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ブラコン魔王の婚活  作者: アネコユサギ
ブラコン魔王達の来歴
19/25

5


 朝靄の立つ森の中。


「グス、グス、ウワアアアアアアン!」


 雛ちゃんは森に入ってからずっと泣きじゃくっている。

 角ウサギちゃんも同じで、震えてしまっていた。


「また、何も出来なかった」


 角ウサギちゃんは震えていたことに酷い後悔の念を見せる。

 僕だってそうだ。

 初めての死に遭遇し、頭の中が真っ白になってしまった。

 あんな地獄絵図の中で何をしたら良いのかわからない。

 みんなとはもう会えないのだと思うと涙が溢れて止まらない。

 僕は何をするべきなの?

 何をしたら良いの?

 あの人間達に仕返し?

 復讐の意味をシスターさんは説いていた。

 復讐は無意味だなんて言ってたけど納得なんて出来ない!

 でも、僕は自分が弱いと無力さを痛感している。

 復讐するにも力が足りない。

 なら、やる事は少ない。

 シスターさんの遺言だ。


「お城を、目指そう」

「え?」


 角ウサギちゃんが顔を上げて僕を見つめる。


「シスターさんが言ってたじゃないか、もしも生き残れたのならお城の方へ行けって、あそこには、こんな事をした連中を倒せる人たちが居るんだ」


 そう、僕の力じゃ奴らを倒せない。ならばこのことを伝えて退治してもらうしかないじゃないか。

 僕のハッキリとした口調に雛ちゃんは泣くのをやめる。


「でも……」

「でもも何も無いよ。ここで何もしないで居たらみんなの死が無駄になる。そんなこと、絶対にさせるもんか!」

「う、うん」


 角ウサギちゃんは僕をジッと見つめ、頷いた。


「さあ、早く行こう。ゆっくりなんてしてたら――」


 チュインという音が後ろから聞こえた。

 振り返ると人間が銃を持って僕達に狙いを定めていた。


「×××!」


 くそ、見つかった。

 僕は雛ちゃんと角ウサギちゃんを抱えて茂みを掻き分けて逃げ出した。

 逃げる先逃げる先の草むらに銃弾が飛んでいくが易々と当たらない。ここは見晴らしの良い草原とは違うのだ。


「!?」


 角ウサギちゃんの背中に火花が散る。


「××!」


 人間がガッツポーズを取る。


「だ、大丈夫?」

「え? うん。大丈夫だよ?」


 一体何が起こったのか良くわからない。魔法でも当たりかけたのかな?

 とにかく、何発かの銃声がした後、静かになった。


「もう、大丈夫なのかな?」


 ドスドスと草むらを掻き分けて人間が近づいてくる。


「×××!」


 今だ!

