EP.14『自由の天使ヴァールノマ』
前回のあらすじ
デビリィゲマン号でヤサギヌへ向かうデビルデビデビルビルビーたちは
船に潜り込んでいたナンパ師に翻弄される。
ナンパ師はルランを口説くが呆気なく振られてしまう。
上陸したデビルデビデビルビルビーたちは
暴君の天使ハゼラスと出会う
ハゼラスはゲマンを天使失格と揶揄するが
デビルデビデビルビルビーはゲマンを擁護してつもりで攻撃を繰り出すのだった。
しかしデビルデビデビルビルビーは一切攻撃をせず、避け続けるのだった。
そしてルランのやめてと言う声で船に潜り込んでいたナンパ師はハゼラスを止めた。
そしてナンパ師の正体は12天使の犬自由の天使ヴァールノマだった。
ハゼラス「貴様!」
ヴァールノマ「ハゼラスの旦那、そんな単細胞だといつまで経っても天女なんて出来ないよ。」
ハゼラス「俺に天女などいらん!」
ヴァールノマ「俺たち天使は後継ぎの為に、嫁つまり天女が必要はずなんだ。ただ俺は候補が多くてね、今はルランにズッキュンだ。」
ルラン「私猫だけど。」
ヴァールノマ「そんなこと関係ない結婚さえすれば、同じ動物になるから。おいで、俺とデートに…」
ハゼラスはヴァールノマをぶん殴った。
ヴァールノマ「痛ってぇなぁ。」
ゲマンは不思議に思った。
ゲマン(なぜハゼラスさんの攻撃を食らって爆発しないんだ?必ず爆発するって言うのに。)
ヴァールノマ「おっと?ゲマン攻撃を食らってなぜ爆発しないか気になってるんだろ?」
ゲマン「ゲマン!?」
ヴァールノマ「俺の能力は【凍る】という能力と【解く】いう能力の二つだ。爆発しないのは凍る能力で空気を凍らしているから爆発までは到達しない。」
ハゼラス「それだけじゃねぇ!ヴァールノマだけはリザジュウガでも止めれないんだ!こいつは能力を解除することが出来る!かけても無駄というのがオチだ!」
ヴァールノマ「解説ご苦労様だよ。ハゼラスの旦那」
ハゼラス「だが俺を怒らせたことは!てめぇの体で払ってもらうぞ!ヴァールノマ!」
ヴァールノマ「小物だね。ハゼラスの旦那。愛スクリーム」
ハゼラスは全身が凍った。
ヴァールノマ「彼にはこれで物理的に頭を冷やしてもらおう。」
キギワ「すげぇ、あいつ強いんかよ。」
チビルビー「驚いたね!」
ヴァールノマ「それより本題だ。ルランさっきひまわりの咲いている畑を見つけたよ。これから夜までそこで愛を語r…」
ルラン「却下で。ひまわり畑に行くのはキギワとチビルビーと一緒に行くだけで充分!」
ゲマン「ひまわり畑は行くのかよ。」
デビルデビデビルビルビー「それとこれとは別だなヴァールノマさんよぉ〜」
ルラン、キギワ、チビルビーはひまわり畑へ行った。
デビルデビデビルビルビー「俺らは街中散歩するか」
ゲマン「そうだな」
デビルデビデビルビルビーとゲマンは散歩し始めた。
ゲマン「なぁデビルデビデビルビルビー、あの人からも課題出されるのかな?」
デビルデビデビルビルビー「ヴァールノマか?」
ゲマン「ああ、あの人リザジュウガさん主催の12天使の会議すっぽかして女を連れ回ってたって噂なんだ。」
シーヤ「それと犬の天使ヴァールノマさんについてなのですが。彼の不貞行為、天使でも目に余りますよ。」
リザジュウガ「あいつは仕方がない、会議に参加しないのは私の能力が効果ないからだ。それに彼は自由を縛られることが1番嫌っているんだ。」
シーヤ「ですけど、ゲマンへの課題を彼に出させるのですか?」
リザジュウガ「少なくとも12天使の中でも私を含む最強の4人に入っているのは確かなのだから。」
シーヤ「リザジュウガさん、シュウビャさん、エンデュさん、そしてヴァールノマさんの4人ですよね。」
リザジュウガ「本来犬の天使が最強の4人に入ること自体今まで無かった。元々彼は凍る能力だけだったのが解く能力まで身に付けたことで4人に入った。」
シーヤ「でも彼は!遊びすぎですよ。」
リザジュウガ「天女欲しさに飢えているからな。」
ヴァールノマ「おーい!ゲマン、お前に課題を出す!」
ヴァールノマが追いかけて来た。
ゲマン「ん?ヴァールノマさん…」
ヴァールノマ「俺と彼女を結婚させるキューピッドになってくれ!」
ゲマン「なんで俺がヴァールノマさんとルランのキューピッドに、」
ヴァールノマ「天使っていうのは愛のキューピッドだろ?頼むよぉ〜」
デビルデビデビルビルビー「確かに天使らしいが、」
ヴァールノマ「でしょ〜頼むよぉ〜ゲマンくん〜」
ゲマン「もっと真面目に考えてください。」
ヴァールノマ「俺は真面目だよ!真剣に彼女、えー名前なんだっけ?」
デビルデビデビルビルビー「ルラン」
ヴァールノマ「そうそうルラン!彼女と俺との幸せを真剣に考えてるよ。」
デビルデビデビルビルビー「お前、市場でいろんな女口説いてた癖によく言えるなぁ」
ヴァールノマ「ルランだけは心惹かれたんだって!」
デビルデビデビルビルビーは怪しんだ。
ゲマン「とにかく!別の課題にしてください。」
ヴァールノマ「なんでよ、1番天使らしいじゃん!夢の中で自分と戦ったり、船を作ったり、悪魔の討伐なんかよりよっぽどなぁ」
町内アナウンス「ヴァールノマさん、ゲマンさん、デビルデビデビルビルビーさん、至急王宮までいらしてください。繰り返します。ヴァールノマさん、ゲマンさん、デビルデビデビルビルビーさん、至急王宮までいらしてください。」
ヴァールノマ「おそらくハゼラスの旦那だな。」
ゲマン「あの人相当俺らにキレてたみたいだから。」
デビルデビデビルビルビー「この国にまともな天使はいないのか?」
EP14終わり
次回EP15『大義の天使エンデュ』
アクマのレクイエムキャラ紹介
キャラ名【ヴァールノマ】
能力【凍る】【解く】
所属【12天使】
年齢【28歳】
出身地【ストライド】
好物【オムライス】
嫌いな食べ物【栗】
兄弟姉妹【姉リリレナ】