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異世界の復讐者  作者: 直
6/7

2章6話

やっと異世界にこれました。これから異世界となりますのでたくさんのキャラやパーティー名など必要になるかと思います。登場して欲しいキャラ名やパーティー名などありましたらコメントよろしくお願いいたします!


評価ありがとうございます。なるべく読みやすいように書き方を変えていきます。


これからもよろしくお願いいたします

 強烈な光に思わず目を瞑ってしまった。目を開けるとそこは森の中だった。しかしどこにも里香とマルクの姿はなかった。転移した際一緒に入らなかったせいなのか、秋斗達は里香と別の場所に転移していた。


「里香ぁぁぁ!」


「里香ちゃゃん!」


 大声で里香を探すが返事はない。


「秋丸、衛星から探せ!」


「その命令は不可能です。」


「なぜだ!?」


「衛星とリンクが出来ません。その為命令不可能となります。」


 秋斗は秋丸君8号改に衛星を使って探せと命令するが、衛星が使えない為探せないとの返事がくる。、秋斗は本当に異世界に来たのかと理解した。



「ここが....異世界....」


「柊君!とりあえず森を出ない?このまま夜になったら遭難してしまうかも....」


 唖然としている秋斗に紫藤が森を出ようと提案する。時間軸は地球と変わらないのか、まだ昼前だったが異様な雰囲気を感じる場所だった。


「そうだな、とりあえず人のいる場所を探そう。」


「うん。落ち着いたらいろいろ話してくれる?」


「あぁ..そうだな紫藤には話しとかないとな..」


 森の中をひたすら歩くと遠くから鉄と鉄のぶつかりあう音が聞こえてきた。


「紫藤さんはここにいて!行くぞ秋丸!」


 近くまで来ると三人組の男女が異形な二本足で立つ頭は豚で全体が茶色い毛で覆われている生き物に襲われていた。


(あれは..オークか?)

 秋斗も普通の高校一年生と同じくらいにはアニメや漫画を観賞する。なので異世界物の定番のオークの特長は知っていた。


「やべぇって!こいつら何体いるんだよ!」


「しゃべってないで殺しなさい!」


「ファイヤボルトっ!も、もう魔力がぁ..」


 逃がさないと三人を囲むように広がるオークの集団、三人内一名が魔法を放つがどうやら魔力切れのようだ。


「秋丸!殺れ!」


「了解しました。マイマスター」


「ぐひゃ、くひぃ、バタン、バタ、ブヒャ」


 秋斗の命令に秋丸君8号改の右腕からすぐさまオーク達に釘が飛ぶ。一瞬で倒されて行く仲間に残ったオーク達は逃げて行った。


「大丈夫か?」


「な、誰っ?」


 突然、目の前のオーク達が倒れていき、死の間際から助かった三人に秋斗が声をかけた。


「た、助かったぁぁぁ」


「生きてる、生きてるよぉぉぉ」


「こら!ばか!あ、あんた達がオーク達を?」


 秋斗と年齢の変わらなそうな男1名に女2名の三人組の男と女は助かった喜びを押さえられず口に出して喜ぶ。まとめ役らしき女が突然倒れたオークの後に現れた秋斗に確認する。


「あぁ、って言っても倒したのは秋丸だけどな」


「おのオーク達を舜殺って..ランクはなんなんだい?こんな場所でいったい何を..」


(ランク?やはりギルドとかあるのか?どうしよう..異世界の話しして問題が起こるのはまずいし..そうだな.)


