表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

30/909

28話 彼は良いやつだったよ。知らんけど





腰を抜かしていると


ユアンが近づいてくる。


何故かゆっくりと


なんでホラー感出してくるの?!


ミライがツバサにアイコンタクトで

死んでないよね安藤?

と尋ねると

そっと目をそらされた。


嘘やろ安藤!!



安藤が死んだっ?!

あんまりだっ!!



キャラの命を助けると誓った途端にこんなのあんまりだぁ!!!


などど脳内で茶番を演じていると


暫く前にミライの前に着いていたユアンが

心配そうに見下ろしてくる


「ミライ、もう大丈夫だよ。安藤君にはちゃんとお仕置きしておいたから」


ニコニコしているが

頬が血塗れだ



もしかしなくても安藤の血ッ!



ミライが慄いていると、

ツバサも寄ってきた。


「あー、大丈夫。死んでないから安藤君」


なんでさっき目そらした?!


「あれ?、エリカちゃん達は?」


二人しか居なくてキョロキョロとする


「あー、エリカ達は安藤君達を医務室に運んで貰っているよ」

にこりと恐ろしい事を言うユアン



治療が必要なくらい痛めつけたんですねわかります


ひぇっとなっていると

流石にミライが怯えているのをわかったのかユアンが苦笑しながら

付け足してくる


「心配しなくても、さっき桜さんが任務から帰って来たから大丈夫だよ」


「え?」


「あ、すまない。ミライ達は知らなかったね。

桜さんは、治癒魔法が使える僕達のクラスメイトだよ」


知ってるけど知らん顔で頷く


「へーソウナンダ。」 

「園田さんなんでカタコト?」


とりあえず桜 志穂に任せておけば大丈夫かと。

ミライはホッと胸をなでおろした


桜 志穂はおっぱいだけじゃなくて

一応ちゃんと特別クラスだけあって

能力が高い


彼女の治癒魔法はもげた腕が生えてくるとも言われているくらいである


アニメで実際生やしてた




〜〜〜〜


あの後ユアンは

実習室の修復があるからと、その場を去っていった。


修復?


横でツバサが考えるな、と無言で首を降っていた。



今はツバサと職員室を目指している


先程ツバサが、他の生徒から伝言されたらしい。


二人で職員室に来るようにと


別にやらかして、呼び出しくらったわけじゃない


寮の鍵を取りに来いと言うことらしい 


「失礼しまーす。」


職員室に入ると、初老の先生が一人



こちらに気づくと手招きして来た


「あー、君達。こっちこっち、今井先生から鍵預かってるよ」



「あ、ありがとうございます。」

「すみません」


鍵を差し出されて受け取る


「部屋は、綺麗に使ってね。

それからこれに寮への地図と、ルール書いてあるから。

ちゃんと読んでね」


プリントも渡される



横を見ると、ツバサがこっちを見ていた。


生ぬるい目やめろっ



職員室を後にして、

ツバサにビシリと指を突きつける


「誤解があるけど!!部屋を汚部屋にしたのは、前のミライだからっ!!」


そう、ここに来た時にはすでに汚かった


大体3日であの腐海は出来上がらないわい。

プンプンしていると

ツバサが笑った


「ふふ、わかってるよ。」

凄く柔らかい笑顔だった


なぜだか少しドキリとした。


でもごめんツバサ君

前世の私も汚部屋の住人でした



そっとツバサから目を離し

次は綺麗に過ごそうと、決意するミライだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