63話 俺つえー
次の日、朝早くから道場にミライ、ツバサ、安藤は集まっていた。
珍妙丸は物置に、籠もって刀の手入れをしているらしい
「よし、んじゃルージュ兄妹が来るまでに。もう少し詳しく今後の事話すぞ」
片手にメロンパンを持ち安藤がそう言う
ツバサはチョコアンパン
ミライは焼きそばパン
を持って頷いている。
安藤がくれた。
パンのチョイスは安藤である
しかし何故ミライは可愛いパンじゃないの?とイラッとした
嫌いじゃないから良いけども。
「えーと、まず試験が6月中頃に2日間あります。
そこから4話スタートで、今回はヒロインは増えません。あーでも、」
ミライがそう言う
「おう。続けろや」
「最終決戦に、かなり重要に関わる人物が登場する予定です。」
「ほー?こいつか?」
そう言って安藤はノートのとあるページを指差す。
トリトン・ウル・咲城
28歳
魔法属性は闇と光の2属性
印持ち
(陰陽の呪)
呪いをかけたり、解呪したりできる
軍の大佐
強い者が好き
陽気で気さく
と書いてある。
「あーそれですそれ」
時間が余りなくそれ程情報は書けなかったが。その男で間違いない
「えーと、説明しますね。まずツバサ君には試験で゛俺つえー゛してもらいます」
アンパンを黙々と食べていたツバサがミライへと目を向ける
「ん、もぐ、僕?、もぐもぐ、」
「うん。トリトンはお忍びで実技の見学に来て、そこでツバサ君の強さを見て、気にいるの。
で仲良くなる」
人差し指を揺らしながらミライが言う
「そう、ここで仲良くなっておくことが重要で最終決戦の時にトリトンがかなり助力してくれるんだよね。」
普通はいくら強くても、学生は戦場で自由には動けない
しかしここでトリトン大佐とフラグを立てておくと、主人公達は最終決戦で好き勝手に動けるのだ。
そしてマザーのいる前線に行くことができる。
「なるほどな、ならやっぱ死ぬ気でしごくか。」
安藤が、そう言う
ツバサは震えている。
「まあ魔法が、使えるようになれば大丈夫だと思う。筆記の方はそんなに関係ないしね」
ミライは言う
「おーんじゃ、実技試験までは毎日俺と特訓で決定だ。頑張れや」
安藤が、ツバサの肩に手を回している。
こいつら距離感近いな、とミライは思った。




