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ロボット飯好

スクロール錦節の料理の質。

副店長が作るときは頬がとろけるほど美味しく。

店長が作るときは疲れた身体にちょうどいい美味しさ。

そしてバイトの子が作る料理はいわゆる"おふくろの味"クオリティ。リピ率が高い。

ちなみにこれらは基本、店員のまかないとして使われるためソースは店員で、客ではない。

一般に言えば?と一度提案があったが、「レストランじゃないんだよ」と店長が一蹴したらしい。

「そういえば着ぐるみの方、若干変わりました?」

公が私に言う。

あ、着ぐるみって。そうか。私の設定ではこれが着ぐるみだということになっていたんだったな。

「そうなんですよ♪スムーズに食べられるように前に穴をあけたんですよ。もちろん、私のことをのぞこうとしちゃいけませんよ?」

そう茶化して話をぼかしながら注文を聞く。公は答える。

「んー。じゃ、飲み比べ、しない?」

(酒に弱いやつが何を言っているんだろうか。)そんなことを考えながら承諾する。

「いいですけど、私お酒強いですよ?それこそ店のみんなでかかられても負けないくらいの強さですよ?大丈夫ですか?」

「それなら…」

何かを企んでいるような表情で言い、息を吸い込んだ。

「店長!!今お客さんいないから嬢のコ全員借りていいですかー?」

店長が返事をする。

「あまり客いないって言わないでー!それと、嬢達がいいならどうぞー!」

シメた。と顔で語り、そのまま嬢達に問う。

「みなさーん!今からお酒の飲み比べをしませんかー?」

嬢達は困惑しながら答える。人数が多い、かつこの状態にもかかわらず、返答は一致していた。

無理(ダメ)!」「お断りします(嫌です)。」

公は膝を落とし、私に言う。

「注文いいですか?」

「どぞ」

「お高めの赤ワインと、ステーキください。できますか?」

「店長!ステーキっていける?」

店長は前と同じでグッドサインをする。…いけるんだ…

「店長!高めの赤とステーキ注文されたよ!」

私が店長に意を答えているうちに、公首相は私に質問をする。

「好きな食べ物って、何なんですか?」

あ。何も考えていなかったな。しかも味も食感も分からないから何を答えればいいんだ。

一応私の頭には三択あるのだ。

①「公の好きな食べ物なら、私も好きだと思うよ?」

②「好きな食べ物は…魚のムニエル…//...」

③「二酸化炭素が好きなの。」

どれにしようか、悩んだ末導き出した答えは。

②「魚のムニエル☆...//公も好き?」

さて、首相の反応は…っと。

「そうか、美味しいよな、魚のムニエル。僕も好きだよ。ちなみに何の種類が好きなんだ?」

「ふふっ、効いて驚くことなかれっ、ですよ?私はキスが好きです。」

あ、これ、多分返答を間違えた…?公がフリーズした。

読んでいただきありがとうございます!!!!

やっぱり!!展開!!!遅すぎ!!!時間進まない!!!

よおぉ!

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