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45話 ちぃあにさま。



ん?と思って目を擦ってみるがやはり


ブランの後ろで小さな薔薇が咲いてはキラキラと消えていく


周りを見たら皆こっちを見てたので


ミライの目がおかしいわけではなさそうだ。


「ふ!そうだろう!!そうだろう!!

我が姫は世界一可愛いのだ!!

害虫共を払うのも一苦労よ。」


めっちゃ嬉しそうなブランに


(ち、チョロすぎぃ!!)


となるミライだった。


「あー、ブランもかっこいいですもんねー」


一応ブランも褒めておく


薔薇のエフェクトが消えた


「ふん、そうか?」


「まあ妹さんに似ているんですから当然ですよね!!妹さんの髪の毛サラサラで羨ましいです!!」


薔薇のエフェクトが出る


「ふん!!姫の髪は私が毎日世話しているのだ!当然だ、まあ姫の髪は元々美しいがな」


ミライは確信した。


これは好感度エフェクト!!


乙女ゲームで正解の選択肢をしたら現れるあれだ!!



まあ実際は幻惑の魔法を得意とするブランのテンションがあがったが故の軽い魔力暴走なのだが。


エリカの煙然りである


ちなみにエリカは今までずっとツバサといるときは煙が頭から軽く出ている


皆慣れて突っ込まないだけである。

むしろ無いと、物足りない。


ミライは面白くなって、出たり消えたりするように会話を誘導して遊んでいた。



〜〜〜〜



ツバサがミライに目をやると何やらブランと楽しそうにしていたので、ムッとした。


そばに行こうかと思ったら


「だめ。絵本よんで。あにさま楽しそう。邪魔だめ」


とマロンに引き止められた。


「え?、、うんわかったよ。何が良い?」


「ちぃあにさまがきめて?」


ちぃあにさまと呼ばれてツバサは頭に疑問符を浮かべた


エリカがその横でマロンを凝視していた


「えと?ちぃあにさまって僕?」


マロンはうんうんと頷いている


前世で弟はいたけど妹の居なかったツバサは嬉しくなった


「そっか、ふふありがと」


マロンの頭を撫でると

嬉しそうにはにかんでいた。


「私もお兄ちゃんって呼ぶわ!!」


エリカがなんか言い出した。


「え、一乗寺さんも?、、ふふありがとう」


ツバサ!!

気づけ!!

そいつらは年上だ。



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