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月の砂漠に星が降る  作者: 琴月
罪深き迷宮の章
6/7

三話

 果たして、緑色のそれ―――ダリスの尻尾は、カシムの部屋にあった。それも、部屋の隅に飾られた椰子の木の影になった壁に、だ。


「随分紛らわしいところに…」


 屋敷中を探しまわった徒労を思い出して、思わず苛立ちを含んだ言葉が出る。

 だがこれで外界との糸の場所がわかった。後はこれをどうにかして帰るだけだ。

 まずは引っ張ってみる。―――音沙汰なし。

 次に叩いてみる。―――はたはたと左右に振られる尻尾。

 痺れを切らして、思い切り引っ張ってみる。―――悲鳴が聞こえる程バタバタともがく尻尾。


「くっ、この役立たずめ!」


 シェイラは動きはするが、一向に壁から抜けようとしないダリスを罵倒した。唯一の希望だと思っていたのに、とんだ肩すかしだ。シェイラはダリスに頼ることを諦め、別の手段を考えなければならないようだった。

 だが、口惜しそうに歯噛みするシェイラを、不意に後ろから抱きすくめる者がいる。カシムだ。


「な…に、を」

「ライラの言いたいことはわかってるから、大丈夫だよ。…それを探しに来たっていうのは、口実でしょ?僕に逢いに来るための」

「違う、私は―――」

「そんなところも可愛いよ、ライラ…」


 ベッドに押し倒されて顔を寄せるカシムに、シェイラが青ざめた。そして、今更ながら気付く。部屋に探し物があるかもしれないという言葉は、カシムがシェイラをこの部屋へ招き入れるための誘い文句だったことを。言われた時に気付くべきだった。実際にダリスの尻尾はあったわけだが、これではここから脱出するどころか、もう二度と外界へ出ることは不可能になってしまう。

 身体を押すが、いくら華奢とは言えカシムも男だ。シェイラの力ではびくとも動かない。脚の間に身体を割り入れられて、いよいよシェイラの顔が蒼白になる。めちゃくちゃに腕を振ると、手に金属の冷たさが触れた。水差しだ。

 必死なシェイラには少しの迷いもなかった。勢いよくカシムの背に降り下ろす。


「ぐっ…」

「いい加減気付け、この馬鹿者!」


 素早くベッドから飛び降りると、壁を背にして水差しの取っ手を両手で握りしめる。声が震えていることを気取られたくなくて、力の限り声を張り上げた。


「お前は自分が餌にされていることもわからないのか!」

「ライラ…何を…?」

「ここは魂を捕えるための牢獄だ。…大方、人の道を踏み外した魔術師が、魂を集めるために作り出したんだろう。外から魂をこの世界へ呼びこんでは、逃げ出さないように心を絡め取ってな」

「外…から?」

「ここは、お前の世界でもなければ、私の世界でもない。作られた世界だ」

「作られた…」


 いまいち意味を理解できないカシムは、茫然とシェイラを見たまま動かない。

 そんな男の様子をよそに、シェイラは言葉を続けた。…ひとつの確信を以て。


「恐らくここへ連れてこられた女は、みんなこのライラとかいう女の姿に変えられるんだろう。最初は戸惑いもある。逃げようともする。…けれどやがて、女達は苦しみを忘れる。だってここにいれば、欲しいものは皆手に入るんだから。何より、お前という最高の恋人が傍にいるんだ」

「僕の、ライラは…」

「お前のライラは、恐らくもうとっくにこの世を去っているだろう。お前はその後、一体何人のライラに愛の言葉を語ったんだ…!?」


 そこまで言えば、十分だった。

 カシムの顔が、シェイラ以上に血の気を失い土気色に変わる。かくんと膝を折ると、力を失ったようにその場に崩れた。


「僕は…僕は」


 その時。

 ―――馬鹿め。傀儡として大人しくしていればいいものを。

 ぞっとするほど低く冷たい言葉が、辺りに響いた。音ではなく、頭の内をやすりで削られるように直接響いてくる声。シェイラは身を震わせるが、一方で期待をした。この声の主こそが、この世界の創造主。ならば、こいつを引っ張りだせばここから出ることも可能かもしれない。―――からくりは、もうとっくにバレているのだから。


「丁度いい。お前に会いたいと思っていたところなんだ」

「ほう?」


 シェイラの言葉に、声は随分と楽しそうだった。


「私をここから出せ。この男もだ」

「これはこれは。随分と面白いことを言う…」


 声は幾重にも反響していて、一体どこから発しているのかわからない。…いや、もしくは音を介して聞こえてきているのではないのかもしれない。なぜならここは、その声の主が作った箱庭なのだから。


