ロボット妄想
ちるが本当にすることがないときにしていること。
漫画を読む(令嬢や学園、果ては仕事まで。とにかく恋愛系の話。)
小説を読む(恋愛系。漫画の方が頻度的には多い。)
アニメを見る(恋愛系。小説の方が頻度多。)
こういうところで技術を得ている。
私は早速リーダーへ連絡する。
[55万円手に入れたよ。これでボディ買って。]
時刻は24:00。返事はすぐに返ってきた。なぜ起きているんだ?
[?どうやって?…まぁいい。有休をとって明日改造をする。準備しておけ。]
お、あっさりと許可が出た。ふっふっふー、これでタイトルが『パーフェクトハニトラロボット』に変わっちゃうね。いや、『麗しロボット~彼を蹂躙いたしますね~』でもいい。あぁ…想像が膨らむ。今夜は明日の完璧な私をイメージしていよう。いやぁ私、どうなっちゃうのかな~!
翌日、早朝。リーダーと、はじめの時には見なかった男が一人、彼の隣に立っている。
彼は私を見るなり、「おはよう、わたくしの名前は機戸械。よろしく。」
声と見た目的に20代だろうか。かなり若いな。失礼かと思い、メールでリーダーに聞く。
[この人って誰?]
[君の素材の売り手だよ。一応優しくしてあげてくれ。]
械は「じゃあ始めますか。」と言い。そのまま私のブレインはボディと接続された。ジャスト10分だった。
これなら有休取る意味なかったでしょ、リーダー。
私は右手を動かし、首をかしげる。正常に動いた。
「これで私は完全にアンドロイドですね。では今から顔を改造するので、素材をください。」
私は強欲に二人に言った。二人は例パーツや描写可能パーツを渡してくれた。5時間、私はその作成に時間を費やし完成させることができた。
リーダーは私に問うた。
「元のボディはどうするんだ?回収してもいいなら彼に渡そうと思っているのだが。」
私は言う。
「どうぞ~。多分こっち多用するので、問題ないですよ。」
二人は各々帰っていった。私はそわそわしながら開店時間を待っている。最中につぶやく。
「次でこのタイトルはさよならだね。」
メタくもそう言った。
読んでいただきありがとうございます。
次回、タイトル死す。です!
おつかれさま、「オールドタイプ」
ようこそ、「パーフェクト」