開拓開始
4000PV突破
ありがとうございます
m(__)m
皆様の暇つぶしになれば幸いです。
ワサワサと軍曹が走る
草原を走る
見つけた。
来る途中で見かけていた
あちらの世界で見慣れた
黄色い花が大量に
咲き乱れている
植物にはあまり
詳しくないこの俺も
この植物は知っている。
アブラナだ。
確か菜種油が取れるんだったよな。
種を擂り潰すんだよね
擂り潰して
搾って濾してやるのだったか
アブラナが咲いている
って事はあちらの日本と
気候が同じということなら
今は季節は春
これから夏になり
四季があるって事なのか
「ちょっとここら辺で止まってくれ、軍曹」
「はい、了解しました、殿」
目の前にまっ黄色に
広がるアブラナ群生地
周囲を見渡す
柵もなく畝もなく
どうやら
誰かが育てているわけ
でも無さそうだ。
土は柔らかいのに
周囲に足跡もなく
人が耕したような痕跡もない
周囲に仕切りが有るわけでもない
熟して茶色く
変色し乾燥している
成熟している鞘だけを
魔法でちぎり回収する。
あちらの世界では
確か灯火に油が
使われたんだったか?
紐か何かに灯を
ともして使うんだったか
使えるかもな。
絞って油を抽出か。
ある程度残しておこう。
来年また花が咲くかも。
アブラナが有るなら
大根 蕪 白菜
ブロッコリーやカリフラワー
レタスやキャベツ等も
有ったりするのかな?
アブラナの仲間だったよな
カラシか山葵も確か
あちらの世界の植物と
似ている植物がある
のは助かるな
「よし、出発。」
「了解でーす、殿」
再び軍曹が走り出す。
油が手にはいる。
水酸化ナトリウム、
食塩がある
けん化、石鹸が出来るな
香りのよい、
花の香とか果実の香りを
混ぜれば街で売れるかな?
浄化の魔法があるから、
どうだろう?
花の香水を香油を
混ぜるのもいいか?
ジョージさんと相談だな。
野宿していた辺りにつく。
人数分のテーブルと椅子を
土魔法で固めてつくる。
料理もつくる。
野菜と貝の煮込みとパンだ。
パンが相変わらず固い。
スープに浸して食べるのが
どうやら一般的らしい。
煮込みは好評で良かった。
こちらには海産物を
食べる習慣が
一般人には
全く無いらしい。
海の魔物は大型で、
個人では対応しにくいかららしい。
海に近づく習慣が無いから、
食塩も鉱山で掘る
岩塩が主流らしい。
自己紹介も終え、
続けて業務説明をする。
「俺はこことは違う他の異世界から強制的に召喚された。召喚した王家はもう無いけれど、いずれ俺の世界から、また同じように誰かが強制的に、この世界に召喚されるかもしれない。自分のいたのと全く同じ世界に戻る方法はあるのかもしれないが、非常に難しいと思う。だから、いずれ召喚されるかもしれない俺の同郷の人々の為に、ここにベースタウンを作っておきたいと思う。協力してくれ、お願いします。」
「畏まりました、ご主人様。奴隷の私達にこんな美味しい食事を出してくれて、怪我も治して下さいました。魔物達の餌になるしかなかったこの身、如何様にもお使いください。」
「そうですよ、ご主人様。俺達はこんなに美味しい食事を食べられるなんて、もう二度と無いと思っていました。ありがとうございます。頑張りますので、他の方に売らないでください。」
「みんな、ありがとう。これからよろしくお願いします。それじゃあ俺はみんなの家を立てるから、皆はこの森で食べられる物を探して見てくれ。ステータスは3000くらいまでは上げてあるから、そうそう簡単にはやられはしないとは思うけど、フェン、軍曹、ウルとルフの3つのグループに別れて行動してくれ、では解散」
まず自分達の家を立てる。
自分の部屋、フェンの部屋、
