60話 落ち着く
20分くらいでモールに着いた。
中に入ると、それなりに広い店舗のようで
服屋さんや雑貨屋さん、本屋さんなど
色々な店舗が入っていた。
ツバサ君とブランの間に捕らわれの宇宙人のようにマロンが居るが、容姿が良いお陰で微笑ましい
クソッ
メインキャラ達めっ
安藤は、チラチラ道行く女性に見られてて、睨んで居たが睨まれた女性は何故か嬉しそうにしている
クソッ
安藤しね
ミライが格差社会にションボリして少し離れて後ろを歩いていると、声をかけられた。
「あれ?園田さん?」
振り向くとなんとなく見覚えのある男が二人立っていた。
茶髪茶目に平凡な見た目の男と
黒髪短髪で柔道とかしてそうな男だ
(ん?誰だっけ)
記憶を探していると
「あ、あれ?もしかして覚えてないの?ほら保健室にツバサ君運んだじゃん」
と茶髪が言ってきた。
(あ!!確かに記憶の中でもクラスメイトだった様な気がする)
「ひっでーその顔図星?俺山田だよー山田」
山田?はて、、、座布団、、、あ!!このモブ。
アニメの一話で一瞬出てたわ
とミライは思い出す。
「あ、山田くん、!!そうそう。えーとそちらは川、か、川田くん?」
「川谷だ」
「ご、ごめん」
入学当初の記憶を探ってもそんなに絡んでなかったので、うろ覚えだった。
二人は青いリングをはめている。
ふと、モブモブしい見た目の二人になんだか親近感が湧いて落ち着く。
「あー?一人で来てたの?めっちゃびっくりしたよ、いきなり編入して行ったからさ」
山田が笑いながら肩に手を置いてくる。
「おい」
川谷が、たしなめるように山田を呼ぶが、山田は知らん顔だ
「ねーよかったら俺達と遊ばない?」
ニコニコと
顔を近づけてくる
「え、」
(ち、ちかっ顔近いよ、、!!)
ミライが焦っていると
後ろから、ぐいっと腕を引かれた
両腕である
右腕にブラン
左腕に安藤だ
ツバサは出遅れたように後ろの方で変なポーズをしている
「あー?ナンパなら他所でやれや。
これ、俺の女なんで」
と安藤
(ファっ!!違いますけど?!)
内心焦るミライ
「彼女は私と先約があるのでな、消えろ」
とブラン
まさかの乙女ゲーかよっと言う状態に、
ミライはドキドキ。
してない
なぜなら腕が痛くてそれどころじゃないからだ。
ギチギチギチギチ
(痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!)




