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ある~日、森の中、山賊に、出会った

 朝、目が覚める。

【時間把握】のスキルが

 6:00を示している

 頭を掻きながら小屋を出る。

 仁王立ちしている

 フェンの前にウルとルフが

 項垂れて座っている。


「良いですか?ご主人様の一番従魔はこの私です。貴女達分かりましたか?」


「ガウ」「ガウ」


 どこか不満そうに、

 答えている

 しかしウルとルフは

 尻尾を後ろ足の間に入れて、

 フェンに対して

 完全に降伏しているようだ。


「おはよう。みんな」


「おはようございます。ご主人様」


「おはようございます。殿」


「「ガウ」」


 何故か朝から

 魔物の死体が、

 大盛り山盛りだ。


「こいつらは?」


「はい、昨夜我々を襲って参りましたので、返り討ちに致しました。ご主人様」


「我々を襲うなんて、身の程知らずですね、殿」


「そうだな、野生の勘が有れば、強い存在からは逃げるだろうとは思うんだが。まぁいいや、飯にするか」


 ラジオ体操のあと、

 朝食にする

 朝飯を食べたあと、

 ウルとルフのステータスを

 見てみる。


【鑑定】


 ネーム:ウル(主:ヨシヒロ=タナカ)

 エイジ:1

 種族:フォレストウルフ


 HP:3200

 MP:500

 STR:1500

 VIT:1200

 SPD:2000

 MIN:800

 DEX:1000


【スキル】

【爪闘術5】【体当たり4】

【牙闘術6】【嗅覚強化7】【聴覚察知10】

【気配察知10】


 ん~、俺たちの

 ステータスに比べたら、

 大分数値的に低いな。

【蹂躙】スキルで

 ステータスの数値を

 少し上げておくか。


 HP:5000

 MP:1200

 STR:5000

 VIT:5000

 SPD:5000

 MIN:5000

 DEX:5000


 こんな感じで良いのかな?


「よし、ウル、ルフ、ちょっとお前達のステータスいじってみたから、ちょっと身体の調子を試しておいで?昼飯くらいには帰ってこいよ?」


「「ガウ」」


 貯まった洗濯物を

「浄化」で洗う。

 水魔法で水分を

 乾燥させる


 魔物を解体して、

 魔石を抜き取る。

 食べられそうな

 魔物は解体して

 アイテムボックスに

 収納する

 時間が有るので、

 周囲を散策する。


 川が流れて、

 湖が有る。

 流れてる水も綺麗で、

 どうやら

 淡水魚もいるようだ。


 森には地球と似たような

 動植物もいるようだ。

 やはり、環境適応の

 性質もあるのか、

 生態系もあちらの世界に

 よく似ているようだ。

 木が生え草が生え、

 獣がいて鳥がいる。

 どうやら虫も蜘蛛も、

 キノコ類もこけ類

 もいるようだ。


 地球の生態系と本当にそっくりだ。

 同じ炭化水素系の有機化合物を

 基本とする生物の進化形態で

 地球同様の環境適応

 を取っているからか


 魔物が居るのに?

 生態系が似てくるのか?

 何らかの意図を

 感じずにはいられないな。

 管理者?造物主?神?

 なる存在がやはりいて

 地球に似た環境で

 何か実験でもしているのか?


 お昼前に小屋に戻る。

 ぼんやりしていると、

 ウルとルフも帰ってきた。


 どうやら、

 俺が彼女達の群れの主と

 認められたようだ。

 昼飯を食べ、

 食後の昼寝をする。


 ◇◇◇


 目が覚める。

 フェンとウル、

 軍曹とルフはそれぞれ、

 体術の訓練をしていたようだ。


 目が覚めた事に気がついた

 彼女達が駆け寄って来る。


「「おはようございます。」」


「「ガウっ」」


「おはよう。」


 伸びをしながら見渡す。


「君らは休んで無かったの?」


「我々は魔物ですので、休まなくても大丈夫ですよ?ご主人様」


「あ~、そうだったな。忘れてたよ」


 頭を掻きながら、

 彼女らに魔力を

 注ぎながら

 何をしようかと考える。

 15:00か。

 人間の街の方にに向かうには

 時間的に中途半端だろうか。


 今日もここで休むか、

 とそんなことを考えていると


「助けて~」


 そんな悲鳴が聞こえた。


「俺とフェンで見てくる、軍曹達はここを守っていてくれ。」


「はい、了解しました、殿」


「「ガウっ」」


 フェンと俺は、

 声のする方に駆け出した。


 森をかける、

 すると横倒しになった馬車と、

 立ち往生した馬、

 数人の商人と護衛の者達が居た


 それを襲う、

 武装した山賊らしき

 者達が見えた。

 山賊らしき者達は、

 手慣れた感じで

 護衛の者達を薙ぎ倒す。

 残り商人一人になった段階で、

 俺とフェンはたどり着いた。


「どなたかは存じませんが、助けて下さい」


 横倒しになった

 馬車の幌の間から、

 商人が手を振っている。


「わかった、フェン、とりあえず、山賊達を気絶させるよ?」


「畏まりました」


 二人は拳で殴って、

 山賊を気絶させていく。

 山賊を気絶させた後で

 商人に話を聞く


「どなたか存じませんが、誠にありがとうございます。」


「あぁ、俺はヨシヒロ=タナカ、こっちはフェン、まぁ困ったときはお互い様だ、お前さんは?」


「この先の街で商いをしております、ジョージと申します。」


 どうやら死者は居ないようだ。

 ケガ人にポーションをかけていく


「で、こいつら、どうする?」


「ここから、馬車で数時間行ったところに、サークルトルという街が有ります。そこの街の門番の所に連れていけば、人数に応じて報償金が出ます。」


「なるほど、で、こいつらどこを根城にしてるんだろうな。お宝を奪い隠すのには、ここから歩いていけるような近い場所を根城にしてるんだろうけど。まさかそのサークルトルの街を根城にしているのか?起こして聞いてみるか?」


「そうですね、ご主人様」


「とりあえずその前に、この紐で身動きを取れなくしてしまいましょう」


「あー、そうだな。」


 ジョージが紐で山賊達を

 後ろ手に縛っていく。

 俺達も紐で縛っていく。

 山賊達が目を覚ます。


「おい、お前らはどこを根城にしている?」


「誰が易々と仲間を売れるか、馬鹿が」


「そうか、まだ仲間がいるのか」


 慌てて、山賊が口をつぐむ


「先に吐いちゃった方が楽だと思うぞ?どのみち役人達が拷問して吐かせるとは思うんだが。」


 ジョージが言う。


「あぁ、拷問されちゃうんだ?ひょっとして吐くまでエンドレスで?」


「あぁ、どうせ盗賊はだいたい縛首か犯罪奴隷行きだからな。まぁここで俺達に殺されてしまっても文句は出ないな。余罪なんて全部は調べようがないし、これが初めての山賊って訳でも無いだろうからな。山賊が素直に全てを喋るとも思われない。正直に喋るようなら犯罪奴隷ですむかもな。賞金かかっている大物なら縛首だろうけど」


「で?お前さんは、どうするの?」


 俺は山賊に問いかけた。

ステータス管理って大変だな。

先駆者さん達尊敬する


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