味の革命
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皆様のお暇潰しになれば幸です
現在ジョージさん宅に居る
まだ夕食には早いが
今日は神様との対話やら
色々と有ったので
ジョージさんに声をかけて
ジョージさんの家に
お邪魔をしている
マリアちゃんはニッコニコだ
既に前に来たときから
準備をしていたのだろう
リボンでウルを飾っている
ウルは観念したのかもう
されるがままになっている。
リリーさんが
丁度その時
そろそろ夕食の準備を
しようとしていた
「あ、今晩は私が料理しますよ?」
「いえ、でも」
「こう見えてもね、料理は得意なんですよ。只で泊まらせて頂くお礼に、夕食位は作らせてくださいよ。いつも、食事のメニューを考えるのも大変でしょう」
「はぁ、でもお客様にそんなことまでされてしまうと、主人に怒られてしまいます。」
「良いんですよ、ちょっと今日はむしゃくしゃしていましてね、ガンガン料理をしていたい気分なんですよ」
「はぁ、でもよろしいのですか?お疲れでは無いのですか?」
「疲れてだらけてじっとしていると、余計にだらけてしまいます。まぁ見てて下さい」
手際よく
アイテムボックスから
肉の塊を出し
肉を一口大に切り
塩コショウをふる
一口大に野菜を切る
根菜も火が
通りやすいように
一口大に切る
鍋に油をひき
肉を炒める
一通り肉に火が通ったら
野菜根菜と水を入れ
水と野菜を煮込んだ
なんちゃって
ドミグラススープを入れる
沸騰し塩とコショウで
味を整えたら
特製スープの完成だ
「あらあら、随分と手際がよろしいんですね」
「はい。料理は一通りお袋に仕込まれたもんで」
「良い匂い。食欲をそそるわね。ん!これ本当に美味しい。どう作るの?このスープ。レストランでもなかなか出せないわよ?この味」
「これはですね…」
「あぁなるほど。でも…」
「それはですね…」
料理談義に花が咲く
「奥が深いですわ」
「料理はこだわり出すと、キリがないですよね」
葉物野菜を、
手で千切り
ドレッシングを
準備をする
「こちらのソースは?」
「こちらの透明なのはドレッシングです。ドレッシングとはお酢・塩・胡椒・食用油等を混ぜて作って下さい。あ、油が調味料の中に含まれますので、使う際はかける前によく振っておかけください。お好みにより様々な果汁を入れるのも良いでしょうね。」
「はぁ、なかなか若い男の子にしてはかなりやるわねぇ。」
「御袋直伝ですからね」
「男の子にここまで仕込むとは、すごいお母様ね」
「10才くらいから仕込まれました。」
「はぁ。」
リリーさんはメモりながら、
後で見ている
マリアちゃんは、
ウルの頭を撫でながら俺達が
料理している姿を見ている。
料理をしていると
仕事帰りの
ジョージさんが入ってきた
「ただいまぁ、おぉ、今夜はうまそうな匂いだな。え?ヨシヒロさんが料理を?」
「あぁ、おかえりなさい、俺が頼んだんですよ。只で泊まらせて貰うのも何だかんだ悪いですから」
「はぁ、お強いし料理は上手、お塩やら石鹸を持ってくる。何者なんですか?まぁ、良いか。うちも儲けさせて貰ってるし。」
「このドレッシングも、このスープもきっと売れますわ。作り方もしっかり教えて頂きました。」
「これは!美味しい。ヨシヒロさん?このドレッシングも、このスープも売らないので?」
「え?あ、ジョージさんが売ります?どうぞジョージさんのご自由に。」
「このドレッシングだけでも一財産出来ますよ?スープと合わせて食堂を開いても、繁盛間違いないでしょう。」
「んー、開拓で今は精一杯ですよ。あ、ドレッシングをお売りになられるんでしたら、ひとつお願いがあります。この街の孤児院なんですが、今日見てきたんですが、今まで継続的な援助がなかなか無かったそうで、私もわずかながらですが援助をしてきました。もし、その孤児院が困った時に少しでも良いので、援助していただければ充分です」
「はぁ、ヨシヒロさんは、その年でこの街の孤児院に援助まで。この街に住んでいた大人の我々が今まで何もしてこなかったし、出来なかったと言うのに、恥ずかしいものですね。」
「今日たまたま孤児院の子供の一人と、出会いが有っただけですよ。そんな立派な事では。さぁさぁ、スープもいい感じです。冷めないうちに早めに食べましょ食べましょ、お腹も減ったっしょ?」
「では」
「頂きまーす」
「?その頂きますというのは?」
「あ、うちの故郷の食事の前の挨拶です。作って貰った方への感謝と、食材になった生き物達への感謝を表す挨拶です。」
「なるほど。」
「へぇ」
「では、頂きまーす」
「「「頂きまーす」」」
◇◇◇
「いやぁ、このドレッシングもスープもとても美味しいですね。」
「うちの故郷は筋金入りの食い道楽な国民性でしてね、回りの国々の料理を知り情報を学び取り入れては、その国の料理よりも自分達の舌に合うように美味しくなるように工夫してしまう、そんな故郷ですから、知識が多少あるだけですよ。色んな香辛料を組み合わせたり、売るお店もお店の個性を出すために、それぞれ様々な独特な工夫をしてましたしね。」
「ふむ、なるほど、勉強になるなぁ」
ジョージさんは考えながら、
ブツブツいい始めた。
何か目覚めてしまったのか?
俺は飯を終えて
アイテムボックスから
マンドリンを取り出し
日本の曲を奏でる
今の季節に因んで
菜の花畑の曲
隅田川の曲
桜の曲等々
聞き覚えの有る
簡単な日本の童謡を弾いた
マリアちゃんは魅了されたようだ
ジョージさん、リリーさんも
聞き惚れている。
「何これ何これ、スゴいスゴーい。この棍棒みたいなのスゴーい。どしてこんなに綺麗な音出るの?」
「これは楽器って言うんだけどな、この金属の弦をこの木のピックって言うので弾いたら、こんな綺麗な音が出るんだよ?この穴が空いてる所で、音が反響して綺麗に響くように出来てるんだ。」
弦をピックで弾いてみせる
シャラランと弦が鳴る
「へぇー、よくわかんないけど、スゴいスゴい。」
「ねぇ?ヨシヒロさんって何者?」
「よくはわからないけれど、いい人って事は確かだ。山賊から無償で助けて貰ったし、超上質な塩も卸して貰ってるし、俺達は世話になってばっかりだな、はぁ。この人に恩を返せるのか?」
ジョージ夫婦は
呆然と呟いてる
後にジョージ&リリー調味料店は
塩と調味料だけではなく、様々な料理に
次々と試行錯誤を重ね
「妥協なき味の帝王」と呼ばれるようになる
そしてジョージ&リリー調味料店は
ジョリーマーケットと名を変える
後のジョリー財閥である
彼曰く
「あの出会いがなければ、私はただの一介の調味料店の店主のままだったんだろうな。何がきっかけとなるか世の中分からないな」
また、マリアは音楽に目覚め、
様々な楽器を発明し
数多の曲を作曲する
「音楽の母」と呼ばれる事になるのである
サークルトルは後に
「音楽と味と英雄達の都」と呼ばれ
数多くの作曲家や名店を産み
味覚と聴覚を
打ちのめされる街として
有名になって行くのである
また、楽器を作る為の木材加工、
金属加工も
サークルトルを中心とした
近隣の都市群で発展し
食材、調味料の一大ターミナルとしても
発展し続けるのである。
後のサークルトル工業地帯である。




