表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大学生探偵・東雲倫吾のパズル帳  作者: 黒川 結
第1章 「大学生探偵の日常」
6/67

02 =たぬき= *解答編

 俺が叫ぶのと同時に、MI室の扉が開いた。

「やっぱり解くの早いな、お前」

「……会長」

 そして、眼鏡を「クイッ」としながら会長が現れた。どうやら聞き耳を立てていたらしい。

「で、ちなみに答えは?」

「〝アライグマ”で〝グ”と〝マ”を〝洗う”……つまり、〝グ”と〝マ”を抜く?」

「そのとおり! さすがだな」

 会長が大げさな仕草で拍手をする。

 俺はそれを無視して、人差し指で紙をつつき、聞いた。

「なんですかこの文。〝たにたはたたらばでかたたたきされてうたたね”……『谷田はたたら場で肩叩きされてうたた寝』?」

「おお合ってる合ってる」

「これ、どういう意味です?」

「それな。〝タヌキと見せかけて実はタヌキじゃない”ってやりたかったから、〝た”の付く単語をひたすら並べただけだ」

「……つまり?」

「この文章に特に意味はない!」

 胸を張って残念極まりない結論を叫ぶ会長に、俺は脱力してため息を吐いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