「お前は、自分が何者か、未だ知られていないとでも思っているのか?」

「…どういう意味だ」

「精霊の魂は、人間のものよりもずっと力に満ち溢れている。―――それを知りながら、むざむざ手放す馬鹿はいまい?」

「だが私は、お前の目的もやり方も既に知っている。私を堕落させることは容易ではないぞ」

「それはどうかな…?」

「…なんだと」


 壁が、天井が。全ての物が陽炎のように揺らめきはじめる。


「その男に箱庭を作ってやったように、お前にもおあつらえ向きの箱庭を作ってやれば良い」


 ―――何、時間は腐るほどある。声は笑って言った。

 やがて周囲には、瞼を閉じたかのような漆黒の闇が訪れる。その中に、ふわりと一粒の白い光の粒子。それは見る見るうちに広がって、乳白色に淡く光る石の柱となった。真っ直ぐ天へとそびえたつと高い場所でドーム状に広がり、天井を形成する。今までいたはずのカシムの部屋は失われ、シェイラの目の前で今、新たな風景が作られようとしていた。

 美しい白に、微かな金が混じった大理石の床。窓を飾る美しい絹飾り。白銀に輝く壁の装飾。


「まさか…そんな…」


 シェイラの鼓動が速くなる。自分の目を、疑いたくなるような思い。

 それはまさしく、天高き場所にあると言われる精霊殿だった。人間が入ることは叶わないと言われる、精霊王が住む宮殿。見間違うはずがない。―――なぜなら、シェイラこそが、この宮殿の主だったのだから。

 シェイラは眩暈を覚えながらも、その景色から目が離せないでいた。

 懐かしい。恐ろしい。哀しい。切ない。様々な感情が混ざって、シェイラの心にどっと押し寄せた。噛みしめた歯の間から、荒い呼吸が漏れる。


「ここで、好きなだけ幸せに酔うといい」


 猫を撫でるような声に、シェイラは吐き気を覚えた。


「作り物の世界になど、興味は―――」

「嗚呼、そうだな。この宮殿に一人は寂しすぎる」


 ―――丁度いいところにいい魂がいた。

 その宣告を、シェイラは絶望の中で聞いた。

 陽炎が再びゆらめく。―――今度は人の形をして。

 シェイラはそこからどんな姿が現れるのか、想像がついていた。

 同時に、その姿形で何か言われたら…その眼差しで見つめられたら、きっと自分は逆らえない。そんな気もしていた。それほどその人物は、シェイラにとって絶対的な存在だった。

 男性にしては少し長い、艶やかな漆黒の髪。滑らかな飴色の肌。濃紺に銀をあしらったローブは、闇色の双眸を更に際立たせていた。ゆっくりと鮮明になってゆく輪郭に、シェイラは愛しさと苦しさで気が狂いそうになる。

 シェイラはそれ以上見ることができず、両の目を手で覆った。ほんの少したりとも心奪われてなるものか。そう決意して。

 ―――けれど。


「見るがいい…愛しい男の姿を」


 そう言われて、シェイラの心は震える。

 ―――耐えることができたのは、わずかな間だけだった。

 ゆっくりと目を開くと、シェイラの思い出そのままに変わらぬ姿で男がそこにいた。ただ一人、今でも愛して止まない彼の人の姿が。

 いけないと思いながらも、身体が逆らえなかった。

 その頬に一瞬でも触れたいと、シェイラは縋るように手を伸ばした。…伸ばしてしまった。

 それが自分の心を裏切る行為だと知っていても、シェイラは抑えることができなかった。なぜなら男は、シェイラが誰よりも逢いたいと願い、そして未来永劫、逢えないことが決まっている相手だったのだから。過去も今も、そして未来ですら変わらずシェイラの心を捕えていたのは、目の前の闇を映したようなその男、ただ一人だった。なのに、もう二度とその姿を見るは叶わない。

 どうして、手を伸ばさずにいられようか。

 けれど、彼の姿の中に入っている魂は、彼ではない。その事実がシェイラの心を業火のごとく焼いた。

 身体と心が、両極に引き裂かれる。

 ―――シェイラの心は苦しみに耐えられず、ついに爆ぜた。


「うあああああああああああああああ!!!!」


 喉が哀しみの音を震わせた。全身が白銀に染まる。シェイラの中に内包されていた力が溢れ、空間を白く染める。それはまるで星が生まれる時放つ爆発に匹敵するほどの、力の奔流だった。

