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ウンディーネ

設定間違えた本日2作

 翌朝、目を覚ます。

 皆も目覚めたようだ。

 顔を洗い、

 ラジオ体操をする。


 俺とフェンがすることを

 奴隷さん達もなんとなく

 真似をしているようだ

 気持ち良さそうだ


 鶏達に餌をやる。

 無毒な雑草を

 鉈で刻み

 米糠と麦糠に

 少量の水を混ぜ

 切り刻んだ草とを

 混ぜ合わせ

 鶏に与える


 この鶏の餌の配合は

 物心がついて

 初めて行った夏祭りの際に

 俺達兄妹が買ってきた

 カラーひよこの育成をしてた

 親父の見よう見真似だ


 今になって考えると

 毒々しく塗られた

 あのカラーひよこを

 よく飼いたいと思ったものだ


 飽きて放り出した

 俺達を叱りながら

 ひよこを育ててた親父から

 鶏の飼育方法を

 学んだものだ


 朝食を取る。

 こちらの世界では、

 一日三食は摂らないようだ。

 あちらの世界の

 日本でも一日三食になったのって

 ごく最近って話だしな


 奴隷さん達は

 売られるのでは無いかと

 戦々恐々だ。


「あ~俺の居た国では一日三食は当たり前だからね?気にしないでくれ」


「いえいえ、奴隷として売られる直前は、見た目を良くしようと食べさせられるものですから、どうしても悪い方に考えてしまうのです。」


「あー、そうなんだろうね。痩せてる、元気が無さそうな方って、流石に力仕事とかとても出来そうには見え無いもんな。まぁ、俺は皆を売るつもりも無いから安心してくれ。」


「はい、畏まりました。」


 木を削る。

 木刀、盾、棒、鎧、靴

 一通りの装備を作り

 奴隷さん達に

 配布する。


「各自、森のなかで自分の身を守るために、ゆっくりからで良いから、お互いに手合わせとかをして、練習してみてくれ。スキルが既に有るものは、それ優先で。スキルが10まで行ったら他の武器でも練習してみてね?皆それぞれのステータスも上がってるから、怪我しないようにゆっくりからな」


