閑話 ユアン・バラキンの初恋②
夜遅くに任務先へと着いた、今日はゆっくり休むよう言われ宿舎に行く。
大部屋の様だ。
後ろから名前を呼ばれてユアンは振り返った。
「よっ、久しぶりじゃん!!ユアンっちも中尉に言われて来たのか?」
ユアンの通う軍学校とは違い詰め襟の制服を来た
赤毛の少年が話しかけてきた。
彼は、都市部の軍学校に通っている
大通 彼方だ
ニット帽をかぶり、黒目の小さい三白眼をせわしなく動かしている
表情が豊かなので目つきの悪さは気にならない。
「やあ、久しぶり。彼方、そうだよ。
中尉に言われて来たんだ」
少し困ったようにユアンは笑う
「あれ?なになにぃ?今回の調査任務。あんまり乗り気じゃねーの?」
彼方は面白そうにユアンに言う
「ん。そうなるのかな」
「めっずらしぃー。なんかあった?
オレで良ければ話し聞くよーん?
話してみって」
ニコニコ彼方は言う
〜〜〜〜
「え!!マジで!!ユアンっちが恋って!!
ヤバいっしょ??
すげえ数の女が泣くぜぇ?」
目をまんまるくする彼方に
ユアンは苦笑する
「そうかな?」
「や、絶対そう!!へーどんな子なん?超気になるよオレ!!」
彼方が握りこぶしを作ってそう告げる
「あー、彼方。
どうしたら相手に好きになってもらえるかなぁ?」
「え!!しかもユアンっちの片思い的なヤツなわけ??!!」
すげーと彼方は目をキラキラさせている
ユアンは苦笑して
彼女、ミライの事を彼方に話すことにする。
「へー!!初恋で一目惚れとかやべー!!」
ユアンは出会って気持ちを自覚するまでの事を彼方へ話した
「ふふふ、自分でもびっくりだよ。
最初は可愛いとかよく分からなかったんだけどね。
今は何してても本当に凄く可愛く見えるんだ」
ユアンははにかむ
「へー、すっげ。めちゃ可愛いんだろな」
彼方も頬を染めている
「それに、彼女に頼まれるとなんでもしたくなるんだ。」
「へー!!どんな事頼まれんの?」
「雄っぱいを揉まれたり揉んだりだよ」
「えっ??!!おっぱいを!!揉んだり揉まれたり?!」
「うん。そうなんだ、彼女は雄っぱいが好きなんだって」
ユアンは心底幸せそうに微笑む
「へ、へぇー。でも、もうそんな関係なら別に好きとかどうとか言う問題じゃなくね?」
彼方は引いている
「え?どうして?」
ユアンが聞く
「え、だってさぁ、、」
彼方は顔を赤くしてモゴモゴしている
「それに、こないだは3人から土下座されていてね。凄く面白かったんだ。」
「土下座されてたのっ?!どういう事?」
「神様とか呼ばれたりもしてて、凄く面白い子なんだ」
ユアンはニコニコ言う
「え、土下座さして神って呼ばせてんのその子?」
彼方の顔色はドンドン悪くなる。
「それにご飯も美味しそうに食べてくれるんだ。
この間は20皿くらい食べてくれて嬉しかったな。」
「20皿っ!!!!????」
「ただ今日は彼女に泣かされちゃってね。
恥ずかしかったなぁ。」
ユアンは昼間の事を思い出して顔が赤くなる。
「泣かされっ!!!!!?????」
「そうだ、コレ‼彼女にそっくりなんだ。」
ユアンはコケシを取り出す
「へえ、どれどれ…………!!!!????」
もう彼方は倒れそうなくらい真っ青だ
「ふふふ、可愛いだろ?ニライって名前をつけたんだ」
ユアンはうっとりしている
「あ、悪いユアンっち、オレもう行くわ」
フラフラと走り去っていく彼方をユアンは不思議そうに見つめていた。
「う、うんおやすみ。話しを聞いてくれてありがとう。彼方」
大体合ってる




