27話 これが世に言う勘違い系って奴?■
挿絵あります。
ご注意ください。
「ミライ?美味しい?」
「う、うん美味しいよ」
「まだ、食べれる?」
「う、うん……。」
決闘するとユアンが決意してからしばらく、
ミライは次々とユアンが持ってくるマヨネーズ入り料理を食べさせられていた。
フードファイター並みに隣に皿が積み上がっている。
ミライが壁際に無い料理だな?と思っていたら、わざわざ厨房に頼みに行って作ってもらったらしい
お腹は一杯でめっちゃ苦しいが無理やり食べている。
何故ならば、食事が終わったら安藤を探しに行くとか言うからだ。
幸い安藤は食堂には来ていない。
その他の朝教室に居たであろう生徒は、ほとんど食堂を利用している様だった。
お食事券があるからだろう。
皆ユアンとミライをチラチラ見ては不思議そうにしていた。
黒ローブのミシェルも一番目立たない柱の陰の方にいた。
時間稼ぎと言う無駄な足掻きをしている
ミライを尻目にツバサは呑気にデザートを食べていた。
相変わらず隣のエリカがクリームやらなにやらを顔につけているものだから、
完全にツバサの中ではお世話の必要な子供枠にはいったようだ
頻繁に顔を拭いたり、しまいには食べさせてあげたりしていた
エリカは幸せそうにしている
その前では
「もー、ちゃんときれいにたべやぁ、女の子やねんから」
ライアンがにゃん子が汚した机周りを拭いたり片付けたりしていた
「だって久々のごちそーやったもん」
「はぁ、最近にゃん子ちゃんが行ける任務すくなかったもんねぇ?、
ゲームに課金やっけ?
お給料無駄遣いしてるから、困る事になるんよ?」
「……うっさいなぁ」
「……ゆうてくれれば、ごはんくらい作ってあげるよ?まあおてつだいはしてもらうけどねぇ」
「……うん。」
〜〜〜
結局無情にもチャイムが鳴って、皆で安藤を探しに行くことになったのである
「………ぅっぷ」
ミライは食べ過ぎて、フラフラである
何を勘違いしたのかユアンはしきりに大丈夫だよ!
と声をかけてくる
(お前のせいで大丈夫じゃないんだよっ??!)
ミライは返事するのも辛くて、震えていれば
更にユアンはキリリッとして決意を固めていた。
ミライは、こいつポンコツか?
と思った
訓練場にも、教室にも安藤は居なくて
ミライがホッとしていると
「この時間なら、あいつら実習室でサボってる頃かしら?」
エリカが言う
「じゃあそっち行ってみようか」
(あー!!余計な事しないでぇー!!)
ノリノリな二人は先頭を風を切って歩く
その背中を見ながら震えているミライに
ツバサがそっと近づく
「園田さん、顔色どんどん悪くなってるけど、大丈夫?」
今ミライはどんどん体調が悪くなってきている
寝不足と食べすぎが原因だ。
ツバサが優しく背中を撫でる
もう限界であった
「っ!!ごめん!!!」
ミライは皆を置いて走り出した、、、
もう耐えられなかったのだ!
そうGE☆ROが
〜〜〜〜
走り去る、ミライを追いかけるでもなくあっけにとられて見送り
ユアンは安藤への怒りに震えていた
「ミライ、、泣いていた。、君は一体安藤に何をされたっていうんだい。」
ギリギリと手を握りしめて言う。
エリカも
「あんなに怯えて、逃げだすなんて、くそっ安藤のヤツッ!!」
そう言って涙を浮かべている。
酷い勘違いである
ミライが走り去った原因は大体君らのせいである
察したツバサはチベスナ顔で佇んでいた。
「なんやぁあれ?」
「?」
にゃん子とライアンはこの状況すべてを良く理解してなかった。
十分後
スッキリした顔でトイレから出てきたミライが見たのは
頬に血を着けて微笑むユアンの姿だった
腰が抜けた
後ろでツバサが悟った様な呆れた様な顔をしていた。