「はい、畏まりました。」


「昼飯までそれぞれ自分の身を守る為の訓練な。午後から開拓をするから、くれぐれも怪我しないように。疲れたら休んでくれ、無理はするなよ。フェンは俺と組手だ」


「「「「「はい!」」」」」


「テーブルの上に水と果物と塩を置いておくから、喉が乾いたら飲んでくれ。汗をかいたら塩分と水分も、適度に各自で補給してくれよな。」


「はい、畏まりました。」


 フェンと組手をする。

 軍曹とスパとパイは、

 魔法を練習している。

 ウルとルフもそれぞれ

 対戦しているようだ。


「慣れてきたら、別の対戦相手探すなり、別の武器を使ったり工夫してみてね。」


「「「はい。」」」


 お昼まで訓練を続けた。

 奴隷さん達は

【剣術】【盾術】【棒術】

【回避】【肉体強化】【観察】

 スキル等を手に入れた

 それぞれいい感じにスキルも

 育ってきているので


「よーし、後少しで昼飯だが、皆で少し遊ぶか。かくれんぼでもするか。俺が鬼になるから、100数える間に、皆で隠れてくれ。」


 開拓団員達とかくれんぼを

 心行くまでやってみる

 向こうの俺でも

 スキルに出来てたからな

 ステータスが上がった

 俺達なら容易く

 スキルをとれるはずだ


 お昼までに、それぞれは

【気配遮断】【隠密】【気配察知】

 等のスキル

 も身につけた。


 農業奴隷さんの奥さんと一緒に

 料理を作る。

 奴隷さん達も手伝わせる。


 味見をしながら、

 味を調える。

 自分自ら味見もしないで、

 自分の料理を人に食わせる

 なんてトンでもない。


 自分が美味しいと感じるものを

 人に美味しく感じてもらいたい

 これなら話は分かるんだけども

 味覚障害なら仕方ないけどね


 例えて言うのなら

 棒高跳びで練習もしないで、

 世界記録に挑戦するようなものだ


 さらに言うなら

 話したことすらも無い相手に

 結婚を申し込むようなものだ

 または自分の話す言葉を

 聞いたことが無い人が

 言葉で意志を通じさせることは

 かなり難しい


 あちらの世界の

 ヘレン・ケラーさんて

 マジすごい


 一度の挑戦で

 上手くいくことは

 ほとんど無いよな

 天下無敵な色男レベルでも

 ナンパが成功するかどうかは

 場合によるよな

 奴隷さん達にそこは強調しておく。


 ◇◇◇


 昼飯を終え、

 奴隷さん達は畑の整備と

 周辺の散策に

 軍曹とスパとパイは

 奴隷さん達の警備

 俺とフェンとウルとルフは

 川の整備をしていく。


 小さな石、

 岩をアイテムボックスに

 回収しながら、

 雨が大量に降った増水時に

 氾濫しないように

 魔法で柔らかくした岩で

 用水路の壁を作る。

 用水路を整備しながら

 下流から上流に登っていく。


 川の途中にも貯水の為に

 池を何ヵ所か作る。

 池に魚や微生物が

 潜みやすい様に

 漁礁を作る


 鰻なんかも

 居たりするのだろうか?

 確か

 海にいるのがアナゴ?

 川にいるのが鰻だったよな?


 湖岸まで出る

 直径4キロメートル程だろうか

 この湖はけっこう大きい。


 昨日開けた水路を

 川と別にしたので

 氾濫はしないとは思うが

 砂防ダムを何段か

 湖の出口に設置する。


 砂防ダムから別の水路で

 家の方に水路をつくる

 水路を池まで通す。


 湖岸で休憩していると

 透き通った大福が湖岸で

 空中をフヨフヨとしている。


 木陰で休んでいる

 俺たちに絡み付いてくる

 噂に名高いスライムさんのようだ

 何かに使えないか、

 奴隷さん達に聞きに拠点に帰る


 どうやら、トイレに入れておく

 のが一般的らしい。

 協同トイレの肥溜めに入れる

 お風呂の排水とも繋げておこう。


 湖まで戻る。

 ぼさっと湖を眺める。

 海とは違う風情が湖にもある。


「貴方達、何か面白そうな事してるわね、何してんの?」


 俺がぼーっと湖面を眺めていると

 どこからともなく声が響き

 突然水面が形を変え

 盛り上がり

 湖面から、

 透き通った人間が生えた


「わっ、何これ?スライム?ひとがたのスライム?言葉話してる?」


「失礼しちゃうわね~、スライムじゃないわよ、せ・い・れ・い・よ。精霊。水の精霊ウンディーネよ」


「は?精霊って見えるもんなの?普通見えないって話だよな、フェン?お前ら、これ見えてる?声聞こえてる?」


「はい。見えてます」


「「ガウ」」


「見える人には見えるわよ。で?貴方達はここで何してんの?」


「あぁ、ここからちょっと下のあそこ辺りで住むから、水路を作ったり川を整備したりしてる。いけなかったか?」


「良いわよ?てか、私を祀ってくれたら、水の加護が得られるわよ?私の分霊も連れてく?」


「良いのか?むやみに加護して精霊の力って減ったりしないの?」


「う~ん、私を信仰してくれる人が増えたら、私の力も増えるわよ?て言うか、貴方の魔力だけでも充分よ、トンでもない魔力ね。貴方、神様?」


「うん?いや、馬鹿な王様に他の世界から、召喚されたただの一般人」


「は?あぁ、大昔にそんな馬鹿なことをしてる、人間がいるとは聞いたことあったけども、召喚された実物なんて見たの初めてだわ」


「まぁ、よろしく?」


「よろしくお願いいたしますわ。」


 水の精霊は分裂した。

 ヨシヒロの肩に乗った。


「水の加護ってどんなことが出来たりするの?」


「そうね~水の魔法の威力が増えたり、街に置いたりしたら水のトラブルはほとんど起きないわね。」


「水の神様って訳か?」


「でもでも、神様って言うほどそこまで万能って訳でも無いから、過度過剰な期待はしないでよね?」


「は~い。精霊さんを祀る場所ってどんな場所でも良いのか?」


「そうね~綺麗な水が有る場所ならどこでも良いよ?」


「んじゃ、まぁ、まだ街というにはまだまだこれからだけれども、うちの居住地に来てみます?」


「うん、行く行く~」


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