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EP.13『暴君の天使ハゼラス』

ゲマン「もう少しで着きそうだな。」

ナンパ師「そうだな。」

チビルビー「あの島着いたら何する?」

デビルデビデビルビルビー「まずはハゼラスを探すんだろ?」

ルラン「確か、ゲマンにデビルビーを消しかけようとさせた奴でしょ?」

ゲマン「ああ、ハゼラスさんは俺への課題で七大悪魔を倒せと言ってきた。」

ナンパ師「頭の硬い野郎だな。全く。」

デビルデビデビルビルビー「ああ、全くだな。ってお前誰だ?」

キギワ「こいつ、タズタの市場で女口説いてたナンパ師じゃねえか!」

ゲマン「何しに着いてきた?」

ナンパ師「別に良いじゃねえか、減るもんじゃないし。」

チビルビー「あ、男としてダメな人!」

ナンパ師「おいおいそれは無いだろ?それに俺の目的は。」

ルラン「え?」

ナンパ師はルランに近づいた。

ナンパ師「君ほどの美人なかなかいない。あの島の街に行ったらデートに行こう!君は俺の運命の女なんだ。」

ルラン「なんか、無理です…生理的に」

ナンパ師「またまたぁ、俺は君と結ばれるためにこの船に乗ったんだぜ?」

ルラン「いや、ほんと無理です。」

キギワ「フハハハハ!振られたな?ザマァみろ!ルランは確かにそこら辺の女より可愛いのは認めるけど、お前じゃ釣りあわねぇんだよ!ガハハハハハハハハ!」

ナンパ師「ナマクラは黙ってな。」

デビルデビデビルビルビー「そうこうするうちに着いたな。」

ゲマン「ここはカイルヒのヤサギヌという街だ。ハゼラスさんはここにいるはずだ。」

ナンパ師「じゃあな、俺はハゼラスとか興味ないから。」

ゲマン「あのナンパ師は2度と会いたくない人だな。」

デビルデビデビルビルビー「全くな。」


ハゼラスがやってきた。

ハゼラス「おう、ゲマンようやくここに来たか、」

ゲマン「ハゼラスさん、」

デビルデビデビルビルビー「あんたがハゼラス?」

ハゼラス「ああ!暴君の天使ハゼラスだ。ここに来たってことはシーヤとマキャムの課題を突破したってことか。」

ゲマン「はい」

ハゼラス「で、俺の課題は突破したのか?」

ゲマン「それがまだです。」

ハゼラス「は?七大悪魔とかいうクズどもなど生かしておくつもりか?」

ゲマン「……」

ハゼラス「てめぇは天使失格だ。」

デビルデビデビルビルビー「お前、そんな権限あるのか?」

ハゼラス「あ?」

デビルデビデビルビルビー「こいつは最初俺を消しかけに来やがった。七大悪魔で能力を失った俺をな。それで追い詰められてルランがフォローした。ましては新米の天使、最初から七大悪魔を倒せる力なんて無いだろ?実際にファーレに殺されかけているからなそいつ。」

ハゼラス「本当か?」

ゲマン「はい、確かにデビルデビデビルビルビーの言う通りです。」

ハゼラス「デビルデビデビルビルビー、お前がか、」

デビルデビデビルビルビー「個人的に俺の勘が正しければ今まで会ってきた奴らの中で1番弱そうだ。」

ハゼラス「なんだと?ゲマン!お手本見せてやる!俺の力でそこのクソ悪魔をぶち殺してやる!」

ハゼラスは怒った。

ハゼラス「俺の拳を受けろ!クソ悪魔!」

デビルデビデビルビルビーは避けた。

デビルデビデビルビルビー「これはこいつの拳に当たったところが爆発した!?」

ハゼラス「俺の能力は【爆ぜる】能力だ!その威力は怒りが上がるほど増して行くんだよ!」

ハゼラスはデビルデビデビルビルビーに拳を振り上げ続ける。

ハゼラス「お前が避け続けるたびに俺はイライラする!とっととくたばれ!」

チビルビー「あぁ…」

キギワ「ヤバいぞあいつ!」

ゲマン「ハゼラスさん!やめてください!」

ハゼラス「貴様が出来ねぇからやってんだろぼけぇ!」

ゲマン「ぐわぁ」

ゲマンは止めに入ったがハゼラスは殴り飛ばした。

ハゼラス「邪魔しやがって!」

デビルデビデビルビルビー(こいつ!イカれてやがる!こんなのが12天使なのか?聞いて呆れるな!)

ハゼラス「反撃もしてこねぇ!攻撃も当たらねぇ!どいつもこいつもイラつかせるばかりだ!!!」

ルラン「もう…やめてよ…もうやめてよ!」

ハゼラス「外野は黙ってろ!」

デビルデビデビルビルビー「お前だけが怒ってるじゃねぇよ!俺もお前にムカついてきたが!俺はてめぇを攻撃しねぇ!」

ハゼラス「舐められたものだなぁ!死ねぇクソ悪魔!」

するとそこに1人の男が止めに入った。

ナンパ師「やれやれだぁ、女が必死に呼びかけてるのにだ。やめてやれよハゼラスの旦那。」

ハゼラス「邪魔をするなら貴様も殺す!」

ナンパ師「相変わらず硬いねぇ頭が!」

ハゼラスの攻撃が命中したが

ハゼラス「何?爆発しない?むしろ凍ってるだと!?」

ナンパ師「改めて名乗らせてもらおう。12天使の犬、自由の天使ヴァールノマ。愛の救世主だ。」

ハゼラス「ヴァールノマだと?」

ヴァールノマ「いかにも、俺は12天使の中でも4人しか会得してない第二の能力を発現させた天才だ。」


EP13終わり

次回EP14『自由の天使ヴァールノマ』

アクマのレクイエムキャラ紹介

キャラ名【ハゼラス】

能力【爆ぜる】

所属【12天使】

年齢【32歳】

出身地【ヤサギヌ】

好物【焼肉】

嫌いな食べ物【ホットケーキ】

兄弟姉妹【いない】

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