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06 =カフェ・オ・レ= *出題編
帰ってきたら、静慈くんが泣きそうな顔でドアの前に立っていた。
手には黄色の封筒を持っている。
あの野郎……静慈くんに無茶振りするとは。今度帰って来たとき締めてやらねば。
「あのね、ごめんね、りん君」
「何かあったの?」
「僕のとこのポストに紛れてて、宛名なかったから中身見ちゃったんだけど、書き出しが『倫吾へ』になってて……勝手に見ちゃってごめんなさい……」
……どうやら黄色への疑惑は濡れ衣だったらしい。
「気にしなくていいよ、どーせパズルか下らない誘いかなんかだろ」
そう言いながら封筒を受け取り中を見ると、案の定の内容だった。
『コーヒーがなみなみと入ったコップと、ミルクがなみなみと入ったコップがある。
どちらのコップも、これ以上液体を足したらこぼれるだろう。
そして、ここに他の器はない。
さて、この状態からコーヒーとミルクを1:1の割合で混ぜたカフェオレを作るには、どうしたらいい?』




