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ロボット画策

公は酒に酔った状態でどうやって家に帰っているのか。

徒歩だ。徒歩である、もう一度言おう。徒歩だ。

公の家から徒歩2分圏内にこの店があるから簡単に来れるというわけだ。職場と家は電車一本らしい。

公は結婚願望が怖い程にあり、その時のためにずっと貯金している。現在6億円くらい。


私は身体の全てを確認した。どこか、食べ物を入れておけそうなところは…ないな。どうする?やっぱりなしでごまかすか?いやだめだ。自分で言ったことなうえに、機嫌を直させる方法として示したんだ。絶対に無理だ。

(頭開かないかな)

そう思って私は頭の頂上付近を触る。

「あ、なにかひっかかった。」

途端頭のふたが開いた。これ、見られたらまずくない…?あけてしまったからにはどうしようもない。行雲流水、どうとでもなれ。勢いでごまかすように続けて言った。

「ここに入れて、そしたら食べれるから」

他の嬢達はかなり引いていたが、首相だけは平然…まぁ酒はあるがあまり引いてはいないな。そしてその表情で私の頭部分の中にハンバーグを放り込む。

全て入れ終わった後、公以外は何とも言えない雰囲気だったが、無事公首相は退店した。

私はそのまま店長に今日は帰ると告げ、店を後にした。ちなみにこの日、店には公しか来なかったらしい。

研究所?と言っていいのだろうか、その場所で私は考える。

人型の方がいいよな、何事も。資金の方をなんとか工面できないのだろうか、というか幾らかかるんだろう。

リーダーにメッセージを送る。

[もし人型になるとしたら幾らぐらいかかる?]

またもすぐに返事が来た。

[検討した時だと52万くらいだったかな。]

[それくらい払ってください。]

[そのCO₂動力ユニットが2億5000万だぞ?それに52万も増やしたら破産するわ!しかもこれをして儲けとかもないのに。]

[じゃあ声帯とブレインは幾らで買ったの?]

[タダだ。交渉の末0円に抑えた。恥もプライドもなかったよ。最近の若い子の曲を踊らされて、しかも録画までされたよ。その成果が君なんだけどね。]

[52万円持ってきたらボディを人型にしてくれる?]

[できたら考えてやるよ。]

交渉成立だ。たった52万円。余裕だ。首相に52万円分たべさせればいいんだろう?高い酒を買わせれば1週間もかからないだろう。明日から頑張るか。

読んでいただきありがとうございます。感謝!!!

言っても「だろうな」しか返ってこなさそうなことを言いますね。

「この中に出てくる職業のリアルな仕事外がよくわかっていません!!本当に家に帰れるのか、とかね。」

こういう事情なので生温冷な目でごらんくださいまし。

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