94話 ミライ神である
意気揚々と、出掛けたものの、
伊吹虎の姿は何処にも無かった。
そんなに都合よくはいかないのだ。
しょんぼり。
トボトボ歩いていると志穂と数人の女生徒が居た。
せっかくだから声をかけようと近づく
向こうも気づいてくれたようだ。
知らない女生徒がこう言った
「あ、ミライ神様。こんにちは」
ミライはズッコケた
ズコーッ
それから志穂にアイアンクローをしかけた
「ああ!!!痛いですのよ‼!!」
ギチギチギチ
クソ巨乳めっ!!!
周りの女生徒は引いてた。
落ち着いたので、挨拶することにする
「こんにちは、普通の園田ミライです」
「「「こ、こんにちは……普通の園田さん」」」
と返ってきた
それでよし!!
「何してたの?」
志穂に聞く
「今流行の、イケメン図鑑を見ていたのですわ。」
と志穂が言う
他の女生徒も頷いている。
イケメン図鑑とな?
確かに本の様な物を持っている
覗き込むときらびやかなイケメンがこっちに微笑みかけていた。
ほー。
なるほど
ちなみに女生徒は
ミレさん
ユリさん
ソラさんだ。
3人共ミライと似たような焦げた茶髪である
やはりモブゥ。
「1番イケメンってどの人?」
ランキングとかあるのかな?
と聞いてみた。
ソラさんが
「わたくしは、アルテ様ですわ!!」
と言う
彼女が開いたページには
金髪縦ロール、碧い目のベル○らに出て来そうな男が載っていた
まつ毛凄い
ユリさんは
「わたくしは、ミカエル王子殿下ですわぁ!!」
ピンクがかった金色の波打つ髪の
瞳もピンクの色っぽい美青年が載っていた
なんかエロい
ミレさんは
「わたくしはユアン様ですわぁ」
ユアンが微笑んでいた。
速攻閉じた。
(えー何これ!!ユアン載ってんの!!マジかよ)
ミライはパニックになった
しかし、そりゃそうか
イケメンだもの
と思い直した。
「へー、他にもうちの学校で載ってる人いるの?」
「いいえ、ユアン様だけですわ」
とミレが言う。
なんでも家柄も大事らしい
あと実際の人気投票で掲載が決まるそうだ。
「ふーん」
(ユアンってやっぱ人気なんだなー)
ミライはなんだかモヤモヤした




