表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの人に死を  作者: 月見うどん
第1章 チュートリアル
1/107

1.よくわからない

初投稿です、よろしくお願いします。

「な!」

 何が起きたのかわからない、昼寝から目覚めたと思いきや自身の寝姿が目の前に。

 体から抜け出ている、幽体離脱っていうやつ?

 もしや死んだ?と思ったら、戻れた…。


「夢?」

 首を傾げつつもまぁ夢なんだろうと割り切り、とりあえずトイレへGO。




 手を洗い、冷蔵庫のリンゴジュースを一杯。

「ビタミン切れると肌がヤバイからな」

 と独り言を漏らしながら飲み干し、同居人を探す。


 玄関に脱ぎっぱなしのスリッパが一足分と、脇に置いてあったゴルフバッグがないので、父はゴルフに行ったらしい。

 週末になると友人やら彼女が車で迎えにやってくる、友達の限りなく少ない俺と大違いだなと感心するわ。

 七十歳を越えても彼女を作ったりと遊びが上手だ、そんな余裕を持てる父が羨ましい、俺には無理だったからね。

 もう数年前になるが、父が母と熟年離婚した翌年、俺も離婚したのだ……。「親子揃って何やってるの?」と近所のおばちゃんによく言われたものだ。



 夕方になり父が帰宅した。

 二階の自室に居た俺は階段を降り「おかえり」と声を掛ける。

 しかし、父は独り鼻歌を歌いながら通り過ぎていく。

「おい!おかえり父さん!」

 やはり聞こえていない、というより此方を認識すらしていない。

「ふざけてんのか、クソ親父?」

 と後ろから肩を掴もう手を伸ばすとすり抜けた!

「……へ?何で? どういうこと?」

 先程まで家の中をウロウロしたり、テレビを見たり、冷蔵庫漁って飯作ったりしてたのになんで? 疑問が後から後から押し寄せてくる。


 額に手をやり頭痛を堪えるかのように考える、考えてわかる訳が無い!


 父親に何かあったのかもしれない、玄関から急ぎ外に出る、夕方なので近所の子供たちが走り回って遊んでいた。

「おーい、お前ら」

 ちょうど良いので、軽く声を掛け頭でも撫でてやろうとしたが無視され、またもすり抜ける。


「何がどうなってんだよ……もう」

 頭を抱えて蹲り途方に暮れる、時刻も相まって正に黄昏。



「あらあら……」

 声が聴こえたので顔を上げると、とんでもないおっぱいの女性が空中に佇んでいた。

読んでくれて、ありがとうございます。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