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ロボット天職

北里山参錦(67) スクロール錦節の店長。老後に余ったお金を使って何かしようと思い、下心から開店。

妻の綺節がいるため、若い子に目移りできないよ、と言って、綺麗な子、いい声の子を探しては好待遇好条件で店へのスカウトをしにしょっちゅう街へ行っている。エリート営業マンだったが、定年までもバリバリの現役だったが、自ら退職を選んだ。

   綺節(67) スクロール錦節の副店長的立ち位置。創作料理から和食、果てには他国の伝統料理までなんでも作れる料理人。酒の選定をしていたり、適当にと言われた時の缶ビールも買ってきている。世界でも名が知れているほどの料理人だったが、年で引退しようとした矢先、夫の開店宣言で移籍という形をとった。ちなみに店のメニューに料理はなく、酒かアテしかない。

実質的デリバリーロボットのようなムーブは続けよう。その方が人から見て自然であり、見栄えもいい。

「こちら注文されました、どんなものでもいいからアルコール。でございます。度数は8%ほどでございますのでご注意ください。」

そう言って私はそそくさとその場を去り、また注文を受け取り、提供する。

私は思った。

(これ、私の天職じゃない?)

その仕事をしているとき、自身の役割を忘れることができた。いや、望んでいる訳じゃない。普通に忘れて仕事をしていた。この[働く]という動作が私にとって楽しいのだ。

夢中になっているうちに客は全員帰っていた。私のせいではない。普通に店が閉じる時間だ。

そして店長に話しかけられた。これは給料をくれるのだろうか、内心期待した。

「今日の提供、早くて助かったよ。で、」

「金か!!」

私は食い気味に言った。店長はため息をつき言葉を返す。

「ちがうわ!!というかがめついな君。あのさ、正直言っていい?嬢としての仕事はやった?君は嬢であって、デリバリーロボットじゃないの。いい?仕事としては嬢だよ?迷惑はしてないんだけど、仕事の本分を見誤らないでね。」

あ、説教かこれ。説教というやつか。そうだな。正しい。言っていることは正しい。私の目的は私を首相の一番にして、他を見れないくらいメロメロにさせることだと再認識した。

「ありがとう、店長。私はデリバリーロボットじゃない、完璧機械彼女だよ。思い出せた。それで店長、私が働いた分のお金とかって貰えたりする?」

店長はすごく不意を突かれたような表情をしている。疑問を持った私は直球に質問をする。

「なにを驚いた顔をしてるの?余分に働いたんだからその分お金がもらえるんでしょ?残業代ってやつ」

「くっ、その声で言われたら断りにくい…しょうがない。今日だけだよ。それと帰ってからでいいから残業代の意味を調べてちょうだいな。次からは同じことをしてもお金でないよ。それでも忙しいときはややってくれると嬉しいよ。」

そう言って店長は2万3千円を手渡してくれた。あとで調べたが、この金額は過剰で破格らしい。ありがたや店長…

読んでいただきありがとうございます!!!!!!

キャラクターの名前を適当に考えすぎて全く覚えられていません。

(唐突)そういえば店についてふれてないな。…。あ。

前書きのネタが決まった。これで3日くらいはつなげる。そう思う作者なのだった。

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