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大切な人・家族がいるあなたへ

作者: いくあ

毎日毎日、大切な人のことを思うと眠れない


大切な人は人それぞれだ


僕の大切な人は家族そして父だった


しかし僕の父は2003年11月3日に原発不明癌で亡くなった


いつも子供時代の自慢話をしてくれた


学校のことも僕は父にたくさん話していた


いつもいつもいしょにいた


テストで100点取ったときも自慢した


学校のこと友達のことをたくさん話した


たったそれだけでいつも幸せだ


やさしい父はいつもかまってくれた


それでも僕はいっしょにいるだけでは物足りずいつもだだこねていた


それでも父はかまってくれた


そんな父はいなくなってしまった


いつも身近にいた、大切な人がいなくなってしまった


そして今、たくさんの友達と出会い、いい点数がでても父に話すことはできない


いつもいたはずなのにいないということはこんなにも悲しいことなのか


たくさん話したいことがある


でも話すことができない


父の代わりは誰にもできない


だから話すことができない


あなたはどうですか


大切な人は身近にいますか


いつも一緒にいる家族はいますか


一緒にいてうざいとか死ねばいいのになど思ったことはないですか


僕から思うとそんな死ねばいいなど絶対に思ってはいけない


ただ一緒にいるだけそれだけで十分に幸せなのだから


一緒にいることに慣れているあなたたちは幸せを感じないと思う


しかし、いなくなって初めて幸せだと気づいてしまう


そんな気持ちは経験した人にしかわからない


ただ今あなたと一緒にいる人は大切にしてほしい


僕から見たら大切な人がいるあなたは幸せなんだよ


それをどこか心のすみにおいてこれからの生活を楽しんでほしい


それが僕の願いです



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― 新着の感想 ―
[一言] なんだか不思議な感じの作品ですね。 『僕』のお父さんが亡くなったのですね……そんな悲しい気持ちが伝わってきます。 大切な事がよく伝わってきました。どこか不思議な気持ちになりますね。
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