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初めての魔物召喚

もうすぐ10話いけそう。

作者、がんばる。

魔物召喚のウインドウを開き、召喚できる魔物のリストを呼び出す。

今、召喚できる魔物は4種類。




【シロップアント 10DP】

【体長1メートルはある、巨大な蟻の魔物。穴掘りが得意。腹部に袋状の器官を持ち、採取した蜜などをそこに貯める。蜜は甘く美味】



【ケイブバット 5DP】

【洞窟に住み着くコウモリの魔物。大群で襲いかかり、視界を遮る。成長すると、精神系の魔法を習得する】



【ジャイアントラット 5DP】

【体長1メートル近いネズミの魔物。攻撃には毒があり、疫病を撒き散らすこともできる。繁殖力が非常に旺盛】



【スライム 5DP】New

【どこにでもいる魔物で、子供でも討伐が可能なほど弱い。何でも食べ、消化するため、ゴミの処理にも使われる。食べた物や環境によって様々な進化を遂げる。1日1回分裂する】





初期からラインナップされていたのは、蟻やコウモリ、ネズミ。

いかにも洞窟って感じの魔物だ。


ひとつ気になるのは、蟻の魔物だ。

シロップアント、という名前と説明から、前世の世界にいたミツツボアリっぽさがある。


ミツツボアリは、腹部に蜜を集める蟻だ。

うまくすれば、体格に見合った沢山の蜜を集めてくれるかも。


穴掘りもできるから、DPの節約にもなりそう。


ゴミ処理係にスライムを、穴掘り係にシロップアントを選ぶ。とりあえず2体ずつ、合計30DPを使って召喚を行うことにした。




【シロップアント 2体 計20DP】

【召喚しますか?】

【はい いいえ】




迷わず【はい】を押し、

続けてスライムの項目を開く。




【スライム 2体 計10DP】

【召喚しますか?】

【はい いいえ】




こっちも【はい】を押す。


暗い洞窟の中に、大小4つの魔法陣がきらきら光りながら現れる。


イルミネーションみたいでとても綺麗だ。


じっと眺めていると、魔法陣の中に光が収束していき、どんどん魔物の形を成していった。


30秒ほどすると、シルエットは完全な形になり、光が霧散して魔法陣も消え去った。


魔法陣があった所には、体長1メートルはある巨大な蟻が2匹、そしてバスケットボール大の透明なスライムが2匹、行儀よく並んでいた。



シロップアントは本家ミツツボアリを少しデフォルメしたような見た目をしていて、リアルすぎず可愛さがある。

お腹の袋にはまだ何も入っていないので、普通の蟻のようにしか見えない。


スライムはバスケットボールサイズの水餅につぶらな目が付いた感じ。シンプルな可愛さがある。

瞬き(のようなもの)をしたり、意外と表情が豊かそうだ。


この子達がどんなことができるのか、すごく楽しみだ。


それと、手元に残るウインドウには残りのDPが表示されている。



【残 964DP】



まだそれなりに余裕はあるけど、気を付けて使おう。



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