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ノリノリでやった、後悔はしていない

 翌朝、目を覚まし

 小屋を出る。

 鑑定スキルで鑑定してみると

 フェンも軍曹も

 3割もMPを消費していた。


「おはよう、二人ともMP使いすぎだよ」


「おはようございます。ご主人様、夢中になりすぎました。申し訳ございません」


「おはようございます、殿、はじめて魔法を使ったもので、つい楽しくなってしまいました。申し訳ございません。」


「まぁ別に良いよ。俺もそうだったからねー。」


 そう言いながら、

 二人の身体に触れつつ

 魔力を二人に補充する。


「それよりも見てください、ご主人様」


 そう言うと、フェンは

 土魔法で紐を作り出し、

 土の紐を空中に浮かべながら

 器用に操って見せた。


「なるほどー、相手を縛るのも効果的だねー。」


 すると軍曹も


「私も見てください。」


 そう言うと、

 砂利を巻き上げた砂利玉を

 人形の形にした

 的の顔付近にぶつけて見せた。


「あー人型には目潰しも有効だな。偉いぞー二人とも」


 二人の頭を撫でる。

 頭を撫でながら

 魔力を補充する


「嬉しいです。ご主人様」


「私もです。殿」


「自分で考えて工夫して、誉められたら嬉しいよね~」


 朝日の中

 ニコニコしながら、

 ラジオ体操をはじめる。

 フェンも軍曹も体操してる。

 あー、いいな、

 こういうのも。


 汗をぬぐい、

 顔を洗い、

 朝食を摂る。


 ◇◇◇


 朝食を済ませて


「そしたら、これから南に向かおうか」


「はい、ご主人様」


「了解です。殿」


 俺とフェンは

 アイテムボックスに、

 道具を全て収納し

 軍曹に乗り込み、

 南に向けて出発する。


 マップ機能って便利だな。

 どちらが南って頭に浮かぶ。

 方位磁石の機能も

 マップスキルに入っているのか


 ワサワサと

 ワサワサと

 一人と二匹?今日も行く

 ワサワサと

 ワサワサと

 山を抜け川を越え

 ワサワサと

 ワサワサと

 無人の広野をひた走る


 ◇◇◇


 どれくらい軍曹に

 走ってもらっただろうか

 軍曹が声をかけてきた


「殿、もう少し走りますと、どうやら右手に浜辺が有るようです。」


「ん?そうだな、寄ってみるか」


「畏まりました。殿」


 しばらく走ると、

 左手に大森林、

 右手に浜辺が見えてきた。

 砂浜で軍曹が方向を変え、

 波打ちぎわに移動する。


「フェンも軍曹も金属製だから、身体が錆びるかもしれないから、出来るだけ海水には入らない近づかないでね?」


「畏まりました、ご主人様」


「畏まりました、殿」


 砂を固めて

 岩に戻して小屋を作り、

 椅子やテーブルを作り、

 砂浜で昼飯を食べる。


 青い空、

 白い砂浜、

 透き通るような青い海。

 あちらでは滅多に

 行けなかったな。


 軍曹が焼けないように

 砂を固め岩にして車庫?を作り

 軍曹を中に入れる。


 海辺って遮る物が無いからね、

 親父の車で海に行くと、

 車内やらボンネットが、

 熱くなるんだよね。

 鉄の装甲を持つ

 軍曹の身体も傷むかも

 しれないからな。


 ◇◇◇


 海か、確か昔って

 塩が高価だったらしいな。

 サラリーマンのサラリーは、

 塩が語源だったらしいしな。


 塩の貨幣が

 通貨としても使われた

 地域もあるらしいし


 敵に塩を送るだっけ?

 今川に塩を止められてた、

 武田信玄の甲斐の国に、

 敵である上杉謙信が

 塩を送ったって話、

 見方によっては、

 需要のある所には

 高く売り込めますよ?って話だよね


 何世紀も越えて

 美談として伝説として語り継がれ、

 その上、塩を売った利益まで

 人間は生きていくには、

 どうしても塩が必要だもんな。


 この世界もそうなのかな?

