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ロボット一名

"ちる"の就労条件。by補佐官機械作成リーダー

参錦さん、うちのロボットを働かせてもいいと許可をされましたので連絡に参りました。

給料は1/4でいいです。また、下記の口座に入れてください。

ー~(モ ザ イ ク)ー~

とにかくフルタイムで働かせられます。そして大切なことですが、彼女には公首相を対応させてください。

彼女は対紅和公用のロボットですので、他のお客さんへ刺さることは少ないでしょう。

ではよろしくお願いいたします。

店へ入り、裏で開店まで待機する。今日は珍しく曙樹がまだ来ていない。

そのまま費用について考える。お金を稼げないのではボディを買うことは遠いな。稼ぐ方法はないのか。そう思いお金を得る方法を調べる。

[就労する、物を売る、副業]

なんか…思っていたのと違う。私が欲しい情報は賃金以外にお金を得る方法はないのか。ということだ。もう一度検索を掛けるか。

[お年玉,祝い金,ボーナス]

お年玉…は時期じゃないし、祝い金に関しては祝われることがない。そしてボーナス…なんだこれは。

[給与とは別に従業員に支給する報酬のこと。]

なるほど。ここもあるのかな。そう思い私は店長に聞く。

「店長ー?ここにボーナスってあるの?」

「あるよ。」

私は希望を見出すことができた。そのまま聞く。

「どうやったら貰える?」

「仕事終わりにボーナス権使います、と私に伝えてくれたらいけるよ。一年に4回までね。」

額は気になるが、とりあえず今日やってみよう。ついでにめっちゃ稼げるなら稼ごう。ちょっと店長に申し訳ない。そもそも前に貰ったばっかりだしな。

そして開店時間。結局この時間まで曙樹は来なかった。今日は休みのようだ。

開店と同時にものすごい足音で誰かが駆けてくる。

「ュドッー!」そんなやべえ音を立ててドアが開く。そこに或る人影は昨日はいなかった私のターゲットだった。開口一番彼は言う。

「ちるさん!!!!昨日は来れなくてごめんなさい!!!今日はめっちゃ飲むので期待してください!!!」

私が昨日考えた策は華麗に散った。先にこれを言われたら意地が悪いことは言えないや…。

私はほほえみ?機能的に微笑めなかったが、柔らかな声で言った。

「もちろん。期待、していますよ?いつも、ですけどね。」

そして席へ案内し、注文を聞いた。しかし別の返事が来た。

「そういえば'きら'がいないね。いつもいるから君のペアだとばかり思っていました。今日で研修が終わった感じ?」

"きら"とは誰だろうか。いつもいて、ペアで、今日はいない… あ!曙樹か。どう返そうか。

「今日はきら先輩休みなんですよ。がっかりしましたか?」

「当然だよ。人が欠けたら、少し悲しいよ。」

「じゃあ今日は私、二倍働かないと、ですね。その分、良い感じに頼んでくださいね。」

読んでいただきありがとうございます!!!

展開が!!!!!

動かない!!!!!

助けてください!!!

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