72話 センス
「お、、おう。たのむぜぇ、、」
青い顔で安藤はユアンへ返す。
なんとも締まらない男だ
安藤ェ
「はい!はい!ほな皆、お土産配るから並んでやぁ。早いもの勝ちやから良いものは、すぐ無くなってまうよぉ?」
パンパン手を叩きライアンが言う。
ミライとマロンは速攻貰いに行く
ふと周りが、動かないので
なんで?と首をかしげる
皆なんか変な顔をしている
「あらぁ、一番乗りは、マロンちゃんなんやねえ。お好きなのどーぞ」
そう言ってライアンは紙袋をひっくり返して
物を出す
「これ。」
「んー、いいよぉ持ってお行き」
ひょっとこのお面だった
(ん?)
ミライは、アレ?と思った
「次はミライちゃんやね。どーぞぉ」
そこにはなんか良くわからない置物。(怖い顔のミイラ?)とか
変なお面とか触ると無駄にいい声で笑う袋とかが散らばっていた。
「ええ?」
嫌がらせか?とあたりを見回すと
皆。目をそらしていた。
察したミライだった。
「んーはよぉ選んでなあ。なんでもいいんよぉ?」
催促されたので渋々笑い袋を手に取ると
「お嬢さんそこはいけません。はっはっはっ。」(ダンディーボイス)
と笑い出した
ヒェッとなるミライだった。
その後も笑い袋?はバリエーション豊かに笑っていた。
いい声が腹立つ。
ミライは大人なので震えながらライアンにお礼を言った。
(くっそセンスねぇぇぇぇ!!!!!)
内心大絶叫である。
「皆?もうっ遠慮なんていいんよぉ?」
とライアンが嬉しそうに言う
いや、遠慮してるんじゃない
にゃん子がライアンと目があったようで、青い顔でこちらに近づいてきた。
「ほらほら。皆こっちおいでぇ」
圧が凄い。
常識人だと思ったのに。
ライアンも変人だった。
ミライは涙を一粒零した。
ユアンがそっと隣に立つ
「やあ、ミライ。久しぶり。凄く会いたかったよ?」
と微笑んでいる
「ん、ユアンおかえり。あはは、、そーなんだ?、、」
「ふふふ、その袋おもしろいね?」
ユアンが突くと
袋は
「勘弁して下さい。私には妻も子供もいるのです。」と言った
笑い袋は結婚しているらしい
ミライが凄い顔をしていると
ユアンが困ったように笑って
「ライアンは少しだけ、趣味が変わってるんだ。」
と言った。
少し?
少しってどう言う意味だっけと
ミライは後で辞書をひくことにした。




