あとがき代わりのキャラクター紹介(ネタバレ含む)
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
本作品はタワーオブプリンセス部門賞の応募作品です。
ですが日が経ってしまったこともあり、「タワプリってなんだ?」という方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこちらで簡単に、宣伝になってしまわない程度に、キャラクター紹介をします。
ほんとに簡単、かつ独断と偏見も混ざった内容なので、詳しくゲームの内容やキャラを知りたい方は「タワーオブプリンセス」で検索してみてください。
なお、以下には本作品やゲームのネタバレも含まれております。あらかじめご了承ください。
ではでは、どうぞ。
■原作のキャラ
【アリス】
魔法都市ノンノピルツの〝姫〟。ヘンテコな出来事が大好きな自他ともに認める変わり者。
しかしながら頭は良く、他都市の通信に無断で介入できるほど魔法技術に精通している。
大好きなのは皆のハッピー。そのためなら苦労はいとわない。
本作においてはメインヒロインで、ファルクにとって最も大切な理解者。
【エインセール】
妖精の少女。
ゲーム本編ではナビゲーターで、プレイヤーがどの姫に仕えてもサポートについてくれる。
クエストにおいては導きのランタンで行き先を示し。
ガチャでは入手アイテムに応じてリアクションをくれて。
イベントでは、なんか主人公そっちのけで姫と会話している気がしてならない。
そんな愛すべきかよわい妖精。
本作においてはファルクをサポートするサブヒロイン。なかなか頑丈で、重宝している。
【イザベラ】
魔法都市ノンノピルツの女王。人呼んで〝赤の女王〟。
退屈が嫌いな気分屋で、口癖は「首を刎ねてやる」。
作中に何人か登場する〝魔女〟の一人で、幼い外見ながら長い時を生きた非常に優れた魔法の使い手でもある。
本作においてはファルクの口げんか相手。
【アンネローゼ】
城塞都市シュネーケンの〝姫〟。
自信家で高慢。しかし多くの人を惹きつけるカリスマ性がある。
厳しい印象もあるが、親友のリーゼロッテと過ごすときの笑顔はとても優しい(公式ツイッターの誕生日イラスト参照)。
本作においては、ファルクの昔なにかあった女的なポジション。アンネローゼファンの皆様ごめんなさい。
【オズヴァルト】
世界を観察し見守る賢者。
アドバイスは言えるけどあまり突っ込んだことは言えない。そんな辛い人。
四月末の大規模アップデート後、飛行都市スマラクトガングの本当の代表者であることが発覚した。
お付きに妖精ユスティーネ(エインセールの姉)がいる。
本作においてはヒントをくれる人、兼ファルクに昔なにか入れ知恵した人。
彼に関しては、一言も間違ったことは言ってないようにしています。
【ティナ&ヴェラ】
イザベラ女王のお抱えお笑い芸人である双子の姉妹。
赤たまごと青たまご(服や頭の飾り)で区別できるが、どっちがどっちかは本人たちもわからなくなったとか。
ハンプティ・ダンプティと、トウィードルのダムとディーの要素が合わさったようなキャラ。
本作では時間稼ぎに使われる。
【ラプンツェル】
鉱山都市ピラカミオンの〝姫〟。
リーダーシップのある姉御肌。理性より感情、思考より行動でみんなをまとめあげる格好いいお姉さん。
人情にあふれていて気持ちの良い人物だが、かつて都市を支配した魔女ゴテルへの憎しみ・恐怖から、魔法都市に対して当たりがきつい。
本作ではイザベラとケンカする。
何気にアリスの不調の原因を知らず知らず言い当ててたりする。
【シンデレラ】
神聖都市ルヴェールの〝姫〟。
生真面目で正義感が強く、聖女の救出を誰よりも望んでいる。ゲームにおいてはアンネローゼとともにメインヒロイン中のメインヒロイン的な存在。
本作では会合で最も協力的。
【ルーツィア】
人魚。港町ウォロペアーレの〝姫〟。普段は海底の宮殿に住んでいる。
儚げで寂しがり屋で、シンデレラを盲目的に慕っている。
ちなみに人魚は陸を歩けないので、内陸へは川沿いに移動しているというのを先日の古代遺跡イベントで知りました。
先にそうと知っていれば浮遊魔法は使わなかった……。
本作においてもシンデレラ好き好き。
【リーゼロッテ】
ルチコル村の〝姫〟。赤ずきんと呼ばれる。
魔物と共存する村で過ごしたからか、魔物と意思の疎通ができる。
本作でも魔物と会話をするつもりだったけれど、展開の都合でお蔵入りに。
そのため姫の中でもっとも存在感薄くなってしまったかも。リーゼロッテファンの皆様ごめんなさい。
【シャイト】
白雪姫直属の騎士〝セブンドワーフス〟の一人。〝強欲〟の名を冠する。
気さくな人物で、ゲーム内では主人公にラブレターを届けるクエストを依頼してくる。年齢や性別関係なく、あまねくすべての女性への敬意を忘れない好人物。
本作ではファルクを妨害する強敵として登場。
ゲームではシャイトの武器は不明ですが、騎士は基本的になんでも扱えるので本作では大鎌を選択しました。
■本作オリジナルのキャラ
【ファルク】
本作の主人公。本名はファルケイン・アイトツァーン。
一人称は俺。二人称はお前・あんた。
傲岸な性格で、誰に対しても偉そうな態度と口調で話す。また、人の名前をろくに呼ばない。本作でも呼ばれたのは二人だけ。
出身はシュネーケンだが、とある理由から出奔し、アリスに仕えている。
戦闘能力は高く、双剣さばきと持ち前の敏捷性で敵を翻弄する。
魔物相手に無双している印象もあるが、ファルクがやや苦戦していたダーチュラはゲームでは序盤のボス。つまりはそういうこと。
名前は隼を意味するファルコンから。アイトはドイツ語で「誓い」、ツァーンは「牙」の意。
【グラント】
シュネーケンの正門に詰める守備隊長。声が野太い。
本作においてはファルクを追い詰めたり助けたり。不可解な行動をとるのは中間管理職の板挟みゆえ。
【デフォン】
アイトツァーン家に長年仕える使用人。気が利く。涙もろい。
なお庭が荒れているのは彼が老齢で、かつ人手不足で手が回らないため。
【ロルフ】
アイトツァーン家の当主。
かつてはシュネーケン騎士団で名を馳せた精鋭騎士。現在は引退し、所領でひっそりと暮らしている。
実力は凄まじく、ファルクを容易に手玉にとるほど。