 ピシッと音を立てて、空間に亀裂が入る。


「何…!?」


 声に、初めて焦りの色が混じる。

 当然だ。声はシェイラにそれほどの力があるなどと思っていなかったのだから。…そして彼女の記憶を紐解いた結果、そこに精霊殿の箱庭ができても、未だにそれは思っていたのである。シェイラが精霊殿に仕えていた下級の精霊だと。なぜなら基本的に精霊が精霊界の外へ出ることは、ありえない。人界にいるということは、すなわちなんらかの失態を犯して追放されたということだ。

 だからこそ、シェイラが自らの作った空間を崩壊させようとしても、その力で自らが消滅に追い込まれようとも、まだ愚かにも思っていたのである。何故か、と。

 溢れ出るシェイラの力は一向に収まらない。やがて空間を破壊し尽くした力の波動は、自身もコントロールできない程に膨らみ、暴走を始める。

 シェイラは光の中心で泣いていた。

 子供のように嗚咽を漏らして泣いていた。

 自分が心を許せるのは、彼の者ただ一人だと思っていた。けれど一方で、偽物でもいいと、一瞬でも思ってしまった。けれどそれら全てを押し流す、哀しみという巨大な津波。

 ―――彼の人がいない。

 この世界のどこかにはいるけれど、もう二度とその姿には逢えない。

 生きてさえいればいいと思っていた時もあった。彼が幸せになればそれでいいと。

 けれどそんなのは詭弁だ。本当は寂しくて哀しくて気が狂いそうだった。

 ―――人の世に堕ちてから今まで、ずっと…!


「イザーク…!」


 こらえきれず、名を呼んだ。

 助けてくれなくていい。この場へ来なくていい。

 ただ、自分の呼ぶ声を聞いてほしい。

 逃げ出した身でこんなこと言えない。けれど今でも私の心は、こんなにもお前に捕われたまま。傷は永遠に癒えず、じくじくと血を流している。この心を、一体どうすれば―――。


「イザァァァアク!」


 パシッ。

 ふいに腕を掴まれて、ぎくりとシェイラの身体が強張った。

 恐る恐るその先を見ると、あの声が呼びだした男の姿がそこにあった。…誰よりも愛しい姿が。

 漆黒の瞳に真っ直ぐ射抜かれて、シェイラは動転する。見た目が同じでも、その魂は違っているのだ。だから拒絶しなくてはならない。なぜなら、私の心を奪っていいのは、


「あいつだけだ…。私の心は生涯あいつだけのものだ…っ、お前なんかに、渡せる、ものか…」


 シェイラは男の手を振りほどこうとして、逆に抱きしめられた。頤に手をかけられ、顔がのけぞる。無理やり顔を向き合わせられて、涙が出そうになった。

 いやだ。こんなの、どうしたって許せない。

 けれど、


「―――落ち着け、シェイルドゥーラ」


 口元の動きを読んだ瞬間、頭が真っ白になった。

 目を疑う。

 今、この男は…なんと言った?

 茫然と男の瞳を見つめる。男は少しの哀しさを滲ませながらも、シェイラを安堵させるかのように優しく微笑んだ。


「お前の気高き魂は、こんなことでは穢れないよ。愛しい私の舞姫…だから…どうか、ちか、ら、を」


 声が急に遠いものに感じられる。見ると褐色だった自らの肌の色が。自らの姿が、元へ戻ろうとしている。シェイラは、この空間が…織りなした呪の檻が、崩壊しようとしていることに気付いた。

 他ならぬ自らの力が暴走を始めている。慌てて力を制御しようと、シェイラは魂の形を心に描いた。今シェイラの心は怒りと悲しみで赤く染まっている。ゆっくりと深呼吸した。心に今から描くのは、穏やかな月の色。天空に浮かぶ、気高き白銀の光。

 抱きしめる力強い腕を感じて、心が落ち着きを取り戻してゆく。もはやシェイラは男の腕を振りほどこうとはしなかった。

 荒れ狂っていた嵐のような奔流が、徐々に収まってゆく。

 やがて静まった虚空の中で、シェイラだけが光の結晶のように煌めいていた。

 温かい腕に抱かれ、穏やかな表情で―――。



 ***



 静かな夜の闇に、星が浮かぶ。

 シェイラは意識を取り戻すと、パチパチと瞬きをした。周囲を見渡すと、たくさんの破れた紙の破片が散らばっている。穏やかな風がそよぐ懐かしいオアシス。草木の匂い。そして、顔の横に触れると凹凸のない、いつもの形。耳のないことで無事戻ってこられたのだという実感が湧いて、シェイラは安堵のため息を漏らした。黒狼は相変わらず隣で呑気に寝ていた。きっとシェイラが本に取りこまれてから、ずっとこの場所で寝ていたのだろう。それを想像して、思わず笑った。

 どうやら本は木端微塵に吹き飛んだらしかった。すぐ近くで、ダリスが仰向けに転がっていなければ、夢でも見ていたかと疑う程、オアシスの夜はいつもと変わらない。

 ―――けれど。


(夢…だった、のか?)


