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90話 魔手甲゛佐助゛





「あーとりあえず道場戻るか?」


安藤の言葉に志穂以外は頷いた


「ワタクシはちょっと所要がありますので、これで失礼致しますわ」


と言って志穂はモブ女子達の方へと向って行った。


多分2年目の女生徒達だろう


軍学校では

通常クラス特別クラスの判別にネクタイを使っている


赤いネクタイが、特別クラス

通常クラスは青である


そして特別クラスのネクタイには星の刺繍が入っている


一つなら1年目。

二つなら2年目

三つなら3年目である。


女生徒のネクタイには星が二つだった



何やら安藤とツバサを見てはコソコソ盛り上がってるので、志穂のお仲間だろう




「よし、行くか」


廊下を歩いていると、前から二人歩いてきた。


「あ!!若っ!!今戻りました」


「遅くなってすいません!!若っ」


加藤と金田だ


二人は走り寄ってくると


風呂敷に包まれた何かを安藤に渡した。


「おう、ご苦労。どうだった?」


安藤はそれを受け取ると、続いて尋ねる


「あ、はい。親分は喜んでましたよ。」


「それに姐さんもです」


「おぅそうかよ。ありがとなお前ら」


ミライは3人のやり取りに衝撃を受けた


若、親分、姐さん



ヤ、ヤクザ?


ミライが震えていると

安藤から訂正が入る

頭にチョップされる


「こら、変な誤解してんじゃねえ。」


それに金田達も同意する


「俺たちはそんなんじゃないですって、どちらかと言えば、自警団の様な物っす。」


「まあ、また今度ゆっくり教えてやるよ」

と言って、安藤は手の中の物を遊ばせている


「ねえ安藤君、それはなに?」


ツバサは気になったのか安藤に問う


ニヤリと笑って安藤は言う


「あー?秘密兵器ってやつだなこりゃ」



〜〜〜〜〜



道場に着いた。



ツバサはわくわくしながら安藤の手元を覗き込んでいる。


珍妙丸も珍しくそわそわしている


男の子って好きだもんねそういうの



そっと地面におろして、包を広げる


中には手甲が入っていた


赤い筋の様な模様が入っていって

よく見ると、それは硝子の様だ。


「それなんですか?」


安藤が答える


「こいつは魔手甲゛佐助゛だ。」


「魔手甲?」

キラキラした目でツバサは聞く


「おう、コイツがお前の切り札になんだよ」


そう言ってポイッとツバサに投げ渡す


「わっ、、と、うわぁ軽いねコレ」


「そいつは、2つだけ魔法攻撃を入れて置けんだよ。

金田、ちゃんと入ってんだろーな?」


安藤が金田に言う


「もちろんっすよ!!」


なにやら嬉しそうに金田が答える


「とりあえずハメてみろ」


「わ!わかった!!」


ツバサは楽しそうだ


珍妙丸も、ずっと魔手甲を見ている。


「ハメたら、発動しろと思いながら、拳を繰り出せ」


「危なくないの?」

ツバサが言う


「おー、んなヘマしねえよ」


安藤が片手を上げてそう言う


それに頷いてツバサは拳を繰り出す


シュッと突き出すと


フワリと花びらが舞った。

光の粒がキラキラと瞬いている

そして光の蝶がヒラヒラと辺りを飛ぶ。



「わあ!!綺麗だね園田さん!!」


ツバサがミライにそう言う


「ふあー、ホント綺麗だね。」


「幻惑魔法を仕込んでおきましたからね!!」

と金田が、言う。


「まあ、今回は危なくねぇようにコレにしたが。

ユアンあたりに頼んですげえ魔法入れてもらっとけ」


と安藤がツバサの肩を叩いた。


「わかったよ!!ありがとう安藤君」



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