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02 =凄く、青い= *出題編
バイトから帰って来て談話室に入ると、リリーさんがソファに座って雑誌を読んでいた。
こうして見ると、外国人らしい白い肌と、ミステリアスな緑の瞳がとても美しい。まるで何かの撮影のようだ。
「……あら、倫吾くん。おかえり」
「ただいまです。珍しいですね、この時間に談話室に居るの」
「倫吾くんを待ってたの」
ふふ、と微笑まれると、ちょっとどきどきしてしまう。
「これを渡そうと思って。皆にはもう渡したんだけど」
リリーさんの手には、青い袋に包まれた手のひらサイズの何かがあった。
「何ですか?」
聞いてみたら、にこっと可愛らしい笑みを向けられた。そして、リリーさんはいたずらっぽい表情でこう言った。
「そうだ、折角だから倫吾君にはなぞなぞもプレゼントするわ。解けたらこれをあげる」
『私は、青いわ、凄く。
さて、私は誰?』