 まぁ、あって困ることは無いか。

 海があって生物がいる

 生物の生まれた場所が海ならば

 生物が生きるためには

 塩が絶対に必要不可欠


 こちらの世界の生き物が

 あちらの世界の地球と

 同じような炭化水素をベースとする

 有機物で構成された

 生物なら絶対に必要


 海水から水を分離する。

 空中に海水を浮かべ、

 水H2Oと塩NaClを分離する。

 塩をアイテムボックスに

 トン単位で収納をする。


 さて、まだ涼しいから、

 気温的に泳ぐのにはまだ早いか?

 それじゃあ 砂を固め

 サーフボード型に形成する。


 ボードに魔力を通し、

 身体に砂で薄く鎧を付ける。

 海面を滑るように翔ぶ。

 氷上を舞うスケート選手の様に

 海面が風圧?により

 船が通った後のように、

 V字に割れる。


 ヒィィィャャャャッッッッハーーーーーー!


 濃い海の蒼と

 薄い空の青の間を

 魔法で進む。

 海面に白い航跡で円を描く。


 サーフィンやら

 スノーボード=チャラいイメージ

 が有ったので、

 あちらでは

 手を出さなかったけれど、

 確かにこれはこれで

 めっちゃ気持ちがいいよな。


 向こうの世界の

 サーファーさんたちから

 言わせれば、

 魔力を使い

 空を飛ぶなんて

 邪道だと言われそうだが。

 ハマるかもしれない。

 そろそろ帰るか?

 そう思って軍曹達の方を見ると、


 あれ?

 フェンの身体が?

 肌色?スッポンポン?

 何そのパパパ、

 パーフェクトバディ

 超高速スピードで

 フェンの元に急ぐ


 アイテムボックスから

 男物の服を出し、

 裸を見ないように服を出しながら


「かかか身体が?」


「はい?鎧を収納したら出来ました、ご主人様」


「そそそそんなことは、あああ後で話は聞くから、とりあえず、これ着てて?」


 大慌てで王城から頂いた

 男物の服を着せる。


「どうかしましたか?ご主人様」


「いやいや、女の子がそんな恥ずかしげもなく、裸を見せたら、ダメなの!」


「ここに居るのは、私達だけですよ?よろしいのでは無いですか?ご主人様」


「ダメなの、俺の理性やら、欲望とかが大変な事になっちゃうから、ダメダメです」


「えー、そうなんですか?ご主人様」


 しゅんと項垂れるフェン


「心の準備が無かったから、焦ったよ。今度は心の準備が出来てからね。」


「はい。ご主人様」


「てかさー、デュラハンって普通、人間の身体が有るものなの?」


「さあ?どうでしょう、人間の様な肉体の頭が有るのも私だけみたいですし」


「だよなぁ。そもそもどうして鎧を収納しようとしたの?」


「いえ、軍曹ちゃんが錆びるかもしれないのなら、私の鎧も、錆びるかもしれないと思いまして」


「え?ミスリルってやっぱり錆びるの?」


「さあ?でもミスリル鉱って有る位ですから、ミスリルが変化するかもと思いまして、せっかくご主人様から頂いた、この身体を劣化させてしまうのは、申し訳ないと思いまして」


 確かにミスリルは

 酸化してたよな

 廃鉱で採掘した鉱石も

 還元して精製したし


「判った判った」


 説明をしてるうちに

 涙目になってきた

 フェンをなだめておく。


「ととと、とにかく、野外では、俺の許可なく裸にならないでね。フェン」


 心臓に悪いから


「はい、畏まりました、ご主人様」


 涙目の上目遣いの破壊力と、

 スタイル抜群の

 フェンのスタイルに打ちのめされた、

 ヘタレのヨシヒロなのでした~

ノリノリでやった、後悔はしていない。


全国のヨシヒロさんは

ヘタレではございません

このお話はフィクションであり

各ヨシヒロさんが

ヘタレであるか、そうでないのかは

御観察の上、適切にご対応ください


尚、当小説は思い付きのフィクションであり、

全国のヨシヒロさんを侮って

ヒャッハーしようとして、

ヒャッハー返しされようとも、

ヒャッハーしようとしたのは当人であり、

ヒャッハー推奨小説では

ございませんので悪しからず、

ご了承くださいませ

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