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95話 二人がかり






志穂達と別れて、一人徘徊するミライだったが。


なんの成果も無かった


それどころかどんどん人も、減っていく


放課後になったのだ。





ベンチに座ってたそがれる


片手には缶ジュースで、哀愁が漂っている


「はあ、独りぼっちだ」


空は夕暮れ近く少しあかい


ふと視線を感じた気がして、目線をそちらにやると


ローブ男ミシェルが居た


木の影に隠れるように突っ立っている


(何してんだろう立ち○ョンかな?) 



ミライは下品だった。





しばらくミライが眺めていたら


ミシェルがこちらに向かってきた。


余りにもミライは暇だったので、


まあ相手してやっか、と気楽に構えていた。


「…………………」 

「……、、、、、」


何かモゴモゴ聞こえた


よく聞こえなかったミライは

とりあえず愛想笑いをする


「どーも」

にっこり


(どうせ逃げるんでしょーよ)


なーんて考えていた。


だが尚もモゴモゴ言っている。


「?」


しかしなにやら満足したのか、歩いて何処かへ行ってしまった。


「変態にすら置いてかれた」


しょんぼり


今のミライは孤独だった。




「帰るか、、、。」







〜〜〜〜





「あー、だいぶ避けれるようになってきたな。」

安藤がツバサに言う。



「うん、なんとかね」



竹刀をなんなくかわせるようになって来たのである。


「それに、意識的に行動すれば、余り疲れないんだ僕。

初めて気づいたよ!」


とツバサは嬉しそうだ。

実際汗だくの安藤に対して涼しい顔をしている


「はあ、マジチート?ってすげぇな」



安藤は関心したように言う。


「これならなんとかなりそうだね!」


「浮かれんなばーか。

こっちは身体強化無しなんだよ。」


セリフに反して安藤も嬉しそうだ。


「よし、ちょっと早いがもういいだろ。

おい、おっさんもこっち来い」



安藤が珍妙丸を呼ぶ



「よっしゃツバサ、これからは二人がかりで行くから、また死ぬ気で避けろよ?」


「うん!!頑張るよ!!」

 



その日道場は夜遅くまで電気が着いていた。




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