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悪魔狩りの魔女  作者: 華井夏目
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番外編『突撃‼あなたは何者?シスター紹介!』

フレンダ「はいど~も!突然始まりました。『突撃‼あなたは何者?シスター紹介!』のコーナー!」


カチューシャ「何ですの?これ。」


あかり「そういう名目の自己紹介だよ。」


カチューシャ「・・・・何してるんですの?」


フレンダ「そんな心底どうでもいいみたいな顔しないで!」


クレア「ねぇ。帰っていい?」


フレンダ「だぁ~めぇ~」


あかり「それで、今回は誰?」


フレンダ「今回はね、カチューシャ!」


カチューシャ「それも、選りにも選って(わたくし)ですの?」


あかり「順番だからね。」


カチューシャ「アナタはこちら側であってほしいのだけれど。」


あかり「記念すべき第一回が私だったから、ね?」


カチューシャ「ね?じゃありませんわ。」


クレア「ねぇ。帰っていい?」


フレンダ「だぁ~めぇ~」


フレンダ「それじゃあ、改めて。はい、カチューシャ!あなたの名前は?」


カチューシャ「・・・はあ。エカチェリーナ・ミハイロヴナ・クラミナ。創始者が一人、ヨハンナ・クラミナの血脈にしてクラミナ家次期当主ですわ。」


フレンダ「お~!」


あかり「創始者様とは続柄的には何になるの?」


カチューシャ「ヨハンナ様は私の高祖母にあたりますわ。」


フレンダ「・・・えっと、つまり?」


あかり「ひいひいお祖母ちゃん。」


フレンダ「わぉ。なんかすっごいね。」


あかり「語彙力・・・まあ、分からなくもないけれど。——とはいえ、そんなに離れてないんだね。もっと何代も離れてると思ってた。」


カチューシャ「魔女の家系ですもの。一代あたりの歴が長いんですわ。それでも、初代ヨハンナ様は短命だったと伺ってますけれど。」


あかり「そうなんだ。」


フレンダ「短命ってどのくらい?」


カチューシャ「享年151歳と伺ってますわ。」


あかり「確かに若いね。」


フレンダ「え、でも。第二次百年戦争後の時代の人なら十分長寿じゃない?」


あかり「フレンダが博識みたいな事言ってる。」


カチューシャ「明日は雪かしらね。」


フレンダ「なんでよ‼——じゃあ、次!出身は?」


カチューシャ「ロシア連邦大公国、モスクワですわ。」


フレンダ「モスクワ!なんか寒そう。」


あかり「何?その偏見たっぷりの薄っぺらい感想。」


カチューシャ「ここと大して変わりませんわよ。」


フレンダ「そうなの?」


カチューシャ「ええ。」


フレンダ「そうなんだー、ちょっと意外。じゃあ、次。誕生日!」


カチューシャ「八月五日ですわね。」


フレンダ「あれ?じゃあ誕生日過ぎてるじゃん!」


カチューシャ「そうですわね。」


フレンダ「言ってよ~。プレゼント用意したのに。」


カチューシャ「構いませんわ。貰う様な歳でもありませんもの。」


あかり「貴女歳いくつよ・・・」


カチューシャ「十七ですわ。」


フレンダ「私達とそう変わらないじゃん。」


カチューシャ「それが、何ですの?」


フレンダ「Okey.今度持ってくるから待ってて。じゃあ次、好きな花。」


カチューシャ「それ要ります?」


あかり「今回も訊くのね。それ。」


フレンダ「ほ~らほら~」


カチューシャ「そうですわね・・・ひまわり、かしら。」


フレンダ「意外。」


あかり「どこら辺が?」


フレンダ「だって、もっとバラとかダリアとかが好きなのかなって思ってたから。」


カチューシャ「そちらも好きですけれど、どちらかといえばですわ。」


フレンダ「それじゃあ次。——これ改めて訊くのもなんだけど、何の魔女?」


カチューシャ「創始者ヨハンナ・クラミナの血統、その象徴たる光の魔女ですわ。この名を継ぐ者として当然の魔法ですわね。」


あかり「実際、どうやって引き継いでるのよ。」


カチューシャ「そんな機密事項、明かせる訳ないでしょう。歴代当主が代々引き継いでいる秘術ですもの。」


あかり「まあ、それもそうか。」


フレンダ「えー、気になる~」


あかり「はいはい次いくよ。次は何訊くの?」


フレンダ「えっと、次はね・・・好きな魔術!」


カチューシャ「好きな魔術?魔術に好き嫌いもありませんけれど。」


フレンダ「そうかもだけど、強いて言えば?」


カチューシャ「強いて言えば?・・・うーん、そうですわね・・・領域魔術、かしら。」


あかり「珍しいところいったね。なんで?」


カチューシャ「特に意味はありませんわ。ただ、人払いでしたり、防護障壁でしたり、そういった汎用性と拡張性でなんとなく選んだだけですわ。そもそも、魔術はその状況下に適したものを使うだけで選り好みするものではありませんわ。」


