68話 久しぶり
暫くして様子を見に来た安藤は立ち尽くすミライを発見した。
真っ白になっているミライを見て察した安藤が申し訳なさそうな顔をしている
謝るなよ謝られると余計辛い
ミライは安藤に目で訴えた。
「あー、とりあえず中入れよ」
ションボリして道場に入ると
ツバサとマロンと珍妙丸でちゃぶ台を囲んでいた
ミライはそこに突撃して煎餅を奪ってモリモリ食べた
ヤケ食いである
むせていたら、お茶をくれた
珍妙丸さん優しい。
「あにさまは?」
マロンには安藤が答えた
「あー、帰ったぽい。チビも帰るか?」
「ん。まだへいき」
そう言って煎餅を食べている
ボリボリ
ツバサが、心配してくれたので経緯を話すと何故か冷たくなった。
え?なんで怒ってるの?
泣きっ面に蜂である
「あねさま。だいじょうぶ?」
マロンが頭をヨシヨシしてくれる
私の方が年下だけど。
もうあねさまで全然良い
むしろありがとうございます。
ミライのマロンへの好感度はMAXになった。
マロンはミライを攻略した!!
ハッピーエンドである。
その後は皆で煎餅を食べてからお開きとなった。
煎餅おいしい。
〜〜〜〜
次の日登校すると、ブランから声をかけてきた。
気まずいなーと思ったミライだったがブランの顔を見たらそんな考えも吹っ飛んだ。
グラサンをかけていたのである
何故グラサン?
ミライがポカンとしていると
おずおずとブランが切り出した。
「昨日は失礼をして申し訳ない。
ミライ、き、君を守るのはやぶさかではない。
安心して守られるといい。」
そういった
ミライはなるほど?ボディーガード気取りか?
とグラサンinブランを見て
そしてハっとした。
そう今日は皆が、帰ってくる。
なるほど、キャラの濃い面々ばかりの中自分で新たなキャラ付をしてテコ入れするとは、ブラン恐ろしい男だ!!
と思うミライだった。
自分の推理に慄いているとマロンが、やって来た。
「おはよう。あねさま。」
「おはよう。マロンちゃん」
挨拶を交わす二人の隣でブランが
「あ、あねさま?!」
と言っていた
そうだったコイツ。シスコンだった。
自分以外にドンドンあねさまやあにさまが増えるのはいい気はしないだろうな。
だが、ミライは今マロンルートなので知ったこっちゃない。
宣戦布告だ!!とでも言うようにブランに
ニッコリ笑いかけてやる
ブランは怒りで震えているようだ。
その後ツバサと珍妙丸がやって来た
珍妙丸はちゃんと制服を着ていたので変な感じだ。
「おはよう二人とも」
ミライは挨拶する
「うむ、おはよう」
「園田さん。おはよう、、、。」
ツバサはブランをじっと見ている。
わかる
だってグラサンだもの
「あーだりぃ」
バンッと扉を開けて安藤が入ってきた。
だるそうだ。朝は弱いのかな?
こっちに来るでもなく、入口近くに座ると、寝る姿勢に入った。
暫くしてもユアン達来ないなーと思っていると、
にゃん子と志穂がやって来た
「やーなんかめちゃ久しぶりやー」
「おはようございます。ミライ様ツバサ様、あと残りの方々。」
「おはよう、3日ぶりだね。他の皆は?」
ミライが尋ねると志穂が答える
「ユアン様方は、一度実家に寄られるようで。遅れて帰って来られますわ。
御三方とも無事ですので安心してくださいまし」




