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頭の中だけで、かたがつく、考えがあった。


『悪事が無ければ、警察は不要か?』という問いである…。


『悪』なんて無ければ、

それが一番良い!という僕の思いは、

紛れもなく僕の本音であった…。


悪事が無ければ警察は不要か……?


交通事故が、世には、あった…。

起きる時、それは起こる…。

そこに、一般的には、

警察が介入する世の中である…。



僕の、あり方に、

『必要悪』などないのだ…。



そんな僕であるが、

僕は、とうに壊れていた…。


妄想せずには、いられないでいた……。



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