 僕は雛ちゃんと角ウサギちゃんを抱えて木をよじ登り、枝を伝って逃げる。

 人間は僕達の死骸を確認しようとしていたが見つからず、首を傾げているのであった。


「ほっ!」


 枝から枝へ跳躍し、僕達はその場からの脱出に成功。

 そのまま木の上にまで上り、僕達は遠くに目を向ける。

 どこにお城があるのか全然わからない。


「オシロドコ? オシロドコ?」

「確か……」


 僕はここに来る前に乗った車の道を思い出す。


「森を抜けて、その先にある丘を抜け……ずーっと荒野を抜けた先にお城があった覚えがある。早く行こう」

「うん」

「イコウ、イコウ」


 木から降りた僕達は目的地に向けて進みだした。

 その道中、何度も人間と遭遇しかけ、その度に隠れたり迂回したりした。


「お腹すいた……」

「……そうだね」


 昨日の朝から何も食べていない。朝露で飢えを凌いだ。

 僕はまだ大丈夫だけど雛ちゃんや角ウサギちゃんは徐々に疲れてきてしまっている。

 そもそも何だってこんなにしつこく人間は僕達を探しているのだろう。

 森の中で何度も遭遇するにも疑問を覚える。

 人海戦術を使っているのは明白だった。それほどまでにして僕達を追って来る理由が思い当たらない。

 数えるだけでも三十人はいる。

 いい加減、枝を伝って逃げるのも限界に近づきつつある。

 年齢不詳の僕はともかく、雛ちゃんと角ウサギちゃんは子供なんだ。

 移動距離だって限界がある。なのに進むのが遅くなりすぎている。

 まだ森は続いている。食料も無く動くのだって厳しいのは誰だって分かる。

 そして二日目の夜。


「×××!」


 何度目になるだろうか。人間に見つかり、僕達は逃げていた。

 思いつく、追いかけてくる理由は通報されたら奴らの命に関わるのだろう。

 それほどまでに通報されたら困るのなら僕達はそれこそ絶対に完遂せねばならない。

 だって、僕達が殺されたらみんなの死が無駄になる。

 それだけは起こってはならない。

 チャキ。

 金属音に僕は後方を確認しながらジグザグに走った。


「ア!」


 雛ちゃんが僕から滑り落ちる。


「雛ちゃん!」


 角ウサギちゃんが雛ちゃんを拾いに戻る。

 しかし人間は狙いを雛ちゃんに向けた。


「今度こそ、絶対に守る!」


 角ウサギちゃんは人間に背を向けて大きく体を広げて雛ちゃんを守る。

 ダァアアアアアン!

 世界が遅くなっていくのを僕は理解する。

 銃口から発せられた銃弾がゆっくりと、確実に角ウサギちゃんに向けて飛んで行き。そして角ウサギちゃんの体に突き刺さって命を奪うだろう。

 全身が沸騰するような、それで居て凍りつくような感覚が支配していく。

 嫌だ!

 もう、目の前で仲間が失われていくのは見て居たくない。

 そんなことをするくらいなら僕が――僕が犠牲になる。

 ゆっくりとした世界の中で僕は誰よりも早く、角ウサギちゃんの前に飛び出していた。

 ズプ……銃弾が僕に突き刺さる。

 その直後、思ったよりも早く僕の中に進入、まるで水で作られた球体が弾けるかのごとく僕は弾け飛んだ。


「――!」


 角ウサギちゃんの声にならない声が聞こえた。

 僕の身を挺した行為……は無駄に終わる。

 僕を弾けさせた銃弾は、勢いを残したまま角ウサギちゃんに突き刺さ――チュイン!

 火花を散らして銃弾は跳ね返って見当違いの方向へ飛んで行った。


「え……?」


 角ウサギちゃんは自らの体に起こった現象にパチクリと瞬きをして驚いていた。


「あ……」


 だけどそれ以上に、僕がはじけ飛んだことに驚いて放心してしまう。


「×××××!」


 人間達は角ウサギちゃんに銃器が効かなかったのに舌打ちをし、腰から大きなナイフを取り出して近寄った。


「スライムさん?」


 はじけ飛んだ僕を目で探す、角ウサギちゃんと雛ちゃん。

 早く……早く逃げて――声すら出せず、全員が痛くて意識が集中できない僕。

 しかし、いち早く放心から立ち直ったのは雛ちゃんだった。


「ユルサナイ……」


 フルフルと震え、小さな体から怒りに満ちた感情を噴出させて声を発する。


「×××!」


 人間達が嘲りながら角ウサギちゃんと雛ちゃんに凶刃を振りかぶる。


「――――――」


 雛ちゃんは翼を前に掲げて聞き覚えのあるフレーズを唱えだす。その声は雛ちゃんの声ではない。人間達の、中に居る奴の声だった。

 ピタリ。

 人間達は嘲るのをやめて数歩後ろに下がった。

 雛ちゃんの前方に大きな魔法の玉が作り出された。


「ユルサナイ! ユルサナイ!」


 それは村を壊滅させた爆裂の魔法だった。


「××××!」


 何を言っているのかなんとなく理解できる。

 こんな至近距離で爆発させたらお前達も死ぬぞ!