軍曹の部屋、
ウルとルフの部屋、
お風呂場、食堂を
廊下で繋げる。
台所は食堂と繋げて
竃と食器を洗う洗い場と
食器の保管場所等を作る。
奴隷さん達の長屋も作る。
共同で申し訳ないが
風呂場も作る。
ボイラーも湯沸し器も無い
ただ排水溝がついた湯船だ
土魔法で粘土を弄り
湯船の形を作り
火魔法でこんがり焼く
トイレは周囲を岩で固め
水が漏れないようにした
大きな穴の上に便器を作り仕切り、
かち合っても混雑しないように
個室をとりあえず
便器を3つ程作る。
ドアノブとか構造が正直
よく分からないので
出来ないので
引き戸にして
針金状にした金属で
フック式のカギを付ける。
浄化の魔法が有るからなのか、
紙がまだ貴重なのか
トイレットペーパーは無いらしい。
農業奴隷の
ジョンさん家族は別棟だ
流石に家族連れと一緒だと
他の奴隷さん達にも
俺にとっても目の毒だ
木を切る、
切り株を土から引っこ抜く。
粘土層までの邪魔に
なりそうな大きさの岩も
アイテムボックスに収納する。
100平方メートル単位で
とりあえず6枚、畑を作る
土中にある程よい石を
使って魔法で耕す。
魔法で石を動かし刃にして、
表層の腐葉土と土を撹拌する。
井戸を掘る。帯水層まで
直径1メートルの
円形に筒型に土をくり貫く。
くりぬいた井戸を
アイテムボックスの
石を使って崩れないよう
石垣を井戸の内壁に張る。
バケツに紐をつけ、
水を汲み出すタイプの
井戸でとりあえず。
枯れ葉やゴミが入らないよう、
屋根をつけ壁を作る。
畑の回りに水路を掘る。
溜め池を作る。
水が漏れないよう池の回りを、
アイテムボックスから出した
石を使い石魔法で
土手をコーティングする
ペルーのマチュピチュ遺跡のように
継目ぎりぎりの石垣も出来るが
コンクリートよりも
継目のない一枚岩で
岩のパイプやU字溝で
川の上流にある、
湖から水路まで水を牽く
川と水路を別にしたのは、
念のための洪水対策だ。
溜め池にも水を逃がせれば、
水害リスクも減るだろう。
鶏用の小屋を作り、
周囲を土壁で覆う
高さは2メートル程で作る。
奴隷さん達が呆然としている。
目を擦っている。
やり過ぎたようだ。
皆が取ってきた物を
【鑑定】していく。
大部分がどうやら食えるようだ。
数種類毒の有るものが有ったが
それも全員で知識を共有する。
どんな所に生え、
どんな色や形をしているのか
どんな特徴が有れば、
イケるのかヤバいのか
皆で知識や認識を
共有し確認する。
農業に詳しい奴隷さんに、
畑で育てられるもので
食べられる物を
教えてもらう
奴隷さん達で
分担しながら植えてもらう。
軍曹が牽く鋤で畝を作り、
腐葉土を混ぜ込み
種を植える。
草原で収穫したアブラナも、
どんどんと種を蒔き植えていく。
食糧を保管するための
食糧庫も必要かなと
思ったので
食糧庫を作る。
壁を二枚構造にして、
分厚い氷をはる
木を板状に切り簀の子を作り、
その上に買ってきた
野菜と肉を置く
稲籾を水に浮かべる
水に塩を混ぜる
浮いた稲籾を回収する
沈んだ稲籾を回収する。
浮いた稲籾は鶏用の餌に
沈んだ稲籾は水で洗う
沈んだ稲籾を
湖から取ってきた
泥の上に植え様子を見る。
芽が出るのが楽しみだ。
今の季節は春なので、
充分田植えには
間に合いそうだ。
回収したアブラナの種を
魔法で鞘からほぐしだし、
ある程度湖の回りにも撒く
手近な所に自生していれば
収穫に来るのも楽だよな
俺も森をぶらつく
森の腐葉土をアイテムボックスに
回収をしながら辺りをぶらつく
フェン達が狩ったからだろうか
周囲には魔物の姿も
どうやら他には
今は見当たら無いようだ




