表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

82/909

76話 天然




ひえーとミライは固まっている



不意に腰の手が、怪しく動き出した。

もみ。もみ。もみもみ


あ゛ーー!!!

脇腹揉まないでー!!!


西園寺が何故か執拗に脇腹をもみもみしている


(な、っちょっ、!!痴漢っ⁉ひゃ、、!)


怯えていたミライだったが5分揉まれ続けて、今は怒りで頭の中はいっぱいだった。


(お、乙女の脇腹をなんだと思ってんだコイツ、、その面ぶっ叩いてやろうか。

訴えたら勝つぞ!!人生終了ぞ!!)


物騒な事まで考えたその時、


救世主が現れた。


「椿!!!何処へ行ったのだ???」


伊吹虎が西園寺を探しに来たのである。



ミライはこちらの世界に来てから一番大きな声を出した。


「助けてください!!!!この人痴漢ですっ!!!」

お手本の様なセリフである


皆も痴漢されたらこう言おう☆


ミライ達を視界に入れた伊吹虎はポカンとしていた。


(早く助けろしっ!?!!!)


「な、何をしているのだ?、む。

そこの女子は園田ミライではないか?」




何故か普通に話だした。


しかも隣に座ってきた 

挟まれたんだがっ?!


ミライはパニックである


コイツは救世主じゃなかった。


「ああ、紹介がまだであったな。ワタシは伊吹虎 京介である!!隣で腹を揉んでるのは西園寺 椿だ。」 


おーい揉まれてるの見えてるんかい⁉


助けんかい⁉


「あ、あの?やめさせて貰えませんかね?コレ」


伊吹虎は不思議そうな顔である


「ん?好きで揉まれているのでは無いのか?」


そんなわけあるかーっ!!


ミライはすっかり頭から抜けていた


伊吹虎 京介は天然なのである。


「ん。うむ!!そうか!!そうだったのか!!」


不意に伊吹虎は大きな声を出すと


納得がいったと言うように頷いている


「誰の彼女かと思っていたが椿の彼女であったか!!なるほど盲点だったのである!!灯台下暗しとはこの事だな!!」


と言ってミライの背中をバンバン叩く


バンバンもみもみバンバンもみもみ


「だ、だれか助けてぇー‼!!!!」


誰も来なかった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