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オーズキング  作者: とい
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みち

僕は家畜を育てている。人によって育て方が変わってスコアも変わる。働き始めてキリよく10年目になるのだが。まだ浅いなと漠然と考える。仕事の話は僕の10年の結晶みたいなもので詳しくは話せない。本文に入る前に軽くで、聞いて欲しいのだが、10年もあれば沢山の家畜と過ごすことになる出荷では無く死んでしまう事もよくある。その度に悲しい気持ちと後悔を思う。そして全ての家畜に名前を付けていた。それが僕はとても大事だと思っている。

そして、これは僕の夢の話、将来の夢、やりたい事では無くて。眠ってる時に見る夢、ただの夢の話。だけど少し前から毎日のように見るようになった。そう言えば、夜見る夢と昼に見る夢は違うのだろうか?夜しか寝ないから分からないな今度昼寝してみたい。


いつものように家畜の世話をしていると何か不穏な気配を感じた。仕事が遅くなって辺りはすっかり真っ暗で近くに街頭も無ければ住む場所も無い、この建物の電気を消したら完全な闇に包まれる。だけど、これはいつもの事だ。私は霊やお化け、妖怪なんかには、全く経験がないのだが。だがこの暗闇が何度もあって、僕は少しずつ、もしかしたら、なんて考えて怖いと感じるようになっていた。この1人の時間が。よく耳をすませば空気の音が聞こえてくる僕の口では表せないなんとも言えない音だ。そして虫の音や勿論、家畜の出す音も聞こえる。その音に少しの安心をおぼえる。でもいつもとは違った。そこには何かがいた。暗くて良く見えない何か。明らかに普段と違う歪な気配を感じた。ライトを照らそうか悩んだ。そこには明らかに何かあるでも、もしかしたらそう考えると怖くて仕方ない。スマホを持つ手に力が入る。そしてひと呼吸整えて、私は、ライトを向けた。


そこには、犬がいた、一瞬拍子抜けしたが、様子が変わっている事に気づく。その犬は僕が知っているどの犬とも違う姿をしていた、なにか言うようのない不気味さがあった。その犬が僕、めがけて走ってきた、僕はびっくりしてその場に倒れた。そして、噛まれた。何度も何度も何度も。凄く痛い。何とか体勢を立て直して足に力を込めて走った。こういう時はアドレナリンが出なくて、走りながら息を切らせながら痛い痛いばかり思っていた。最悪だ。なんだあの犬、走ってたらよく知らない場所に来てた。犬はおって来てはいない少し冷静になって傷口を見る。僕は、昔から血が凄く苦手で元気でない時は血を見ただけで、僕の脳が想像を掻き立てて意識を保てなくなる時もある。取り敢えず吐いた。内容物は出なかったが、強い吐き気に襲われる。よかったまだマシな方だと思う。そしていつものように血の事を考えないようにする、そうしないといつまでも気持ち悪さが無くならない。と考えていたら、犬の鳴き声が聞こえてきた。僕の気持ちはいっきに恐怖に変わった。犬はずっと吠えていた。僕は、物陰に隠れて様子を見る。すると少しして、犬の鳴き声が急に止んだ。静寂になった。それからックチャ、ックチュ、ッジュなどの音が微かに聞こえた。それはまるで咀嚼音の様だった。さっきまで吠えてた犬、突然静かになって、咀嚼音が聞こえる。私は息を呑んだなるべく音を出さないように。一体何が食べられてるのだろう。その音が無くなるまできっと数分だったろう、長くても10分くらい。でも何時間にも感じた。すると人の気配がした。見てみると家の方から人が出てきたいて、何かの前に座り込んで涙を流した。よく見ると数人いって、家族かなと認識した。私は勇気を出してか何かを思って近づこうとしていた、その時大きな何かに家族が襲われた。一見熊のようなサイズ感であったが、顔の部分がブルドッグみたいだ。僕は家族が殺される瞬間を見てしまった。悲鳴や絶叫、が聞こえる。体が動かない。逃げないと。逃げないと。涙が出てきた。その大きな何かは家族が静かになった後、こっちに方に近づいてくる、ゆっくりと、目があっている。僕はもう何が何だか分からなくなってでも、終わった。と呟いた。ゆっくりと近づいて僕の横を通りすぎた。僕はそれからどれだけの時間たっていたかいよいよ分からない。でも、生きてる。ようやく足に力が思うように入って家の方に向かった、もしかしたら生きている事を期待して、でも、その選択を僕は後悔した。そこには無惨な死体が残っているだけだった。そしてそこに犬らしき死体もあった。食べられた跡があった、家族であったと認識した。そしてもう一度怖くなった。なんで僕は見逃されたのか、この家族と僕の違いは何なのか分からない。これじゃあ死んだ方が、、孤独を感じた今までよりも。でもまだ夜は明けない。

犬編〜村編〜人編〜ショッピングモール編〜熊編〜覚醒編〜

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