ストーンアラクネゴーレム オラク起動
異世界召喚?いえ誘拐です
連載しはじめてジャスト一年目
記念すべき100部目投稿
メシテロ
おやつテロの時間だ
お昼は手軽に
天ぷら味噌うどん
甘煮オーク肉を添えて
「なんですか?これは。とても美味しそうな良い匂いだ。これは見たことがない茶色いスープですね?」
「こちらは天ぷらですか?この茶色いスープははじめて見ますね?」
「このお肉も甘くて美味しいよー」
「はいは~い。このネギもお好みでかけてねー」
ズルズルズル
ジュルジュルジュル
ズズー ズズー
うどんと汁を掻き込む
音だけが響いている。
「旨い。これはとても美味しい」
「なんですか?このスープ。上の天ぷら?が解けてフワフワ~」
「美味しいーおかわりー」
「は~い、お腹いっぱい召し上がれー」
「この茶色いのは?塩辛いけど、塩とはまた違う調味料ですね?」
「そこに気付くとは流石にジョージさんは調味料商人ですねぇ。これは味噌と呼ばれる我が故郷に伝わる調味料なんですが、この度ようやくやっと、苦労の末、完全再現に成功致しました。小魚を乾かした物等とスープに解かせば、このような深みのある味が出ますよ?あと、海草の味の濃いものとか茸とかと組み合わせますと更に、あ、魚にしろ茸にしろ毒のあるものには注意が必要ですがね」
「これもサークルトルに売り出したい。是非とも売り出したい」
「ん~まだ、試作品が完成したばかりでして、商品化はまだこれからですね。出汁と言うのですが小魚を煎ったり煮たり、それを乾かしたものを溶かさないとこれ程の味にはなり得ません。ご注意下さい。出汁はかなり大事なポイントです。」
「このオーク肉を甘辛く煮たの?もすっごく美味しいです。小さな海老の天ぷらがまた違う匂いやら風味を。ヨシヒロさんは調味料商人なんですか?」
「ヨシヒロさんは違う大陸の方ですけど、知識豊富な方ですから。」
食後のデザートにクッキーと
イチゴのジャム
焙じ茶 麦茶とともに
「こちらの苦い飲物は?良い香りがしますね。」
「香りもよろしいですし、後味もスッキリですね」
「付け合わせの茶色いのはクッキーと呼ばれる御菓子です。その野イチゴのジヤムをそれぞれお好みの量で付けて食べて下さいね。飲物は麦茶や焙じ茶ですね。麦や稲の籾を籾ごと煎りそれを水から煮出したものですよ?」
「他の大陸にはこんな御菓子が?他の登録品にしても、随分進んでいるような」
「あー、秘密ですよー実はですねー」
馬鹿王様に他の世界から
誘拐されてきた
事実を打ち明ける
「それはまた、御愁傷様です。まぁあの国は前々からおかしな事をしてると昔から密かに噂になってましたからね」
「おっかしーおっかしー」
マリアちゃんはマイペースである
密かに噂?
忍者とか間者で探られたら
何やっているのか
分かってしまうよな。
他の世界からまた
誘拐されて来るかも?
