EP.17『兎の王国ユナントへ』
前回のあらすじ
ゲマンが駆け付けて、悪魔5体と戦うゲマンは
1体の悪魔を倒すと気分が悪くなり、戦いに支障をきたすものとなった。
ゲマンは咬む能力の悪魔に襲われ、攻撃しても回復される
ルランは悪魔に捕まり、チビルビーは骨を一本ずつ砕くという拷問を受けた。
ルラン「辞めて…辞めてよ!!」
チビルビー「ぐわぁああああ」
悪魔A「黙れ、猫娘!立場は俺たちが上だ。ゲマンはもう時期死ぬ、傷ぶってるこいつも死ぬ。そしてデビルデビデビルビルビーを殺した後、お前も殺してやるよ。だけどお前いい女だな、俺の妃になるか?」
悪魔B「おい!こいつは俺が貰うつもりなのに、抜け駆けすんなよ!」
悪魔A「黙れ!3下!」
ルラン「どっちも絶対嫌!ヴァールノマの方がマシよ!」
キギワ(ルラン!!!!!)
キギワはルランを見ていた。
ルランはキギワの存在に気づいて、合図を送った。
キギワ(任せておけ!ルラン俺が出来るのはこれしかない!)
キギワは刃を突き立てて悪魔Bに突っ込んだ。
悪魔B「うぅ!ナニィ!!」
キギワ「甘く見たな。俺はナマクラでも玩具でもない、呪いの剣!キギワ様だ!」
悪魔Bはルランから手を離した。
キギワ「ルラン!使え!」
ルラン「ハァ!!」
悪魔B「ぐわあああああああ」
悪魔A「く、タフな女だな。」
ルラン「私だって戦いたくないけど戦える!チビルビーを離しなさい!」
悪魔A「調子に乗るなよ。」
チビルビーから手を離した。
悪魔A「そいつの足と羽は既に砕いた、まともには動けん。」
ゲマン(こうなったらあれをやるしか無いのか?)
悪魔E「どうした?声も出なくなった?」
ゲマン「出なくなるのは…どっち…かな?」
悪魔E「ん?」
悪魔D「何がするつもりだ!」
ゲマン「フィールドインパクト!ルラン!しゃがめええええええ!」
するとゲマンを中心で斬撃が円状で飛んだ。
悪魔Eと悪魔Dは声をあげる間もなく真っ二つになった。
悪魔Aは咄嗟に避けた。
ルランはしゃがんで逃れた。
悪魔A「なんだと?」
ゲマン「グハァ!やったぜ…2体巻き込めた!!」
キギワ「お前大丈夫か?この血の量!」
ゲマン「フィールドインパクトは自身が流した血を増やして利用してぶっ飛ばす捨て身の技。」
悪魔A「なんでやろうだ!」
すると何者かが走ってくる。
デビルデビデビルビルビー「伸びる能力、焼く能力、蹴る能力を合わせた俺の技!バーニングスパーキング!!!!」
悪魔A「貴様は!!デビルデビデビルビルビー!!!!」
デビルデビデビルビルビー「遅くなった!ごめん!!」
悪魔A「ぐわああああ」
デビルデビデビルビルビーの能力は24個、残り42個。
デビルデビデビルビルビー「あ、チビルビー!!あいつらにやられて、今、癒す能力を手に入れた!癒しで治してやる!!」
チビルビー「僕より先にゲマンを、ゲマンを!!!!」
デビルデビデビルビルビー「ゲマン?なんだ、この血の量。気を失ってる!」
デビルデビデビルビルビーは速急にゲマンを癒して治した。
デビルデビデビルビルビーはチビルビーを癒した。
しかしゲマンは目が覚めない
デビルデビデビルビルビー「起きろ!てめぇ俺を殺すんじゃねぇのか?能力を取り戻したら全力の俺を倒すんだろ!」
ゲマンは目が覚めない
ルラン「嘘、ゲマン…」
キギワ「おい!おい!」
チビルビー「ゲマン!!」
エンデュとヴァールノマが駆け付けた。
エンデュ「これは、まずいのぅフィールドインパクトを使ったのか?」
ルラン「ええ!使ったわ。あなたは?」
エンデュ「ワシは兎の天使エンデュじゃ。フィールドインパクトを使った者は気を失うとほぼ死ぬのじゃ、生きていたとしても植物状態に陥るのじゃ。」
ルラン「そんな…」
エンデュ「でもヴァールノマを連れてきて良かった。」
ヴァールノマ「ん?」
エンデュ「お主の解く能力で植物状態を解いてやるのじゃ。」
ヴァールノマ「なんで俺が男を助けないとならないんだ。」
ルランはヴァールノマにビンタした。
ヴァールノマ「いってぇ!!何するんだよルランちゃん」
ルラン「男とかそんなのどうでもいいでしょ!人を助けるのにそんなことを優先するの?もしゲマンがこのまま死んだら私はあなたを許さない!」
ヴァールノマ「ぐぬぬ、解除する!!」
ゲマンは目が覚めた。
ルランはゲマンを抱いた。
ルラン「ゲマン!良かった!」
ルランは泣きながら言った。
エンデュ「デビルデビデビルビルビーお主残る能力は何個じゃ?」
デビルデビデビルビルビー「42個だ、で?あんたの国は?」
エンデュ「この花畑を抜けてすぐじゃ。ヴァールノマお主も来い!」
ヴァールノマ「えぇ〜」
エンデュ「いいから来るのじゃ!お主の性根叩き直してやる!」
チビルビー「エンデュの国はどういうとこなんだ?」
エンデュ「一言で言えば兎しかいない国じゃ、ワシはそこの長老をしておる。王は別に居るがのぅ」
ゲマン「確か、兎の王国ユナントでしたよね。確か果物が絶品だとか。」
エンデュ「そうじゃ、ただあそこの王は果物を牛耳っており、若いしか取り柄がないのぅ。」
ゲマン「あなたが王じゃないのですか?」
エンデュ「王はワシのひ孫スレイドじゃ。」
EP17終わり
次回EP18『天使のひ孫スレイド』
アクマのレクイエムキャラ紹介
今回は休み