 と、言っているのだろう。だけど雛ちゃんは声など聞くつもりは無い。

 角ウサギちゃんの体を足場にして跳躍した雛ちゃんは魔法を相手に向けて投げつける。

 人間達は無駄と分かっていても逃亡を図ろうとした。

 その中で一人、何かを唱えている者が居た。みんなの周りに魔法の膜が生み出される。

 しかし、魔法は一番近い人間に向って飛んで行き、発動するはずだ。

 だけど何故か奴らはニヤニヤと笑い出した。

 あの爆発だ。雛ちゃんも角ウサギちゃんも無事ではすまない。

 嫌だ。これ以上、僕の前のまで命を失わせたくない。

 出来ることを探すんだ。

 例え肉片の一つとなってしまった僕であっても守れる可能性があると信じたい。

 僕は意識を集中させ、それこそ失ったはずの体を集約させてみんなの前に立ち全身を広げる。


「スライムさん!?」


 角ウサギちゃんが驚きの声を上げ、雛ちゃんが大きく目を見開いた。

 僕の体から閃光が生み出され、敵を覆っていた膜を消し飛ばす。


「「××!?」」


 直後、耳を劈くような大音響と共に雛ちゃんの放った魔法が爆発を見せた。

 ビシビシと魔法の一撃が僕の体にぶつかる感覚が伝わってくる。

 けれど、銃で撃たれた時よりもそれは弱い。どうしてなのかは分からなかった。

 ただ、雛ちゃんがそうやって魔法を弄ったのかと思う。

 煙が辺りに充満し、何も見えない。

 だけど、自分の下には二人が無事なのを確認できた。


「スライムさんは大丈夫なの?」

「う、うん……僕も死んだと思ったんだけど……どうなってるのかな?」

「えっと、スライムさんの体が凄い勢いで集まってたよ」

「へ?」


 じゃあ、僕は……撃たれても死なない……のかな?

 スライムとはこんな体なのか?


「角ウサギちゃんも銃弾を跳ね返してたよ」

「うん……全然痛くなかった。雛ちゃんは魔法を使って驚いた」

「ヨカッタヨカッタ!」


 雛ちゃんが嬉しそうに声を出す。


「あの声って人間だったよね。声真似?」

「キイテオボエタ!」


 なんとも凄い。見よう見まねで強力な魔法を雛ちゃんは使えるのか。

 煙が晴れだした。

 僕は辺りを確認する。


「うわ……」


 そこは死屍累々の状態になっていた。

 人間達が何人も転がり、ピクリとも動かない。

 至近距離からの爆発魔法に誰も耐えられなかったのだろう。

 僕の体から発せられたあの光は何だったのだ?


「勝った……のか」


 心の何処かで喜びが湧いてくる。

 みんなを殺した連中に同じ目を合わせてやった。そんな苦しい気持ちがスッと晴れたような感情。


「ヤッタ! ヤッタ!」

「ふう……」


 だけどそれは直ぐに収まる。

 ……こんなことをしてもみんなは帰ってこない。

 分かっていた。シスターさんも復讐は無意味だと言ってた。

 こんなにもむなしい気持ちになるものなんだ……だけど、ひとまず安全になったのは間違いない。

 安堵するが……油断はそんな所で産まれる。


「×××××!」


 光る膜を纏った人間が一人、生き残りっていた。

 僕達は声に驚いて振り返る。

 人間は怒鳴り声を上げながら魔法を雛ちゃんに向けて放ち、大きな火の玉が飛んでくる。

 僕は咄嗟に全身を広げて魔法の玉を包み、相手に向けて吐き出す。

 同時に角ウサギちゃんは相手に向って突進を開始していた。

 ダメだ。近づいたら何をされるか分からない。

 この時の事を、角ウサギちゃんは後で教えてくれた。


 僕が身を挺して守ってくれて、それなのに自分は何も出来なかった。せめて、自分でも何かしたい。

 銃が効かないなら、自分の持っている唯一の武器を使って一矢報いたいと無我夢中で突進してしまったのだ。


 角ウサギちゃんは自らの角を振りかざし、全身をバネにして人間の胸に向けて突き進む。僕には見えた。角ウサギちゃんの体に青白い光が宿っていたのを。


「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」


 火の玉が命中し、人間は火だるまになり、角ウサギちゃんの決死の突撃は当たった。

 ズドンという音と共に、人間の胸を穿ち、風穴を形成させた。

 ブジュウウウウウウと血飛沫が人間から放たれ、ぐらりと人間は倒れた。


「はぁ……はぁ……はぁ……」


 息を切らした角ウサギちゃんに僕と雛ちゃんが駆け寄った。


「やっと、守れたよ」


 勝利に顔を手を上げる角ウサギちゃんに僕と雛ちゃんは笑顔を浮かべた。


「うん。すごかったよ」

「スゴカッタ、スゴカッタ!」


 ザッザッザと足音が聞こえてくる。


「いけない。直ぐに増援がやってくる!」

「今度は勝てるかもしれないよ?」


 角ウサギちゃんは高揚した気持ちが治まらないのか不敵な言葉を述べる。


「いや、たまたま勝てたかもしれないけど、次はうまくいく保証なんて無いんだ」


 だけど角ウサギちゃんは一歩も引かなかった。


「逃げてばかりじゃダメなんだ。生き残るには、敵を倒さなきゃ――」


 コロンコロンと何かが足元に転がってくる。

 僕は咄嗟に角ウサギちゃんと雛ちゃんを突き飛ばし、転がってきた何かを包み込んで飛び上がる。

 ドバア!

