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EP.18『天使のひ孫スレイド』

一向はユナント着いた。

エンデュ「どうやら着いたようじゃ。」

デビルデビデビルビルビー「ここがこれから荒らされる王国ユナント。」

ウサギA「あ!エンデュさん!!」

ウサギB「エンデュさん!お願いです!我々に食糧を!」

エンデュ「なんと!食糧までか!」

ウサギC「もう頼みの綱は貴方しかいません!」

エンデュ「分かっておる。今その話をつけに行くとこじゃ!ワシのひ孫を叱りにな!」

??「話をつけに?老いぼれの言いなりを聞くと思うか?」

ウサギA「スレイド様が来られた。」

ウサギの民達はひざまづいた。

エンデュ「スレイドよ、母の言いつけを守らなくて良いのか?」

スレイド「フッ、その言いつけを守ったからあんたの後は誰も継いで来なかったんだろ?親父も祖父も天使になる前に死んでんじゃねえか!」

エンデュ「だからと言って、人々を苦しめてはならない。」

スレイド「うるせぇ!あんたは未来を視てるようで俺たちの運命まで視れてねえだろうが!だったらこの権力死ぬまで使って楽しく生きたいんだよ。」

エンデュ「スレイド…」

スレイド「俺の法律では俺が気にいる奴は飯が食える、気に入らない奴はどっか行けだ。老いぼれあんたは気に入らない!天界でもどこでも行って来い!」

ヴァールノマ「なんだろうなぁ〜」

スレイド「あ?」

ヴァールノマ「お前とは同じ匂いがするなぁ。」

スレイド「誰だてめぇ。」

ヴァールノマ「ヴァールノマだ。このジジイと同じ立場の天使だが俺は自由を愛する者なんだ。でスレイド君だっけ?気に入ってる奴ってどんな奴だ?」

スレイド「……」

ヴァールノマ「無口ってことは女だな?この場にいるウサギはどれも男。ハーレムを作りたいってことかな?」

スレイド「ヴァールノマって言ったっけ?消えろ!俺に付きまとうな。」

ヴァールノマ「なんだ?照れてんのか?」

スレイド「この場に女がいないだけで女も食糧渡してねぇよ!消えろと言ったはずだ!」

スレイドはヴァールノマを殴った。

ヴァールノマはすぐさまスレイドの拳を凍らせた。

スレイド「ぐぬぬ、」

ヴァールノマ「スレイド坊ちゃん。何歳だ?」

スレイド「19だ…何か問題か?」

ヴァールノマ「ゲマン!お前より歳上だってさ!見えねぇよな!」

ゲマン「あんたは年齢の割に自重しろよ。」

ヴァールノマ「スレイド坊ちゃん、恋したことあるか?」

スレイド「は?」

ヴァールノマ「恋だよ。俺は何回もあるぜ。今はあそこにいる猫ちゃんにメロメロなんだ。だから狙ってんだよね〜」

ルランは顔を引き攣ってた。

スレイド「お前は天使というかストーカーだろ!」

ヴァールノマ「ストーカー?人聞き悪いなぁ。求愛行動なんだよ。ところでここにキャバクラはあるか?」

スレイド「んなもんねぇよ!メロメロとか言いながら目の前で結局他の女も狙ってんじゃねえか!」

ヴァールノマ「俺は全ての女を愛したいのさ。」

デビルデビデビルビルビー「てめぇら!争ってる場合じゃないぞ!」

デビルデビデビルビルビーが戦いを止めた。

デビルデビデビルビルビー「エンデュが言うにはここに死神セズザが来るはずだ。」

ヴァールノマ「別に、ここ荒らされても俺は構わないけど。」

スレイド「俺も大切な奴が生きてるだけでそれで良い。」

デビルデビデビルビルビー「呆れた。エンデュ、セズザが来るのはいつだ?」

エンデュ「3日後」

デビルデビデビルビルビー「あんたの孫とヴァールノマをぶちのめして性根叩き直す。お前ら殴らせろ。それとぶちのめしたらゲマンへの課題俺ともにセズザを倒すと言うものにしてくれ。」

エンデュ「良いじゃろう。」

ヴァールノマ「スレイドの坊ちゃんを倒せても俺まで倒せるか?」

スレイド「舐められたもんだ!どいつもこいつも!」

ヴァールノマ「凍っとけ!悪魔!」

デビルデビデビルビルビーは自身の足に炎を纏った。

ヴァールノマ「クッ!」

デビルデビデビルビルビー「触れた部分が凍るなら!焼く能力で溶かしながら蹴る!後は力量だ!」

ヴァールノマ「やるな。」

スレイド「俺の能力は疾い!風のようにな!この速度に着いて来れるか!」

デビルデビデビルビルビー「砕く能力!巻く能力で大地の渦を作る!ランドフォール!」

スレイド「ぐわぁ。」

デビルデビデビルビルビー「疾いだけじゃ通用しない。」

ヴァールノマ「だったらこれは、どうだ!つららの雨だ。怒羅威アイス!」

デビルデビデビルビルビー「グッ!」

ヴァールノマ「焼く能力で防いでもこれならどうだ!」

デビルデビデビルビルビーの能力を解いた。

デビルデビデビルビルビー「ぐわあああああああ。」

ヴァールノマ「俺は誰も倒せない!誰の命令も聞かない!」

エンデュ「炎、焼、燃、火、焚、炙、熱、暑、溶、滾!久しぶりじゃわい仕込み杖を使うのは!ヘブンファイアー」

ヴァールノマ「グハァ!」

ヴァールノマ(ジジイ戦うとこ見たことないが詠唱を唱える時間も未来視で把握しているのか?ここまでとはッ!)

ヴァールノマとスレイドとデビルデビデビルビルビーが倒れた。

エンデュ「久しぶりに剣を振るうのは疲れるのぅ」

ウサギB「エンデュさん休んでください!」

エンデュ「そうさせてもらおう。」

ルラン「ウサギの住民達はエンデュさんを親しんでるね。」

ゲマン「ああいう人だエンデュさんは。」


セズザ「ユナントかぁ。デビルデビデビルビルビーもいるなぁ。丸ごと狩り取ってやるかぁ。」


EP18終わり

次回EP19『死神セズザ』

アクマのレクイエムキャラ紹介

キャラ名【スレイド】

能力【疾い】

所属【なし】

年齢【19歳】

出身地【ユナント】

好物【フルーツ増し増しのケーキ】

嫌いな食べ物【椎茸】

兄弟姉妹【いない】

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