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幕間 設定公開・片岡絵麻と片岡朱音

 月に一度の令和ダンジョン設定公開。

 今回は主人公である片岡君の妹、片岡絵麻と片岡朱音の二人です。


 相変わらず本編にはあまり関係ないので、読み物としてお楽しみください。

 

 修羅の五月が終わったので更新を再開してとりあえず次章の頭まで書く予定です。

 エタってはおらんぞ

二人とも15歳。高校一年生。

 現在は片岡君と同じく都立荻久保西高校に在籍しています。


 絵麻は身長165センチ弱。

 ショートボブの黒髪と長身でボーイッシュな雰囲気ですが割とグラマーなスタイルです。

 外でスポーツすることが多いのでほんのり日焼けしています。


 朱音は身長155センチほど。

 長めの黒髪で華奢な感じの美少女です。ファッションも落ち着いたものを好むので、おしとやかな雰囲気を漂わせています。

 二人の見た目に関しては正反対に近い感じです。


 絵麻は片岡の父親の親友の娘です。

 事故で全員が死亡したときに相手の親族で引き取り手が無かったため引き取りました。


 1歳ごろの話なのでその後は兄妹姉妹同然に育ちました。

 当人たちにその頃の記憶はあまりありませんが、その事実は知っています。

 少しだけですが絵麻の方が年上なことや身長が高いこと、活動的な性格なので姉のようにふるまっています。



 絵麻の能力は周囲の魔素を引き寄せ収束するというものです。

 これはかなり特殊な能力で、この能力を持つと確認されているものは極めて希少です。


 単独での戦闘力は皆無ですが、集めた魔素を他者に供給することによりその能力を強化したり、殆ど魔素を消費すること無く魔法などを使うことが出来ます。

 収束した魔素を分け与えることによって、消耗した魔素の回復を行うこともできます。


 乙類のような武器を作り出すタイプの強化については限定的です。これは武器を作り出した時点で武器の性能は確定してるからです。

 片岡の風や漆師葉の影とかの武器の特殊能力の強化はできます。


 現時点では極めて近距離の相手にしか魔素を供給できません。

 このため、片岡等のような動き回る中衛タイプとは相性が悪いのですが、檜村や七奈瀬のような動かずに高火力の遠距離攻撃を放つ砲台型の魔法使いとは相性がいい能力です。


 ちなみに魔素を渡す相手との相性が効果にかなり影響します。

 要は絵麻の好き嫌いに効果がかなり左右されます。


 使いこなせば、敵の周りの魔素を引き寄せることにより魔素が薄い状態を作り出し、敵の攻撃を弱体化させることもできます。

 ただし彼女にはまだそこまでの力はありません。

 

 この能力は、かつては依代などと言われて人柱や生贄などに使われたり、一方で神の巫女のように扱われました。

 能力が特殊であり新宿系に狙われている節があるので、魔討士協会は資格の認定をしていません。


 ミーハーで明るい性格で、気が強そうに見えますが、深層心理に親を失ったときの恐怖があるため割と怖がりです。

 また、兄妹二人と血がつながっていないことや、乙類上位の片岡やレアな回復術師である朱音に対して、自分は直接は戦えないことや守られてばかりいることに密かにコンプレックスを感じていました。


 今は七奈瀬とは恋人のような戦友のような関係となっています。

 家族を失った孤独や復讐心に苛まれる彼に寄り添ってともに戦うことで、絵麻自身も癒されている部分もあります。


 趣味はスケボーやインラインスケートのようなエクストリームスポーツとホラー映画を見ること。

 運動神経は良く体を動かすのは好きな反面、かなり不器用なため球技とかの複雑な競技は苦手としています。



 朱音の能力は回復魔法と結界の展開です。


 回復魔法は傷を癒すというシンプルなものです。

 多少離れたところ相手や同時に複数を回復させることもできますが、離れたり複数を回復させると効果は下がります。


 実は毒とかのようないわゆる状態異常の解除も出来るのですが、今は使いこなせていません。

 実戦経験が少ないこともあり、まだ能力的には発展途上です。

 

 結界は半径5メートルほどの球状の防御壁を作り出すというものです。

 防御と同時に姿を隠す効果もあり、籠城用というか緊急避難的な能力です。

 使用中は基本的には結界の維持に集中しなくてはいけないため、他の事はあまりできなくなります。


 回復魔法使いは非常にまれであるため、魔討士協会は優先的に資格を与えています。

 こんな経緯もあり、すでに有資格者で丁9位です。


 若干ブラコン気味です。

 成績は抜群に優秀でもっと上の高校にも行けたのですが、あえて片岡君と同じ学校に入学しました。

 

 学校の魔討士サークルである放課後退魔倶楽部に所属して定着ダンジョンで少しづつですが経験を積んでいます。

 早く実戦経験を積んで片岡君と一緒に戦いたいとか思っています。

 

 優しく控えめな性格ですが芯は強く、修羅場でも落ち着きを見せます。

 銀座で絵麻と二人でダンジョンの奥に引き込まれた時は、怯える絵麻を守って結界を使って片岡たちが駆けつけるまでの時間を稼いでいました。

 

 趣味はファッションと読書、絵麻と一緒に遊びに行くこと。

 落ち着いた服装から可愛い感じのものまでいろんな服を持っています。

 絵麻の服のコーディネートをして着せ替えして楽しんでいたりします。

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