80話 嫁に貰う■
挿絵有ります。
ご注意ください。
今ミライの前で伊吹虎が土下座している
謝っているわけでは無い。
頼み事をしているのだ。
ミライは
(最近よく土下座されるなー)
と伊吹虎をぼーっと見ていた。
〜〜〜〜〜
ミライは誰かに膝枕されてる事に気づいて飛び起きた。
「な!!なにっ!!微妙に固いっ!!」
西園寺に膝枕されていたみたいだ。
「む!!起きたか。済まなかったのである!!!何処か辛いところは無いか?」
伊吹虎が心配そうな顔でミライの体をペタペタ触ってきた
そう触ってきたのである
「あ゛ーー!!!!痴漢ーー‼!!」
バッチーーん☆!!!
ミライは思わずビンタした。
「あ、すみません。」
「………いや、ワタシが悪い。すまなかった。」
伊吹虎の頬には立派な紅葉がついていた。
とにかく、二人は西園寺の事について話した。
「何故かミライに触れていると。
椿の感情が出るのである。」
そう何故かわからないがミライが触ると微笑んだり
抱きついてみると、喋った。
喋ると言っても、うん。とか
ねむい。とかである
何故かデジャヴュを感じた
ひょっとこ、、、マロン、、
うっ頭がっ!!
とふざけている場合では無い
「うむ、ワタシは接地面がカギだと思うのだが、どうだろうか?」
「どうだろうかと言われましても」
今も、伊吹虎に無理やり、西園寺と抱き合わされている。
西園寺もギュッとしてくる
「……あったかい」
「あー‼!!また喋りましたよ!!??」
「ふむ、やはり接触が多いほど良いのか?」
男女が抱き合い。その横で男がふむふむ頷いている
酷い絵面である。
「とりあえず一旦離れていいですかね?」
ミライは実は内心ドキドキしていた。
こんなに男性と肉体的に接触するのは初めてなのだ
しかも、好きなアニメのキャラである。
凄く恥ずかしい。
ミライはツバサをどうこう言えないほどのピュアだった。
「うむ、では少し休んで。それからキスも試してみるか」
と伊吹虎が言った。
ミライは二度見した。
「は?今なんて言いました?」
「ん?キスだ。接吻の事である」
わかってるわっ‼!
じゃなくて
「な、な!!なんでキスぅ!!!!?!?」
「こういう時のお約束と言うものでは無いか?
キスで呪いが解けるのだ。
まあ椿の場合は呪いでは無いのだが。
愛の力でどうのこうのと言うやつである!!!!」
力いっぱい伊吹虎は言う。
「あ、愛!!!そんなん無いですけどっ!!!!」
ミライも力いっぱい返す
すると
「頼むっ!!この通りだ‼
試せることは試したいのだ!!!
傷物になるのを恐れているのならワタシが嫁に貰うのであるっ!!」
土下座された。
しかもなんか変な事言ってるこの人
ミライは現実逃避しそうになった。
そして冒頭に戻るのだった。




