世界から召喚する人や物の質量数の流入数の増大により、いずれこの世界いえ?この宇宙その物が収縮方向に加速をし特異点に向けて大収縮をはじめていた事でしょう。貴方の存在を認知したことにより、私もその事実を認識できました。』


 あぁ、宇宙の総質量が

 大きければ大きいほど

 重さつまり重力により

 宇宙そのものが

 収縮するって奴だな

 ダークマターとか言ってたか

 この世界ではそうなのか

 収縮と拡大が

 均等になる微妙なバランスの上で

 成り立ってたのね


『はい。質量が増え続ける事は、この宇宙の運命そのものにも影響が有ることですしね。その上、この星に貴方がもたらした文化はこの世界の文化レベルを数世紀飛び越え、また学校と言う教育システムが、この世界の文化を加速せしめた事も大きいのです。学校自体この世界では、あと数世紀以上先に生まれる予定でした。石鹸という物はこの世界の人間に『清潔』とは何かと考えさせるのには充分でした。音楽、運搬、娯楽等々、いずれも数世紀以上、この世界の文化の針を進めています。麦だけだったこの世界の食料事情に、米の料理法を確立し、本来出るはずだった各時代の多数の餓死者を著しく激減せしめた。それにより将来はるかに人類の数が増え、それもまた文化の加速や発展に寄与しています。また、ヨシヒロさんが保護した奴隷さん達の子孫も、私の世界の発展に寄与し続けていきます。』


 いやいやそもそも

 そんなつもりで

 やったんじゃ無いんだが。

 もといた世界の真似事を

 自分のために

 この世界のスキルで

 再現して見せただけだ


『それでもです。滅びの確定していた世界を救って頂いた上に、文化の針を何段も進めて頂きました。私は諦めていた。私の担当する世界はこんなものか、これまでなのかと。でも貴方が来てくれたおかげで波が広がるように、この世界が塗り替えられていく。その様が私にとってとても嬉しかったのです。誠にありがとうございます。』


 で、嬉しくなって

 加護を与えたら

 こうなったと?


『はい。精霊の加護と神様の加護を共に与えられた人間等、今までこの世界には存在していませんでした。よもやこのような結果になろうとは』


 神様って言っても

 万能じゃないのね

 まぁ、やってしまった

 もんは仕方ねえか


 で?さっきから

 気になってるんだが

 その顔は?

 どしたの?


『は、はい。御姉様に教育され、いえ、していただきました』


 マンガチックに忠実な表現だな

 ベタなあおたん眼帯か

 お大事に


 で?

 俺に与えられた

 精霊の加護と

 神様の加護の

 相乗作用により

 植物の成長が

 早まったってことなの?


『はい、恐らく、たぶん、きっと、めいびー』


 まぁ、良いか?

 お?ってことは

 麹菌とか菌の活動も活性化?

 味噌とかも早めに熟成する?


 こうしちゃいられないな

 ありがとう?

 でも寿命が伸びて

 本当にこれで良かったのか?

 良いことなのか

 悪いことなのかは

 俺にはよくはわからんが、

 まぁまた来るわな


『はい』


 一礼する

 目を開ける


 奴隷さん達が近づいてくる


「どうやら、俺はどうも普通の人間では、もうなくなってるらしいんだが」


「は?今更?」


「知ってた」


「知ってた」


「知ってた」


「今更ですし」


「今更何を?」


「いやいや、既にヒューマン辞めてエルダーヒューマンってのに進化しているみたいで、なんでも寿命が10倍くらいに」


「え?」


「え?」


「エエエエ?!」


「やっぱり、うちのご主人様、神様?」


「どうもなんかとんでもないとこに、俺達は買われたようだな」


「あぁ、すまない、少し混乱してしまった。新しく開拓に協力してくれる新入りさん達だ。皆仲良くするように。よろしくね」


「「「「よろしくお願いします」」」」


「「「「よろしくお願いします」」」」


 自己紹介をしてもらってる間に

 住居を準備をする。

 今回は既婚者が居なかったので

 住人の人数に応じて

 長屋を増やす

 食堂風呂場を広く

 トイレも増設をする


「今回、サークルトルで余分に稲を買ってきた」


「育ててるあの草ですよね?」


「あれって確かお粥にしか出来ないって言ってたわよね」


「美味しくなる炊き方があるんだ。それを皆にも教える」


 お昼はお米の試食会だ

 おかずは魚の塩焼に

 貝の吸い物とサラダだ


「美味しいね」


「あまーい」


「あのお粥にしか成らなかったのが、こんな料理に?」


「粒の大きさ揃ってるよ?」


「あぁ、田植えした時の残りだからな。粒の小さいのは鶏の餌にしたからな」


「旦那はスプーンじゃなくて二本の棒で食べてるのか?器用だな」


「あぁ」


「こいつは箸といって、俺達の国の道具だ。豆だって摘まめるよ?」


「旦那スゲー」


「手が空いたら作ってみるか。DEXの上がった今なら皆使えそうな気がする」


「ステータスが上がっているしな。」


「え?そうなの?」


「うちの旦那のスキルでな」


「あ!そういや忘れてたな。」


 新人さんのステータスを3000まで上げる


「うわっ嘘?本当にステータスが上がった」


「え?スゲーなおい」


「この人?神様?」


「うん神様」


「いやいやマジ神様はあっちあっち」


「いや、あっちの神様は何にもしてくれない。この神様はしてくれる。この神様の方が偉い」


 現世で御利益くれる方が偉い?

 まぁ、そうか?

 まぁ神様にも

 貧乏神やら疫病神も

 いるからな。

 日本の神様には災い専門の

 禍神って神様もいるらしいし


「俺は神様じゃねえよ」


「いえ、奴隷の私達の怪我を治し、心地よい住みかと美味しい食べ物、料理に音楽、遊び道具にお風呂を与えてくれた神様です」


「エエ?」


「ここってそんなに待遇いいの?」


「おう。三日もいれば奴隷って何だっけ?って思うだろうな」


「あ!そう言えば今日サークルトルでお酒も買ってきたけど、甘口?中辛?辛口?皆のお酒の好みを聞いて無かったから、とりあえず三種類買ってきた。酒は夕食にな?」


「「「マジ?ウェーイ」」」


 そこの旦那ーズ、

 ハイタッチすな


「え?」


「はい?」


「奴隷に酒?どんなご主人様だよ」


「俺の元居た世界が奴隷制を廃止してたからな。対応が奴隷に対してするべき対応か、俺にはよく分からないからな」


「元居た世界?どゆこと?」


「あーえっとな」


 これまでの経緯を

 新入りさんにも説明する


「酷い話だな」


 新入りさん達にも

 同情された


 まぁ悪いのは馬鹿王で

 あって私ではない

 悪い異世界人じゃないよ

 プニプニ?

 ブニブニ?

 ムッチムチ?

た!■!か!た!な!■!ゲフンゲフン

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