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二人の追放者が出会う時 ~魔王の娘の帰宅奇譚~

作者:耳の缶詰め
 四つの魔法を操るクイーンと、無敵になれる魔法を持つアルヴィアが、魔王の城を目指す先々であらゆる魔物と織りなすダークファンタジー。追放された二人の出会いから始まる、ちょっとわがままで前向きなクイーンの帰宅奇譚。

 魔王の娘のクイーン。彼女は魔王である父親の言いつけにより城の留守番と国を少しの間預かることになったが、そんな時に人間が侵攻してきて支配地の一つを奪われてしまう。帰ってきた父親はそれに激怒し、「お前は魔王に相応しくない!」とクイーンを追い出してしまう。転移の魔法により見知らぬ地に一人にされたクイーン。そんな彼女の元に現れたのは、同じくギルドの仲間から追放を言い渡された一人の女剣士、アルヴィアだった。
 ひょんなことから出会った二人。本来ならば人間と魔物という敵の立場だが、互いに同じ傷を知る彼女らにとって、目の前にいた存在を敵ではなく被害者と認識していた。クイーンはアルヴィアに話を聞いてもらい、またアルヴィアはクイーンに慰めの言葉をかけることで、二人は密かに意気投合していく。
 そして、城に戻る決意を決めたクイーンが、しばらくアルヴィアと行動を共にした時、二人は人間と魔物の間のすれ違いに気づいていく。
「どうして魔物は人間を襲うの?」
「逆だろ? 人間が魔物を襲ってくるじゃないか」
 初めは互いの言葉を疑いながらも、時間が経つにつれその信憑性が増した時、彼らは世界の真実に気づく。お互いにお互いを傷つける度に深まった溝。一体の魔物が人間世界の実体を知り、一人の人間が魔物世界の正体を知った時、ひっそりと物語は開幕するのだった。
「あなたと行けば、私は魔物を守る立場になれる。悪くない話だと思うけど、どう?」
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エピソード 101 ~ 134 を表示中
100 戦禍前兆
2021/08/31 22:08
102 火種
2021/09/04 20:37
104 強情
2021/09/08 20:50
106 進軍
2021/09/11 21:23
110 ネロス
2021/09/21 22:24
112 遅れた刺客
2021/09/25 18:13
113 身動きできない心臓
2021/09/27 23:17
114 都内大騒動
2021/09/29 18:39
116 声
2021/10/03 15:39
117 巨岩激突
2021/10/05 19:26
121 援軍の夢魔
2021/10/13 17:13
123 魔王の娘が叫ぶ時
2021/10/17 19:26
126 降臨
2021/10/23 19:30
127 最終形態
2021/10/25 18:38
129 over the top
2021/10/28 21:22
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エピソード 101 ~ 134 を表示中
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