 あの空間にいた最後の瞬間。

 何か大切なことがあった気がした。

 けれど、力が暴走した辺りの事が、シェイラにはどうやっても思い出せなかった。

 もどかしい気持ちだけが空回りする。

 嗚呼、そうだ。シェイラは思いついた。ダリスに聞けば何かわかるかもしれない。

 シェイラはひっくり返っている魔物を指でつついた。尻尾も無事だったらしく、白い腹の下には、まるでおたまじゃくしのように緑色のしっぽがついている。


「おい、ダリス。起きろ」


 お腹をぷにぷにと押すと、やがてうーんとカエルの口がうめき声をあげた。ぴくぴくと四本の指が動く。


「ダリス。―――また私に、押しつぶされたいか」

「ヒィ!」


 カエルがシェイラよりも高くジャンプした。

 それを見てシェイラが笑う。


「ひどいですよ、そんな言い方!」

「お前の尻尾が役に立たなかった罰だ」

「嗚呼、あれはホントー…ッに痛かったです…」


 ダリスは思い出したように尻尾を手で撫でて、


「基本的にああいう意図で作られた本は、中に入ることはできても外には出られないようになっているんです」

「そうなのか」


 ダリスはそうなんです、と頷いた。


「だから、シェイラさんが本そのものを壊さなければ、まぁ出ることはできませんでしたね」

「…。それなんだが…やっぱり私が本を壊したんだよな?」

「ですよ?そのおかげで、私が狙ってた魂は木端微塵。ぜーんぶ散らばっていっちゃいましたけどね!ハハッ!」

「…す、すまない」

「いえいえ、気にしないでください」


 嬉しくも哀しそうな目で、ダリスはトホホと呟いた。


「でもまぁ、この魂だけはかろうじて手に入りましたし…今回はよしとします」

「魂?」

「捕えられていた男の魂ですよ」

「カシム…か」


 シェイラはカシムを思い出した。ライラへの一途な思いを利用された、愚かしくも哀れな魂。


「それ、天へ帰してやってはくれないか」

「んん…まぁ、仕方ないですね」


 もう少し渋ると思ったのだが、ダリスはあっさりとそれを承諾した。


「いいのか?それ以外今回は何も収穫がないんだろう?」

「シェイラさんこそ、自分から言っておいて『いいのか?』も何もないもんです」

「それはそうだが…、悪いな」

「また呪われた道具を手に入れたら声かけてください。あっ、呪いたい相手とかでもいいですよ!シェイラさんなら破格のお値段で…ぷきゅるっ」


 ダリスの言葉はシェイラの両手に挟まれ、無残にも潰える。

 そうやってなんどもつぶさないでくださいと文句を言う愛嬌ある魔物に、シェイラは笑った。



***



「なぁ」


 今夜はこれ以上本を読む気になれず、積み重ねた本を洞窟へ運ぼうとして。やはりどうしても気になってシェイラはダリスの方を振り返った。カエルはシェイラが残した菓子の残りを、今のうちにと口いっぱいに頬張りながら、はい?と答える。


「カシムの魂以外に、この辺りに男の魂がいなかったか?」


 だが、シェイラの質問にダリスはいませんでしたよ、となんの澱みもなく答えた。


「他の魂同様、散らばっていっちゃったんじゃないですかね?」

「そうか…」

「…そのカシムとかいう男以外に、本の中で誰かに会ったんですか?」

「…」


 シェイラはしばらく思い悩むように考えた末…、


「いや、なんとなくそんな気がしただけだ」


 そう言って、積み上げられた本を持ち直した。

 やがてシェイラの姿が遠く木々の影に見えなくなると、ダリスはぽつりと呟いた。


「―――これでよろしかったのですか?」


 ざざ…ぁっと風がそよぐ。

 辺りに散った紙片が、天高く舞い上がった。


「御自分のことを、シェイラさんにおっしゃらなくても」


 かまわん…と静かに声が言った。こうして彼女を近くで見守っているだけで十分だ、と。


「ですが…」

「闇は月の守り人。月が穏やかでいられるならば、それ以上の望みはない」

「……思わず本に飛び込むくらい愛してるのに、欲のないことですねぇ」


 声は満足気に低く唸ると、やがて穏やかな寝息を立てはじめた。

 空を見上げると、そこにはビロードのような漆黒の闇に浮かぶ美しい真珠の姿。その傍に二つ目の月が見えたような気がして、ダリスは目を擦った。

 オアシスに穏やかな風が流れる。

 闇の吐息を乗せた優しい風が―――。

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