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96話 不穏の兆し



ミライが部屋に帰ると、クマが倒れていた。


「あれ?置き方悪かったかな?」


またきちんと起こして、ピンクのクマの横に置く。


「ん?匂いが消えてる?おかしいなぁ


甘い匂いが今は全くしなかった








〜〜〜〜


次の日


ミライの前には欠伸が止まらない二人が居た。


「ふぁー。ごめん園田さん、僕達寝不足で、、」

「ん、気付いたら朝方まで修行しててよぉ」


目の下の隈が凄い


「えっ!!朝までって、、大丈夫?」


「ん、わりぃけど昼間はちょっと寝るかもしんねぇ」


そう言う安藤はすでにフラフラしている



ミライは

(んー、昨日は伊吹虎達の事を相談出来なかったし、今日しようと思ってたんだけどなぁ)

と思った。


だがツバサも船を漕いでいる。


結局午前も自習になって


安藤とツバサは机に突っ伏して寝てしまった。


(仕方ないか。)



ミライがキョロキョロしてると伊吹虎がこちらに近づいてきた。


ミライは本を用意した。


「おはようミライ!!今時間は大丈夫か?」


伊吹虎が笑顔でミライに言う。


「む?何故笑顔で本を握っているのだ?、、ぐぬぁっ‼!」


ミライは伊吹虎の顔目掛けて本を投げた。

クリティカルヒットだ!!

ざまぁ‼


これで許してやんよっ!!



スッキリしたミライは伊吹虎に問う


「おはようございます。伊吹虎さん、どうしましたか?」


「むむむ、、、」

鼻を抑えながら、伊吹虎は解せぬと言う顔をしている


「…うむ、昨日の事なのだか、一時保留でお願いするのである」


と言った。



「え?」

てっきりまた変な事をさせられるかと思ったミライは、肩透かしを食らった


「うむ、実はな。

なにやら魔物が活発化しているようで、これからすぐに任務に行かねばならんのだ。

暫くは忙しくなるのである!!

なので落ち着いたら椿の事をちゃんと相談させて欲しいのである」


と伊吹虎は申し訳なさそうに言う。



(活発化?そんなのアニメでは無かったのに……)



なんだか不安になるミライだった



結局伊吹虎はあの後すぐに西園寺を連れて行ってしまった。



〜〜〜〜



午後になってやっと二人が起きたので、

朝の事を相談する


「活発化ぁ?」

安藤が、首を傾げている。


「うん、アニメではそんな言葉無かったけど。ここは一応現実でもあるので、安藤さんはどう思いますか?」


「あー?まあ何年かに一度は有ったような気もするぜ?……。

あー、金田に一応調べさせとくから、あんま心配すんなよ」


安藤はミライの頭をポンポン叩く


余りにもミライの顔色が悪いからだ。


「……ありがとうございます。」


「大丈夫、園田さん?」


ツバサも不安そうだ。




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