 質問に素直に答えて騒ぎになると困る秋斗は必死に嘘をつく。



「え、えっとずっと田舎者で暮らしてて、街にでようとしたら迷子になってしまってな...ランクとは?」


「ランク?冒険者ランクだよ!そんだけ強いんだCぐらいはあるんだろ?」


 探りをいれる秋斗に冒険者ランクの事だと言ってくる。


「い、いや冒険者ではない。もの凄く山奥の田舎者でな..」


「なんか訳ありそうだね..まぁ助けてくれてありがとよ!わたしはエルダ!こっちのヘボ男がトーヤ、となりがトーヤの妹のセーニャ、一応三人で鬼蛇ってパーティーを組んでるEランクの冒険者だ。」


「俺は柊秋斗、秋斗ってよんでくれ!でこっちが俺が作った秋丸君8号改、そして、おーい紫藤さん!」


 秋斗は自分と秋丸の自己紹介すると木の影からこちらの様子を伺っていた紫藤を呼ぶ。


「は、初めまして紫藤由衣です。」


「??なんて言ってるんだい?」


「えっ!言葉が..えっなんで柊君わかるの!?」


 秋斗の元にきた紫藤がエルダ達に自己紹介をするも

 、エルダ達には聞き取れず秋斗に尋ねる。紫藤は言葉が通じない事に焦るが、秋斗が普通に会話してた事を思いだし秋斗に確認する。


(なんでだ?、俺だけ会話ができて、紫藤さんは出来ないんだ?母さんの血か?ばかな、母さん?あっ!)


 秋斗はネックレスを外し紫藤にネックレスを付ける。


「えっ柊君?あっ!ネックレス?あれ?言葉がわかる、柊君!わかるよ!」


「なるほど、このネックレスには翻訳魔法が付与されているみたいだね。」


 ネックレスを付けた紫藤はエルダとトーヤの会話がわかった事にテンションがあがる。

 そして自己紹介をお互いにする。そんな紫藤をみたエルダはネックレスに付与魔法がかけられている事にきずく。


「セーニャあんた翻訳魔法使えただろ?三人に使ってやりな!」


「うん。魔力も少し回復したし、三人くらいなら大丈夫。」


「トランスレーション!..どう?」


 エルダが翻訳魔法が使えるセーニャに三人に使ってやれと言う。

 セーニャが魔法を唱えると秋斗と紫藤に光がスッと入るが秋丸には入らず光が霧散する。


「どうだい?」


「おーわかる、わかる。」


 エルダの言葉にネックレスを付けていない秋斗か答える。紫藤もネックレスを外して確認するが言葉がわかった事でネックレスを秋斗に返す。


「そっちの子は?」


「......」


「あー秋丸こっちの言葉わかるか?」


「言語不明、しかし学習機能より、数日で所得可能と予想します。」


(やはりマルクの魔法も効かなかったからな、まぁ言語は大丈夫だろ。)


「大丈夫なのかい?もう1回かけるかい?にしても変わった子だね....」


「大丈夫、大丈夫。こいつは人じゃなく、俺が作ったロボットで..あっ(ロボットは通じないか?)」


「人じゃない!?ロボットってなんだい?いったいあんたらなにもんだい?わたしは本当はオークに殺されたんじゃ....」


「しっかりしてください。姉御!」


 自分の理解出来ない事にエルダは実は死んでいるのでは?と考えて遠くをみだした...。そんなエルダをトーヤが正気に戻るように言う。


「はっ!ま、まぁいい!とりあえず助かったよ。街までなら案内出来るがどうするかい?」


「頼む!出来ればいろいろ教えてくれ!」


 正気に戻ったエルダが街まで案内すると秋斗達に言うと秋斗は頼むとその言葉を受け、さらにこの世界の事を知る為いろいろ教えてくれ!とお願いした。


「わかったよ。なんやら訳ありそうだから、深くはきかないよ。とりあえずこのオークを解体しようか。」


「出来れば解体も教えて欲しい。」


「あ、私も!」


 解体をはじめるエルダ達に解体を教えて欲しいと秋斗が言うと話を聞いていた紫藤も自分もと言う。


「トーヤあんたは秋斗に教えてやりな!由衣はこっちで私が教えるよ。」


「へい!え~とまず血抜きをするため頭落としますか!。」


 平和の日本で育った二人だが文句の一言も言わず必死に解体を覚えた。解体を終えたオークの素材をエルダ達の馬車に載せれるだけ載せ街むかう。道中秋斗はこの世界の事をエルダにいろいろ質問をした。

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