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大学生探偵・東雲倫吾のパズル帳  作者: 黒川 結
第3章 「大学生探偵と春祭り」
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05 =本命は誰?= *出題編

「しーのーのーめー!」

 二限の講義が終わった直後、背後から肩を掴まれて話しかけられた。

 振り返ると同じ学部の顔見知りだった。

「東雲、お前を名探偵と見込んで頼みがある!」

「名探偵じゃねえから断る。じゃな」

「わー待って待って頼む待ってくれ! えーっとじゃあ、今から昼だろ、Aランチおごるから!」

「……そもそも何だよ頼みって」

「いや実はさ、こないだ合コン行ったんだけど。女子側が変な条件だしてきてさ……なんか、本名禁止で全員あだ名でやるってなって」

「それは確かに変わってんな」

「だろ? で、めっちゃ可愛い子いてさ、本名知りたいじゃん?」

「……俺、そういう調査とかやらないぞ? 俺はだだのパズル好きであって、本職の探偵じゃないんだから」

「だーいじょうぶだって! ほらこれ」

 そいつは笑ってスマホの画面を見せてきた。そこには、メッセージアプリの画面が表示されていた。

「ここまでめちゃくちゃ頑張って聞き出したんだよ。あとほら、見ろよこれ。幹事に頼み込んで見せてもらった参加リスト」

 さらに画面が操作され、今度は女性の名前らしきリストが出てくる。参加者一覧ってことだろう。

「この情報を元にして、“ジュジュ”ちゃんがなんて名前か絞り込めねえ?」

「試してはみるけど……」

 俺はスマホを受け取って、リストとメッセージを読み始めた。


『<参加者一覧>

 ・森樹アスカ

 ・皆川ヨウコ

 ・坂東ジュリア

 ・相原ユミ   』


『みーこ:ジュジュの名前教えてとか、バカじゃないの?

        本名教えないって約束で合コンしてもいいよってことになってたんですけどー』


『ジュジュ:イニシャルだけならいいよ

        私のイニシャルのどっちかがA

        それいがいは教えない』


『クッキー☆:そこまでゆうなら教えてあげる(^_-)-☆

        あたし、ヨウコってゆう名前なんだ☆』


『はなこ:んーじゃあ一個だけ

      みーこは“み”がつく名前だからみーこになったんだよ』

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