残業の契約
残業した時に限らず会社にいる限りものすごい理不尽な契約を強いられてるのでは?と考えて書きました、一読ください
残業というのは一般的に1日8時間を超えて働かせる場合その分割増で賃金を払わないといけないというものである
残業にも色々理由があるがそれは突き詰めると業務が終わらないと言うことだろう、残業は悪魔との取引だとしたら…?
平塚 大和は今日も残業していた、理由としては上司に仕事を押し付けられたからと言う簡単な理由だった
そして、ほとんど誰もいなくなったオフィスでふと黒い影が囁きかける…
「金が欲しいか?」とつぶやく声が聞こえた気がした
大和は欲しいと呟いた
そしてふと気がつくと朝になっていた…
そして残業代が給料に振り込まれていた…
まさに当たり前のようになっている光景
でもここで私たちはお金と引き換えに一番大事なものを失っているのかもしれない
それは若さ…わかりやすく言えば時間である
時間を引き換えに金をもらっている、その時間は二度と戻ってこない
そしてそのままその契約を結び続けて死んでいく…
果たしてそれは本当に幸せな生き方なのか…
人は老いていくときにそのことを自覚する…
大和が自覚するのがいつになるのか…そしてそこからどうやって
契約を破棄したかそれはまた別の話…