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理想郷の彼方へ  作者: あんぱん極
Mystery of two people
2/19

TARGET 2 スイッチ

【1】


この日本には1年前から突如流行りだしたスイッチバトル。名前にはまったく捻りがないが名の通りスイッチを使って戦うモノだ。

1年前、何処からともなくスイッチを使ったバトルが行わられるようになり学生から大人までもが嗜むようになった。ただ誰が作り、誰が流行らせたのかは未だ不明で不安なところがあるが正直、俺からすればどうでも良かったりする。

なぜならこの俺、坂崎 代智もそのスイッチバトルを少々やっているからだ。

「お前とやるのって結構久しぶりだよなァ?」

「あぁ、うん。まぁ、それなりにね」

現に今から友人とスイッチバトルを始めようとしているわけだ。

スイッチバトルというのはスイッチと呼ばれる道具を使うことでできるモノでスイッチのボタンを押すことによりスイッチが武器に変身する。

「使用スイッチは2っまでだ。先にスイッチアウトした者が負けで良いな?」

「問題ない」

勝敗は武器を戦闘で使えなくすれば良い。ちなみにスイッチアウトというのは武器からスイッチに戻ることを言う。

「それじゃ、始めますか」

「お手やわらかになー」


「「スイッチ・オン!!」」

そして、互いにスイッチを押した―――。




【2】


「いやー、負けたわ。あれ……これで何勝何敗だ?」

「確か…………これで349戦目だから……176勝173敗だから俺の勝ちだぜ 」

俺らはスイッチバトルが流行りだしたのに便乗する形で始めた感じで高校3年生の大事な時期を嶋田 恭介とスイッチバトルをしてきた。実力も互角で何戦もしてるうちに300回以上行ってる内に高校を卒業してしまったのだ。

「それにしても俺らも大学生だし引退するにはちょうどいい時期なんだけどよ……」

「なんだ?恭介、スイッチバトル引退すんの?」

「あぁ、いや、勉強も真面目にやんねぇと就職とか関わってくるじゃんか?バイトして貯金もしたいしよ」

確かにずっとゲームをやっていくのにも限度がある。

せっかく入った大学だし無駄にするのも親に申し訳ない気もするしな。

「たまにやるぐらいなら引退とかしなくて良いんじゃねーの?」

「だよな。代智とも決着つけたいし引退はしなくて良いかな」

所詮は遊びだし、無理にやる必要は無いしな。


スイッチバトルで受ける攻撃は全て架空のものであり武器はホログラムに近いもので刀で斬られたとしても斬られるというわけでなく痛みを軽減されて与えられるので命に別状のないという安心感があるのが流行った理由なのかもしれないが正直、疲労は出てくる。疲労が出てくれば必然と眠気も出て勉強どころではなくなるから大学を優先するなら控えた方が良いだろう。


「んじゃ、とりあえず俺は授業入ってるから行くわ」

「んぁ、気ぃつけてな~」

それにしても俺もそろそろ将来のことを考えないとな……………。




この時、俺はまだ知らなかった。

この瞬間から運命は確定していた事を。

俺の運命、友人の運命、日本の運命、世界の運命が―――




【3】


「あぁー、そうそう例の3人はどんな感じかなァー?」

「はい、彼らは素質はありますがやはり偽物では検討しかねます」

二人の男がどこかの屋上でそう呟いた。

「それじゃ、ダイちゃんには最初の実験に付き合ってもらっちゃうかな」

一人の男は笑みを零しながら立ち上がり出口に向かった。

「では、ターゲットBに明日実験を手伝ってもらうのですか」

「あぁ、そうだよォ。アレから2年も経ったんだからそろそろ頃合いだからねェ?いやぁ、楽しみだなァ……ハ、ハハ、アハハハハハ……あぁ、やっとだよ……坂崎代智くぅん!!」

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