アイテムボックスに
洗ったお椀等を放り込み
テーブル、イスの上に
屋根を作る。
「こんなに気軽に、岩や木で屋根とか家とか作れたら楽しいでしょうねー」
「ですなー。」
「普通の人は無理なんですか?」
「当たり前です!普通の人は、一抱え位の岩を5~6発くらい飛ばしたら普通に魔力切れをしますよ?こんなに綺麗に滑らかな面を作るなんてあり得ないんですよ?」
「まぁ、普通はそんな感じですねー。リリーでも10発くらいが良いところでしょうか。昼ご飯前に出来た壁なんて、国家レベルの魔道師が何ヵ月かける物なんです。こんな詳細に魔力を操るなど無理なのです。人海戦術だとさらに気の遠くなるような莫大な労働力がかかります」
「ふーん」
そう言いながら
ここを守護する警備用の
ストーンスパイダーゴーレムを
組み上げていく
ダイヤモンドミスリルハニカム鋼の
関節に菜種油を指し
樹液で関節部全体を
ゴムのように
コーティングをする
大きな魔石をコアに
ミスリルを脊髄として
関節部に魔石をつけ
アラクネを組み上げる
「速い、手が見えない」
「かつ繊細な作業ですよ?あぁ、あんなにミスリルを惜しげもなく。各パーツに網の目のように張り巡らしたミスリルを茶色い、これは何かの樹液?さらに覆うように岩?あーストーンスパイダーゴーレムでしたか。各パーツに魔石を組み込んで?」
ジョージさんレイラさんは
まったりお茶しながら
守護者の製作工程を
見学している
「面白ーい。これ軍曹ちゃん?」
「んー軍曹の妹だねー」
「なんで岩なのー?軍曹ちゃんは鉄?だよねー」
「んーとね、ここは海の近くだから、鉄とか金属だと放っておくと潮風で錆びてボロボロになっちゃうからね」
「ふーん。」
「あっという間に、軍曹さん?と同レベル?のアラクネゴーレムが出来ちゃったよ」
「ヨシヒロさんを絶対に敵には回せませんよねー。こんなスピードで長時間稼動する高機能なレベルの高いストーンゴーレム作れる人を、相手にするなんて考えられない。勝てる人なんて存在するの?」
「普通の傭兵?レベルではまず無理でしょうねー。数百人くらいの軍隊でも無理っぽいよね?」
「よーし、起動」
魔石に魔力を込める
「おはようございます、マスター」
「お前の名前はオラクだ、この塩田施設近辺の警備が主な任務だ。よろしくな」
「名前?ヨシヒロさん?そんな気楽に気軽に魔物に名前なんか付けて大丈夫ですか?」
「ゴーレムとは使い捨ての従魔ですよね?ゴーレム相手に名前をつける方なんて聞いたこと無いですし、テイマーでも名前をつける儀式?結構時間をかける儀式らしいですけど?」
名付けにそんな儀式要るの?
知らなかった
付けられてるから良いのか?
MPを回復させながら?とか?
「はぁ、私も忘れがちですが、レイラさん?言ったでしょう?ここで我々の常識が通用すると、思ってはいけませんよと」
「こちらからフェンに軍曹、狼がウルに太郎丸だ。別の場所にもまだ何体か従魔がいる。よろしくなー。軍曹?戦い方をアラクネの戦い方を指南して上げて貰える?」
「はい。畏まりました。殿。あ、糸の出し方も指南致しますので、魔物の死骸を何体か出して頂ければ」
「あー、『お弁当』が足りない?分かった、これで足りる?」
「え~と、オラクさんの分ですねーうん、そんな感じで足りると思います。」
解説しよう
『お弁当』は軍曹達の
糸作りすぎの為の
栄養分や
エネルギー補給用の
魔物の骨や肉である
「巣の作り方なんかも、しっかりと教えておいて上げてねー」
大型の片手剣と
大型の盾が良いだろうか
金属製の装備には
錆びないよう樹液の
コーティングは欠かせない
硫黄成分やら色々な
化学物質の組み合わせで
色々な効果を付加した
物質作製に成功している
ゴムの様に軟化する素材
鉄のように硬化する素材
等々色んな物質を樹液に
様々に組み合わせる事により
様々な性質の物質の作製に
成功している
大型の片手剣と
大型の盾をオラクに渡す
二匹?二頭?の戦闘は
ゆっくりした剣戟から次第に
加速していく
軍曹奥の手の
蜘蛛糸操作と薙刀術を
組み合わせた
糸薙刀術まで披露していく
「どう?オラクさん使えそう?」
「大丈夫そうです、マスター」
「ジョージさん?軍曹さん達の動きが見えましたか?」
「あー、え~と私は既に諦めてますよ?一介のただの調味料商人の私に無茶を言わないで下さい」
ネーミングセンス無いので。
あー希望の名前ございましたら
感想欄にでも
採用するかどうかはともかく