 包んだ何かが破裂! 僕が千切れ飛んだ。


「あ……」


 二度目の出来事に角ウサギちゃんは声を失った。

 僕が動かなかったら死んでいたのを理解したのか腰が抜ける。


「ワー!」


 雛ちゃんがパニックを起こす。


「はやく……にげ、よう」


 体を集めながら僕は角ウサギちゃんに告げる。


「う、うん」


 逃げようと敵から足を向けたその時、人間が来る反対側の茂みが動いた。

 いけない。回り込まれた!

 そう思った所で茂みから何匹もの魔物達や奴らと同じ人間が現れて僕達を無視して敵の方へ駆けていく。


「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」」」


 雄たけびが響き渡り、何が起こったのか理解が遅れていく。


「銃撃反射魔法を切らすなよ! 奴らの基本武装は銃だ!」

「おう!」

「野郎共! 愚かなる犯罪者に死の制裁を与えろ!」

「奴らはルールを犯した者共であり魔物でも人間でも無いこの世のゴミだ! 絶対に逃がさず根絶しろ!」

「「おおーーーー!」」


 その茂みの奥から見覚えのある姿を僕が見つける。


「隊長!」

「ん?」


 僕は全身をかき集め、ポヨンポヨンと隊長に向けて駆け、ピョンと飛び出した。


「お前は……どうしてこんな所に……ってそうか、この付近に運ばれたんだったな」

「はい」

「で、そこに居るのはお前の仲間か?」


 隊長の腕に抱かれた僕は角ウサギちゃんと雛ちゃんに目を向けて頷く。


「教会からみんなで逃げてきました。隊長はどうしてここに?」

「ああ、連絡が取れなくなった村がこの辺りに多いと報告を受けてな。念のためと人間との混合部隊が調査に向ったんだ。結果、どうも犯罪者共が魔物狩りをしていることが分かって、追っていた途中、爆発音を聞き駆けつけたという訳だ」

「スライムさん。大丈夫なの?」


 その人、と角ウサギちゃんが心配そうに僕に尋ねる。辺りには見慣れぬ人間が一杯いる所為だ。

 人間と魔物の混合部隊とはどういう意味だろう?

 だけど、僕は確信を持って言えた。


「うん。この人さえ来てくれたのなら絶対に大丈夫!」


 だって、とても頼りになる魔物だもの。


「混合部隊って?」

「ああ、今戦っている敵は魔王領で勇者軍と締結している条約に違反した者達だ。人間が犯した罪は人間が拭うための協力者なのさ、そうしないとこちらも定められた決まり事を破ってよい事になる。それではいけないんだ」

「????」

「魔物に置き換えてみると分かりやすい。人間の村を襲撃した魔物は魔物に裁かれる法律がこの地に存在するのさ」

「なんで!?」

「魔王領での戦いは戦争ではない、定められた条約がある正当な殺し合いなんだ。それを理解しない奴はタダの犯罪者だ」

「はぁ!? 訳が分からない!」


 角ウサギちゃんが不満を露にして隊長に口答えをした。

 だけど隊長は僕達にだけ相手をする余裕は無い。


「ところで誰がこんな爆発魔法を放ったんだ? 場合によっては部下達に指示を」

「トナエタ、トナエタ、ヒナガトナエタ」


 ピョンピョンと雛ちゃんが自分の活躍を自己主張する。


「はぁ!? それにあそこに転がっている魔術師を丸焼けにして風穴を開けたのは」

「えっと……丸焼けにしたのは僕があいつの魔法を反射して、風穴を開けたのは角ウサギちゃんです」


 信じられないと言うかのように隊長は眉間を押さえる。


「ウソジャナイ! ウソジャナイ!」


 雛ちゃんは先手をとって先ほどと同じように魔法を唱えだした。


「う、その詠唱は!? 分かったから辞めなさい」


 だけど雛ちゃんはやめず、魔法が完成してしまった。


「クラエ!」


 雛ちゃんはピョンと跳躍して投げつける。


「おわ!」

「ダメだよ雛ちゃん!」


 僕は前に出て雛ちゃんの魔法を包む。

 ん? さっきよりもずっと小さい。

 僕は誰も居ないであろう方角にポンっと魔法を吐き出した。

 ふわふわと魔法の玉は飛んで行き、ボンと音を立てて土煙を上げる。

 隊長は信じられないものを見る目で僕達を凝視する。

 それからしばらくして、はぁ……っと大きく溜息を吐いた。


「ふむ……どうやら本当のようだな。分かったから俺の後について来い。安全な場所で話を聞こう」

「はい」


 僕が隊長の後を追うと雛ちゃんは僕に飛び乗り、角ウサギちゃんも一緒に来た。


 △


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