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66話 人間不信




ちょこちょこと謎の単語を話すミライ達に珍妙丸達は首を傾げていたが、特に追求される事は無かった。



ミライは安藤にコソッと声をかける


「あのー安藤さん。あの三人にも協力者になってもらえないですかねー?」


そう、安藤みたいに全てを話して味方になって貰えれば百人力だとミライは考えた。


それに安藤は険しい顔をする

「……やめとけ、向こうからしたら意味不明すぎる。

頭おかしいと思われるか、最悪人死にが出るぜ。

と言う

「え、でも。安藤さんみたいに信じてくれるかもですし」


なおもミライが食い下がるとため息を吐かれた


「あのなぁ、俺のは。まあ事故みたいなもんで、俺の能力が合ってこその結果なんだよ、ばーか。」


実際安藤はあの日ミライにムカついていて

何か弱みを握ってやるつもりで二人の話を盗聴していたら

兄が助かるとか聞こえてきて、

それでよくよく話を聞いてみたらアレだったわけだ。


自分から動いて結果信じることになるのと

いきなり、こちらから話をするのとでは訳が違う


それに、その場では信じると言っても、人間は嘘をつく

だから安藤は誰も信用しない


「お前はもう少し、嫌な奴になれよな」


ミライの鼻を摘むと、死にかけのアヒルみたいな声を出した


「んがぁっ?!なにすんですかー??!」


そのまま安藤は真剣な顔になる


「人間はお前が思ってるより、醜いぞ」



「あ、、、はい。」


それ以上この話は続かなかった。



はーっと1つ息を吐いて、切り替える


「おい、園田。言っとくがまだ解決してねー問題があんだろがぁ」

と安藤はミライに言う


「?」


チラリとルージュ兄妹に質問攻めされてるツバサを見やってもいちどミライへと視線を戻す。


「お前自身はどーすんだ?戦えねーだろーが」



「あ」

とミライは間抜けな声を出すのだった。



そう、何故か特別クラスに編入になったが正真正銘ミライには戦う力は無い。


それこそちょっと(5分くらい)身体強化は出来るがそれでも強化も魔法も使っていない状態の安藤にも勝てないだろう。


光魔法もめくらましをかける程度だ。

チカッと光るだけだ。


本当に何故それで編入出来てしまったんだろう?

世界の強制力には驚きだ。




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