あかり「そりゃそうだ。」


フレンダ「なんか大人だね。」


カチューシャ「アナタが子供なだけですわ。」


フレンダ「なにおう!次、身長と体重~」


カチューシャ「・・・・・・・」


フレンダ「そんな心底嫌そうな顔しないで‼」


カチューシャ「・・・人としてどうかと思いますわよ。」


フレンダ「辛辣‼」


あかり「いやまあ、ある意味、当然の反応じゃない?エレナ達が変わってただけで。」


フレンダ「あかりだって普通に答えたじゃん。」


あかり「隠す様な事じゃないと思って。」


カチューシャ「はぁ。まあ、ここまで付き合った手前、嫌と言うのも今更ですわね。165.2cmの57.4㎏ですわ。」


フレンダ「165㎝かぁ。背高くて羨ましいな~」


あかり「そうね。」


カチューシャ「身長で言ったらクレアの方が・・・って、何ですの?あかり。私をじっと見つめて。」


あかり「嫌味?」


カチューシャ「どうしてそうなりますの・・・」


フレンダ「あかり。あかりは小さくても可愛いからそのままでいいの。」


あかり「・・・・・・・」


フレンダ「あはは・・・つ、次!趣味の話~」


カチューシャ「趣味ですの?そうですわね・・・色々とありますけれど真っ先に思いつくものは、絵を描く事、かしら。」


フレンダ「おお!スゴイ!どんな絵描くの?」


カチューシャ「基本は水彩画ですわ。何を描くかはその日の気分ですけれど。」


フレンダ「へぇ~!どんなのか見てみたい‼」


カチューシャ「機会があればね。」


フレンダ「やったぁ~!」


あかり「ふふっ。それはそうと、さっきの口ぶりからして他にも趣味があったりするの?」


カチューシャ「他でしたら、音楽鑑賞でしたり、ピアノやヴァイオリンの演奏、トレーニングに乗馬、テニス、読書。美術鑑賞とかもするかしら。」


フレンダ「すごい多趣味だね・・・」


カチューシャ「まあ、半分以上は教養として学んでいるものですわ。ですから、純粋に趣味と言えるのは最初に言った絵を描く事かしらね。」


フレンダ「そうなんだ。でも、それだけ色々出来るってすごいね。乗馬なんてしたこともないよ。」


あかり「馬に触れる事自体少ないからね。」


フレンダ「そう!機会があったらそっちも見せてもらお。」


カチューシャ「機会があればね。」


フレンダ「じゃあ次、好きな物~」


カチューシャ「好きな物?具体的には?」


フレンダ「食べ物とか動物とか?」


カチューシャ「食べ物で言えばビーフストロガノフかしら、コトレータとかも好きですけれど。」


フレンダ「コトレータって?」


あかり「ロシア風のカツレツの事よ。フランスのコートレットって言った方が伝わるのかな?」


フレンダ「コートレットって?」


あかり「どっちも伝わらなかったか・・・」


カチューシャ「どちらかと言えばハンバーグ、に物は近いかしら。それに似たものをパン粉で揚げた物ですわ。」


あかり「そうそう。」


フレンダ「へぇー。って、そもそもあかりはなんで知ってるの?」


あかり「え?」


カチューシャ「今更ですわ。」


フレンダ「今更で済ませるの⁈」


カチューシャ「どうせ、変な知識ばっかり持ってるんでしょう。いちいち気にしていられませんわ。」


あかり「酷い言い草・・・まあ、否定はしないけど。」


カチューシャ「そうでしょう?で、好きな動物でしたわね?」


フレンダ「あと、好きな音楽も訊きたい!」


カチューシャ「はいはい。先ず、好きな動物は鷲ですわね。クラミナの紋章にも使われていますし、家に数羽いて一番身近でしたから。」


あかり「鷲が数羽いる家って何?」


フレンダ「ね。」


カチューシャ「変ですの?私の知り合いにはチーターを数匹飼っている方もいらっしゃるからそれほどじゃないでしょう?」


あかり「ごめん。全くついていけない。」


フレンダ「同じく。」


カチューシャ「・・・? まあ、いいですわ。それから好きな音楽でしたわね。好きな音楽は、ポップ・ミュージックかしら。特にバラード系をよく聞きますわ。」


フレンダ「そうなの?ちょっと意外。あかりと同じでクラシックかと思ってた。」


カチューシャ「もちろん、クラシック音楽も好きですわ。けれど、好んでよく聞くのはバラードですわね。気分転換でしたり、リラックスの為に。」


フレンダ「確かに、バラードってなんかいいよね。」


あかり「語彙力・・・・」


フレンダ「うるさい。じゃあ、最後に一言お願いします!」


カチューシャ「一言?・・・まあ、色々と揉めましたけれど、チームメイトとして、それから良き友人としてよろしくお願いしますわ。」


フレンダ「カチューシャっ・・・うんうん!仲良くしようね!」


カチューシャ「ちょっと!いきなり抱き着かないでくださる⁈」


フレンダ「えへへ。だってうれしくって。」


カチューシャ「・・・もう。喧しい人ですわね。」


フレンダ「ふふふっ!じゃあ次はクレアの紹介を・・・・・・って、クレアは?」


カチューシャ「クレアでしたらとっくに帰りましたわよ。」


フレンダ「ええええええええええええ!!!!」


あかり「私がひいひいお祖母ちゃんとか言ってる辺りでね。」


フレンダ「しかも、めちゃめちゃ序盤!なんで止めてくれなかったの⁈」


あかり「いや、嫌そうな顔してたし引き留めるのも悪いかなと・・・」


フレンダ「もう・・・次はクレアにしようと思って引き留めてたのに。」


あかり「また今度だね。」


カチューシャ「というか、アナタはやったんですの?フレンダ。」


フレンダ「え?」


あかり「そういえばやってないね。」


フレンダ「え?え?」


カチューシャ「次が誰かは決まりましたわね。」


フレンダ「え?え?え?」


あかり「以上、『突撃‼あなたは何者?シスター紹介!』でした!」


フレンダ「えええええええええええええ!!!!」

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